こんにちは、dotto(
@22dotton)です。
5⽉24,25⽇に幕張で開催されたDMGP2025-1st。
今回のGPは多忙に加え、⼀週間前にDTLで別レギュレーションである【異次元の超獣使い限定戦-バトルステージ-】を⾏っていた影響でGPに向けて満⾜いく調整時間が取れないことが確定していた⼤会だったので、
過去に参加したGPの中でも難しいトーナメントになることが分かっていました。とはいえ
時間が取れないなら取れないなりの戦い⽅というものが⾃分の中にはあるので、それほど悲観的にはなっていません。
DMPランキングで全国⼤会の権利を⼊⼿する予定のない⾃分としては、なにがなんでも勝ちたい⼤会でもあります。前を向かないといけません。昨年3位になった会場なので印象⾃体もいいのでね。目次
▪️1⽇⽬アドバンス
▪️使⽤デッキ:5cバロム
▪️2⽇⽬オリジナル
▪️使⽤デッキ:クローシスジャオウガ
▪️おわりに
1⽇⽬アドバンス
メタゲーム考察
⼤会1週間前時点で仮想敵としていたのは、
⼤会前に最強という声が多かった【天⾨】、⼈気の【モルトドリーム】、使いやすい【バクオンソー】の3つのデッキタイプ。これらに対して有利にゲームを進めやすいのは【ファイアーバード】だと思っていたため、
最初の段階では【ファイアーバード】を使⽤する⽅向で考えていました。【ファイアーバード】を想定対⾯として加えた場合は【ゼナーク】も取れる範囲としては優秀であり、友⼈が作った【5cバロム】もより⺟数の多そうな【天⾨】と【モルトドリーム】に対して⾼い勝率を誇り、構築が相⼿にとって読みにくく対応が難しそうだったため
考察過程で3択になっていました。
この中で⼀番最初に選択肢として消えたのは【ゼナーク】。
メタを回しすぎ感が否めず相⼿の構築によって裏⽬を引きやすく、
リスクリターンを考えてプレイするのがかなり⾼度な駆け引きになってしまい勝ち切るのは難しいと判断。【ファイアーバード】と【5cバロム】のどちらを選択するかは正直難しかったですが、【ファイアーバード】を使⽤する上で【シータモルトドリーム】の存在がやや気がかりで⻑い試合を戦う上でムラが発⽣する【ファイアーバード】というデッキを信⽤しづらい部分があったため、
最終的には【5cバロム】を使⽤することにしました。使⽤デッキ:5cバロム
対戦結果
①シータドリーム 後攻〇
②黒緑ワルドバロム 後攻✕
③5cワルドバロム 先攻✕
④5cワルドバロム 先攻〇
⑤4cドリーム 先攻〇
⑥黒単ゼーロ 後攻✕
3-3
対戦内容
・①【シータドリーム】〇お互いに3ターンスタート、
《五番⿓レイクポーチャーParZero》の返しに
《爆霊魔タイガニトロ》を当ててゲームは優勢。
《時の法皇ミラダンテXII》で詰められるも
《真気楼と誠偽感の決断》で凌いで
《魔令嬢バロメアレディ》に繋げてGG。
・
②【黒緑ワルドバロム】✕後⼿3
《混沌の獅⼦デスライガー/カオス‧チャージャー》に対してブンブンに回された後の先4
《悪魔⿓ダークマスターズ》を当てられてワンサイドゲームに。
なんとか
《魔令嬢バロメアレディ》が返しに当たらなければゲームになる展開に持っていくも
《混沌の獅⼦デスライガー/カオス‧チャージャー》から
《魔令嬢バロメアレディ》回収されてGG。
・③【5cワルドバロム】✕後⼿2
《FORBIDDENSUNRISE〜禁断の夜明け〜》から綺麗に⾊を作られながらゲームを進められたためイソレイト構築徒競⾛で劣勢に。
仕⽅ないので
《終焉の禁断ドルマゲドンX/FORBIDDENSTAR-世界最後の⽇-》で相⼿のイソレイトのパーツを封印してゲームを有利に進めようとするもハンドレスから相⼿のトップが連続して強いターンが続いてしまって時間切れ投了。
・④【5cワルドバロム】〇こちらの引きが⼀⽅的に強かったため
《悪魔世界ワルドバロム》を絡めつつ先に殴って勝ち。
・⑤【4cドリーム】〇《魔令嬢バロメアレディ》を2ターン連続でプレイすることができたので
《超時空ストームG‧XX/超覚醒ラスト‧ストームXX》を構築して勝ち。
・⑥【黒単ゼーロ】✕先3では負けなかったのでお祈り後⼿3
《邪⽖の魔法陣》を相⼿に当ててみるも先4で負け。
振り返り
引きの差を感じる部分はありましたがそれよりも
同系統のデッキに当たりすぎたのはよくありませんでした。
GP前にアドバンスの⼤会結果があまり出回らない中、
直前に【バロム】だけが少し⽬⽴っていたのは気になってはいましたがそこは注視すべきだったのかなと思います。
【バロム】を想定対⾯に加えるなら【ファイアーバード】の⽅がより分は良いです。それに加えて【5cバロム】という選択は【ファイアーバード】に⽐べて想定している対戦相⼿のレベルを落として⾒ているため、
やや照準を⾒誤った感はあります。2⽇⽬オリジナル
メタゲーム考察
想定対⾯は【ファイアーバード】、【ドリームメイト】、【4cペテンバース】、【ボルシャックドリーム】の4つに加えて【⻘⽩ライオネル】の計5つのデッキタイプ。この環境で注意しなければならないのは
【ファイアーバード】はオリジナル環境でトップの成績こそ残しているものの、アドバンス環境に⽐べてオリジナル環境では通りが悪いこと。CSの⼊賞結果は⺟数のゴリ押しであることを念頭に置く必要があり、メタゲームの中⼼にいる【ファイアーバード】は他のデッキから⾒られている側、
今回⾒るべき対⾯の中で【ファイアーバード】が"ほとんどのプレイヤーの共通認識"でしっかりと有利だと⾔えるのは【ボルシャックドリーム】"のみ"です。5割前後もしくは5~6割対⾯が続くことが想定されるので勝ち切るのは困難、どんなにうまい【ファイアーバード】使いであっても対⾯には
"環境トップの【ファイアーバード】"が待ち構えています。
想定対⾯に対して
有利にゲームを進められるポテンシャルがあるのは【クローシスジャオウガ】しかないと考えていたので基本1択、もう少しレベルを下げてみるなら【⻘⽩ライオネル】もありかなと思いましたが同型は嫌なので択としては弱いです。
調整時間はアドバンスに要していたのでオリジナルにあまり時間を使うことはできていませんでしたが、
現環境が「ハンデスの通りがとても良いこと」は把握していたので構築の⽅向性は元から決まっていました。個⼈的に評価が⾼かった
《洗打の妖精》採⽤の有無の検証が⾜りていなかったため、その点は前⽇に【ファイアーバード】対⾯と意識して検証を⾏い、ゲームに与える影響が限定的な部分があったので
調整中に話題に上がっていた《異端流しオニカマス》に変更。この変更が功を奏し、
《異端流しオニカマス》(選ばれない)+
《⾶ベル津バサ【曲津⾵】》(ジャストダイバー)の盤⾯が形成されるとコスト踏み倒しとメクレイドの両⽅に牽制ができるようになっているため詰み盤⾯が作りやすくなっています。
オリジナルに関してはデッキ選択にかなり⾃信があったので選択で揺れている友⼈には【クローシスジャオウガ】を勧めていました。使⽤デッキ:クローシスジャオウガ
対戦結果
①不戦勝 〇
②⻘⽩ライオネル 後攻〇
③ファイアーバード 先攻〇
④クローシスジャオウガ 後攻✕
⑤ドリームメイト 後攻〇
⑥ボルシャックドリーム 後攻✕
⑦アカシックフィオナ 後攻✕
4-3
対戦内容
・①【不戦勝】
通路側で運営席にとても近い席だったので
関係者の⽬線がとても気になった。・②【⻘⽩ライオネル】〇メタとハンデスが刺さって勝ち。
・③【ファイアーバード】〇先2
《異端流しオニカマス》からハンデスに繋げて⼀⽅的な展開になり勝ち。
・④【クローシスジャオウガ】✕後攻+ハンドが⽔単⾊のカードばかりで固まってしまいリソースカードもほとんど無く序盤から劣勢に。
《⾶翔⿓5000VT》を引いてる枚数でも負けて
《⿁ヶ覇覇覇ジャオウガ》も引けずに相⼿の
《⿁ヶ覇覇覇ジャオウガ》に殴られて
《アーテル‧ゴルギーニ》が⼭から降ってきて負け。
・⑤【ドリームメイト】〇多⾊事故気味だったので2コスはマナ置き⽤と割り切って3t
《冥⼟⼈形ヴァミリア‧バレル》⇒4t
《⾶翔⿓5000VT》で勝ちを狙う⽅針に。先3
《森夢のイザナイメイ様》からゲームを作られるも先4でゲームを破壊されることは無かったので
《⾶翔⿓5000VT》から
《⿁ヶ覇覇覇ジャオウガ》まで繋げて勝ち。
・⑥【ボルシャックドリーム】✕2コスのメタクリなし、ハンデスでゲームを作るしかない展開の中
《魂の呼び声》を打たれてゲームが半壊。ハンデス⾃体は刺さっていたので捲りが弱い+
《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》を踏めば返せる盤⾯にだけするも捲りが強くて負け。
・⑦【アカシックフィオナ】✕《飛ベル津バサ「曲通風」》ありハンデスなしの展開。先4
《森夢⿓フィオナ‧フォレスト》⇒
《完全⽔中要塞アカシック3》⇒
《地⿓神の魔陣》の1枚チェックから
《ドンドン⽔撒くナウ》が捲れて負け。
振り返り
「ハンデス+メタ」が強いというメタゲーム⾃体は正確に捉えていたためその点の反省はなし、負け試合もどうしようもない展開。
構築に関してはもう少し詰められる部分はあったと終わってから思いましたが、そこを変えていても⼊れ替え想定の枠がゲームに絡んでいないため結果は変わっていません。
時間が取れなかった中でも他のプレイヤーに⽐べて
今回は100点に近い選択をできたと振り返っても思いますし⾃信があります。前⽇に【クローシスジャオウガ】について意⾒交換をしていた
りっきー君の結果が全てです。
惜しくも3位でしたが
準決勝の試合展開は紙⼀重の名試合。後々カバレージが上がることでその内容もわかると思いますが【クローシスジャオウガ】の優勝も⼗分あり得たでしょう。
デュエチューブ公式ch.より
そもそも【クローシスジャオウガ】は
DTL後期第3節にて⾃⾝がお披露⽬したアーキタイプで、その後りっきー君が独⾃のチューニングを⾏い⼤会で勝ち続けることで環境で認識されるようになったデッキです。
デッキ⾃体に⼤きなポテンシャルはありながら過⼩評価され⼤きな成績を挙げることができていなかった【クローシスジャオウガ】にGP3位という称号ではありますが、その⼀端を担えたのは喜ばしいです。おわりに
今⼤会で⾃⾝の結果は振るいませんでしたが全国⼤会の権利も欲しいので、次回の⼤型⼤会では⾃分⾃⾝が勝てるようまたしっかりとした準備を⾏いたいと思います。
これは余談ですがDMGPは昨今、
幕張⇒愛知⇒幕張⇒愛知 と順番に開催しています。
なのでルーティンとして順番に訪れることになるわけですが、
この間ファンフェスティバルが幕張で開催された影響で今回のDMGPは愛知と勝⼿に脳内処理されてた時期(1週間前)がありました。ホテルをほかの⼈に取ってもらっていたというのも影響していると思いますが
、⻑距離移動が多いせいで頭がバグっちゃってます。