こんにちは、
dottoです。
今年も3⽉21⽇に全国⼤会2025に出場しましたので、今回はその調整過程をそれぞれ振り返ります。
目次
▪️メタゲーム考察(アドバンス)
▪️アドバンス使⽤デッキ:【⾚緑超次元】
▪️メタゲーム考察(オリジナル)
▪️オリジナル使⽤デッキ:【リースドギラゴン王道】
▪️⼤会結果
▪️振り返り
▪️終わりに
メタゲーム考察(アドバンス)
全国⼤会前のアドバンス環境の構図は、
①対応⼒の⾼い環境トップの【ゴルギーオージャー】
②⽴ち位置の良い【ドリームメイト】
③対策すれば勝てるが対策しないと勝てない害悪の【ラッキーダーツ】
④ダーツを諦めれば強い【バイク】
⑤その他《流星のガイアッシュ・カイザー》や《とこしえの超人》等のアドバンス環境で強いメタカードを採⽤できるメタ側のデッキ
と⾔った構図で勝ちたいのは①②③の
【ゴルギーオージャー】【ドリームメイト】【ラッキーダーツ】の3つ【ゴルギーオージャー】をもし使う側になるのであれば対策される側になってしまうのですが、その点において⼤きな問題があり、オリジナルよりも弱点が多いということ。まず【バイク】が⾟い、そして
《頂上連結ロッド・ゾージア5th》もオリジナルよりアドバンスの⽅が使いやすいため【4cテレポート】が重く、
《千両力士多禍の泥粋/大感動!ディス・イズ・大横綱》で⼿札に⼲渉されながらゲームを作られる展開もやや重いためそれほど魅⼒を感じません。
使うのであれば
《刀志猫のプワソン》を採⽤すると【ドリームメイト】対⾯が重くなってしまうため、
オリジナル環境同様に《巨魔天アオフェシー》を採⽤した型が安牌。【ドリームメイト】に関しては《刀志猫のプワソン》を採⽤した【ゴルギーオージャー】には⽐較的強く⽴ち回れ、《巨魔天アオフェシー》の採⽤率が落ちているのは追い⾵。《刀志猫のプワソン》or
《光夢龍フィオナ・フォレスト》からの
《PP-「P」》で
《流星のガイアッシュ・カイザー》にも耐性はある...
ただ【ラッキーダーツ】の影響で⼩型のメタクリーチャーが多くなる可能性がある環境の煽りは受けやすいのでメタが回る全国環境では少し危険。【ラッキーダーツ】は《ラッキー・ダーツ》or《ロジック・サークル》を引けば⼤体勝てるものの、今回のお題デッキのようなものでありながら対策されると負けやすい時点でOUT。《流星のガイアッシュ・カイザー》や
《とこしえの超人》等を4投されるだけで5割前後負けてしまいます。
今回の全国⼤会で使うのはあり得ない。そして【バイク】ですが...①②③の【ゴルギーオージャー】【ドリームメイト】【ラッキーダーツ】と⽐べると⼀番良い選択です。お題デッキの⼀つである【ラッキーダーツ】に弱いのは致命的ですが、環境を⾒渡した時に
主要デッキの中には不利対⾯が他にないため勝率は⼀番出せる可能性があります。
しかしながら、【ラッキーダーツ】対⾯を諦めないといけない...。諦めるには全国参加者を信⽤しないといけない...全国⼤会参加者と⾔っても⾊々なプレイヤーがいるので全員が全員時間を取って調整しているわけでもなく、全員が理解度が⾼い訳ではありません…。
そんな訳ないと思う⽅もいるかもしれませんが...2024年であれば【ラッカバクオンソー】の⽅が強いにも関わらず【⾚⻘バクオンソー】を使うプレイヤーが多数いましたし、毎年⼀定数そういうプレイヤーは存在します。
違いがあるとすれば【バクオンソー】よりも【ラッキーダーツ】の⽅がデッキの⽋陥に気づきやすい可能性があるところです。その他のメタ系のデッキの筆頭は
【4cテレポート】、⺟数の増えそうな【ドリームメイト】に対してあまり勝てるわけでもなく、⾊基板が終わっているので必要なカードをマナに置いて再度その必要なカードを上から引いてくることを祈るようなプレイを毎回⾏わないといけないため安定性が無く、
かなり不安定です。【ダーバンデ】は【ラッキーダーツ】には勝てる殴るデッキですが、その他の上位デッキに対する勝率がイマイチ、【アナボウダン】や【シャングリラ】に関しては肝⼼の【ゴルギーオージャー】に不利...。
【ドロマー邪眼帝】は相⼿が下⼿であれば勝率が上がりますが、全国レベルを想定するとほとんどの対⾯が4~5割で⻑所が少ない、序盤のハンドの細さ、特定のカードへの依存度がマイナスポイント。
①②③の【ゴルギーオージャー】【ドリームメイト】【ラッキーダーツ】の3つに対してちゃんと有利なデッキは既存の環境デッキの中には構築を余程⼯夫しない限りない...。【ラッキーダーツ】を切った【バイク】に気持ちが偏りそうになりながらも⾊々と試していく過程で
友⼈の25が拾ってきた【⾚緑ギャラクシー】をチューニングした【⾚緑超次元】が【ゴルギーオージャー】【ドリームメイト】【ラッキーダーツ】の3つに勝てるデッキになりました。
この【⾚緑超次元】、ほとんどの対⾯をプレイングや先⼿後⼿でどうにかできるのですが、【⾚黒バイク】対⾯のみはどうやっても不利対⾯になってしまうので、
⾃分の妥協点で考えていた【⾚黒バイク】のところで思考を⽌めたor結論付けたプレイヤーと当たるのだけは避けたい選択肢です。
アドバンス使⽤デッキ:【⾚緑超次元】
メタゲーム考察(オリジナル)
オリジナル環境は「パンドラウォーズ」の影響は少ないものの、
新殿堂の影響をアドバンス環境よりも⼤きく受けておりの構図は
①環境トップの⼤安定【ゴルギーオージャー】
②アドバンスよりは劣るが⾼速EXWINの【ドリームメイト】
③殴るデッキの筆頭【Bande】
④ループデッキの⼀番⼿【創世⻯ループ】
⑤カウンターの【創世⻯ループ】
⑥ゾージアが使える【4cアルファ】や【ドギラゴン王道】
⑦その他
アドバンス環境と⽐べてかなりの雑多環境で明確なのは【ゴルギーオージャー】が最強であり、環境のポジションとして対抗できるようなデッキがオリジナルには無いこと。そのためデッキ選択をする上でどちらかを選ぶ必要性があります。
「【ゴルギーオージャー】を使う」
or
「【ゴルギーオージャー】に勝てるデッキを使う」前者を選ぶならば環境を⾒渡して【ゴルギーオージャー】が意識されてもなお全体的に勝率が良いかどうか...。
【ゴルギーオージャー】は安定感と対応⼒はあれど、速度と受け性能に優れている訳ではないのでワントップとして意識された環境で勝ち抜く力はあるとは思えません。
先攻ゲーになってしまう対⾯も多く、アドバンス同様に
《頂上連結ロッド・ゾージア5th》が重い。
「【ゴルギーオージャー】を使う」という選択肢は危険と判断して選択肢は後者へ。⼀番最初に候補デッキになったのは【創世竜ループ】。【創世⻯ループ】はキルターンのレンジがわかりにくく、受けが堅いのでカウンターループも狙いやすいのが強みです。
【ゴルギーオージャー】に対して互⾓に戦えて【ドリームメイト】に対しても互⾓以上に戦うこともできます。
なんと⾔っても流⾏りのメタである《頂上連結ロッド・ゾージア5th》や《一音の妖精》に対しても⼀定の耐性があるのも良い点。ただ、【ゴルギーオージャー】が最⼤⺟数と想定した環境だと特段秀でた勝率が出せるかは怪しいデッキではあります。
最初回しているうちは【創世⻯ループ】に勝ちが偏っていましたが回数を重ねると【ゴルギーオージャー】が取り返し最終的には先攻ゲーの五割対⾯。
「【ゴルギーオージャー】に勝てるデッキを使う」からは逸れてしまうので⼀旦他の選択肢を探すことに。
他の選択肢だと【ゴルギーオージャー】に対して勝ち越せ、メタを更に回していくなら【デアリバイク】という選択もありますが、【ゴルギーオージャー】に勝ち越せるだけで勝率は⾼くない上に【ドリームメイト】に対して⼤きく不利を取ってしまうため流⽯に考えすぎなためこれも無し。
最終的に
「【ゴルギーオージャー】に勝てるデッキを使う」というコンセプトに⼀番合致している「⑥ゾージアが使える【4cアルファ】や【ドギラゴン王道】」が無難という考えになり、【4cアルファ】よりも動きに速度と安定感のある
【ドギラゴン王道】にすることに。
速度の速いワンショット系にはあまり当たりたくはありませんが、メタゲームの⽴ち位置は悪くありません。
元のデッキは
◆ドラ焼きが提案、調整してくれたものです。
オリジナル使⽤デッキ:【リースドギラゴン王道】
⼤会結果
■アドバンス
①【ダーバンデ】(後攻)✕
②【ゴルギー】(後攻)〇
③【ドリメ】(先攻)〇
④【邪眼帝】(先攻)✕
■オリジナル
⑤【ゴルギー】(先攻)〇
⑥【クローシスアビス】(先攻)〇
⑦【4cアルファ】(先攻)✕
⑧【ドリメ】(先攻)✕
対戦内容:アドバンス
①【ダーバンデ】(後攻)✕
超次元を⾒て先攻ゲーの【ダーバンデ】対⾯を確信するもじゃんけん負けで後攻スタート。
初⼿6枚がメタクリ3体とGGGの3体(多⾊2枚)の超事故ハンドで取れる選択肢が細く、こちらが仕⽅なく取ったゲームプランと噛み合わない返しを先攻3ターン⽬にされて負け。
②【ゴルギー】(後攻)〇
《とこしえの超人》で相⼿の
《アシダケ・テレポートホール》が⽌まって
《千両力士多禍の泥粋/大感動!ディス・イズ・大横綱》でゲームメイクする安定の展開。
ただし
《華謡の精霊カンツォーネ》が当たりすぎてやや打点不⾜の展開になり、怪しくなるも
《轟く邪道レッドゾーン》に繋がり突破。
③【ドリメ】(先攻)〇
《ベイBセガーレ》+
《時空のプラズマジョン/新空のプラズマジョンジョ‧ジョン》から
《千両力士多禍の泥粋/大感動!ディス・イズ・大横綱》に繋がり、
《ミリオンブレイブ・カイザー》が絡んで
《千両力士多禍の泥粋/大感動!ディス・イズ・大横綱》覚醒まで⾏き、「零⿓卍誕」をチラつかせられる理想展開。
ただそれまでの展開が強すぎたため、そのまま殴って勝ち。④【邪眼帝】(先攻)✕
メタ+
《偽りの希望鬼丸「終斗」》でゲームメイクを狙うも
《冥土人形ヴァミリア・バレル》で
《偽りの希望鬼丸「終斗」》を処理されて細い展開に。
メタクリーチャー+
《千両力士多禍の泥粋/大感動!ディス・イズ・大横綱》+
《ミリオンブレイブ・カイザー》で無理やり打点を押し付けトップに賭けるプランを取るも、
2ターン連続で《とこしえの超人》をドローしてジ‧エンド。対戦内容:オリジナル
⑤【ゴルギー】(先攻)〇
《頂上連結ロッド・ゾージア5th》2段構えの展開で勝ち。
⑥【クローシスアビス】(先攻)〇
初⼿事故で対⾯が何かと思ったらまさかの【クローシスアビス】。かなり順調に3ターン⽬までに墓地を作られてしまったため、4ターン⽬の
《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》スタートに全てがかかる...。
捲れたのは《超竜バジュラズテラ》!相⼿のマナに
《邪龍ジャジーブラッド》があったため全ランデスとまでは⾏かなかったものの、ブーストできなかったターンを何とか捲ることに成功して勝ち。
⑦【4cアルファ】(先攻)✕
《偽りの希望鬼丸「終斗」》、
《頂上連結ロッド・ゾージア5th》、
《剣轟の団長ドギラゴン王道》の3種類しかゲームメイカーがいなかったのでこれらで攻めるも、
相⼿の構築が《皇天闘と炎天華の決断》に寄っていたために《皇天闘と炎天華の決断》4枚で受け続けられる展開に。
上記の3枚が尽きたタイミングで引いた
《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》が
《∞⿓ゲンムエンペラー》を呼び出してシールドに
《〜輝きは奇跡そのもの〜》があれば勝てる状況になるも当然無し。
⑧【ドリメ】(先攻)✕
《流星のガイアッシュ・カイザー》を埋めないと《メンデルスゾーン》が打てない⼿札に《森夢のイザナイメイ様》チャージ→1マナ《お⽬覚めメイ様》が直撃。ブーストは打てたのでゲームになる展開ではあるが
《偽りの希望鬼丸「終斗」》、
《頂上連結ロッド・ゾージア5th》、
《剣轟の団長ドギラゴン王道》辺りのカードが引けておらず相⼿の展開⼒が勝り負け。
振り返り
結果としては
「初戦のマッチングで躓いた全国⼤会2025だった」という感想です。
プレイングに関しては、事前準備していたプランを重要な局⾯では選択することができていたので後悔はありません。
デッキ選択はどうでしょうか。アドバンスで選択した【⾚緑超次元】は難度はかなり⾼いものの良いデッキでした。
個⼈的にも満⾜のいくデッキでしたが、
調整と思考の過程で時間はかなり⾷われました。【⾚黒バイク】でもいいんじゃないのかという考えは蓋を開けば正解で、
タイムパフォーマンスは確実に【⾚黒バイク】の⽅が良かったです。オリジナルはというと
【リースドギラゴン王道】よりも良い選択肢はあったと思います。
例えば最初に候補に挙げた【創世⻯ループ】。
デッキとしては確実に【リースドギラゴン王道】よりも【創世⻯ループ】の⽅が強いです。【リースドギラゴン王道】は【ゴルギーオージャー】に確実に強い選択ではあるもののややピーキーな選択でした。
【創世⻯ループ】という選択肢を取れなかった理由の⼀つには【創世⻯ループ】に満⾜のいく時間を割くことができなかったからというのはあります。
これは⼤会数⽇前に⾒つけてしまった、出会ってしまった【⾚緑超次元】に要した時間が影響しているのは間違いないです。【創世⻯ループ】を調整していた時に【創世⻯ループ】を回していたのは⾃分ではなく、⼀緒に調整していた対⾯のりっきー君。
逆に【⾚緑超次元】を調整している時に【⾚緑超次元】を回していたのは⾃分で、壁役はりっきー君。
⼤会⼀週間前、⼟⽇の段階の印象でデッキを決めていれば
アドバンス【⾚黒バイク】、オリジナル【創世⻯ループ】になったと思いますし、限られた時間の中で最⼤限のパフォーマンスを発揮することを⽬的とするのであればこの選択で間違いなかったのではないかと振り返ると思います。
しかし、⾊々とアイデアを試してしまった結果、時間が限られてしまい、選択に迷いや混乱が⽣じてしまった可能性があると今となっては思うのです。元々は遅くても⼤会⼀週間前の⼟⽇に⽚⽅のデッキ、⼤会3⽇前の⽔曜⽇にもう⽚⽅のデッキを決める想定で⾃分の中では動いていました。
ただそれを調整を⼿伝ってくれている友⼈に共有していた訳では無かったので、
⾃分の中の期限を超えて善意で提供された情報やアイデアをそのまま受け取ったのはあまり良い⼿では無かったと⼤会⼆⽇前の段階でやや後悔していました。
協⼒してくれるメンバーへの調整スケジュールの共有、または使う情報の取捨選択を怠った結果、⼤会前⽇にはとても疲弊していたので、この点は失敗だったと思っています。
今まで全国⼤会の調整環境は「2,3⼈で全国⼤会の調整を完結させていたパターン」と「5⼈以上のグループで挑む全国⼤会」しか経験していなかったので、
「2⼈で挑む全国⼤会に数⼈がサポートに回る」という体制をうまく回しきれなかった結果でしょう。
終わりに
全国⼤会の結果は奮いませんでしたが、その後に⾏われたデュエチューブリーグのリーダー戦では全国⼤会の反省と経験を活かしたデッキ選択(【創世⻯ループ】)で勝利することができましたし、
幸運なことに⾃分にはリベンジするチャンスがありました。今回の経験は⾃⾝の置かれた状況による最適解の選択をする上で良い経験になったと思いますし、また次回頑張りたいと思います。