ランカーが語る「2025年前期DMPランキング」の振り返りと環境変化~後編~

サムネ

皆さんこんにちは!のすけ(@DnosukeM)です。

今回のランキング振り返り記事は前回の続きとなっているので、まだ読んでいない方は是非そちらから読んで頂けると幸いです!!


それでは早速後編を始めて行きましょう!

目次

▪️殿堂施行〜王道W3弾発売
殿堂と環境振り返り
大阪遠征とサイバーの最適化に向けて
▪️超CS
王道W3弾発売まで
▪️王道W3弾発売~ランキング終了
実際の結果
▪️ランキングに必要な事、俺調べ
デッキ選択論の過去と現在
サボるな
▪️終わりに


殿堂施行〜王道W3弾発売

殿堂と環境振り返り

2025年8月12日から新たな殿堂ルールが施行されました。
今回の殿堂施行は基本アドバンス環境へのテコ入れを中心としたものでしたが、オリジナル環境への影響も大きなものでしたね。

アーキタイプ単位で見ると【火光闇ファイアーバード】【4cペテンバース】、そして【光水闇アマテラス】はキーカードが直接殿堂入りした為、かなりの打撃を受ける事となりました。

新環境の本命はこの時点で主に4つ

・【水単サイバー】
・【自然単キャベッジ】
・【火光自然ドリームメイト】
・【水自然ジャイアント】

黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジお目覚めメイ様超重竜ゴルファンタジスタ
どれも弱体化を受ける事無くそのままの姿で新環境を迎えたアーキタイプであり、前環境ですら活躍が出来たこともあって強力なデッキでしたね。

ここからの数週間は⬆️の環境をベースに進んで行きます。

大阪遠征とサイバーの最適化に向けて


超CSⅧin大阪
新殿堂明けから「超CSⅧ 大阪」までの2週間、チーム戦のお誘いと大阪万博でのラブライブのLIVEが重なった事から長期間の遠征をする事になりました。

kaisora選手、カイザ/はっちcs選手、みみみ選手との2週間の共同生活となった遠征では、生活の傍らで長い調整を重ねる事となりました。
調整に訪れるメンバーも心強く、紅茶派閥のどんよく選手や強豪のオガワ選手(家主、神様)とり選手といった面々で進みます。

加えて、僕個人ではDMGP2025ー1stオリジナルで優勝を果たしたカルマ選手@karuma_glorious)に教わった《〜墓碑に刻まれし魔弾の名〜》フィニッシュのサイバーの最適化を共に行っていました。

~墓碑に刻まれし魔弾の名~
この《〜墓碑に刻まれし魔弾の名〜》型の発見は革命的でした。
関西に到着してすぐのWCS(ほわいとしーえす)のチーム戦で使用して優勝し、翌日のトレカラインCSでも優勝、と最高の成績を叩きだします。

青単サイバー

デッキリスト
《フラワー・ハート》
《アストラル・ハート》
《アストラルの海幻》
《昇 カオスマントラ》
《マクスハト》
《愛銀河 マーキュリー・スターフォージ》
《黄昏ミミ&トワイライトMkー3 ー挑戦のヒロインー》
《アイドル・ハート》
《シュトラ》
《エメラル》
《アストラル・リーフ》
《裏斬隠 テンサイ・ハート》
《〜墓碑に刻まれし魔弾の名〜》
《ルード・ザーナ》
《疾封怒闘 キューブリック》
パクリオサイバー・N・ワールドフラワー・ハート
カルマ選手との相談を経て、当時としては革新的だった(と思う)《パクリオ》《サイバー・N・ワールド》抜きで、2が主流だった《フラワー・ハート》をガッツリ4採用した完全《〜墓碑に刻まれし魔弾の名〜》型に気が付く事ができました。

8月16日頃の環境はまだ環境自体が未成熟であった事から、この新規リストは一気に広がり後のメタゲームを定義することとなります。
ここからの環境は【水単サイバー】1強そのものでしたね。

鬼ヶ覇覇覇ジャオウガ万能バンノー
《鬼ヶ覇覇覇ジャオウガ》採用の【火光闇ファイアーバード】や《万能バンノー》に寄せた【零単ジョーカーズ】等、強く【水単サイバー】を意識したデッキは幾つか現れたものの、どれも攻略するには至らず超CS当日を迎えました。

超CS

超CSⅧin大阪
今回の「超CS Ⅷ in大阪」はオリジナルフォーマットのチーム戦です。
前述の【水単サイバー】最強の環境から変わることなく、環境全体の認識もチームとしての認識も変わりませんでした。

そこでチームメイトのデンネ選手みみみ選手と相談を重ねた結果は
『水単サイバー3面に有利な構成にする』
でした。

とはいえ【水単サイバー】の強さは見過ごせるものでは全くなく、今回の持ち込みは

デンネ、のすけ:【水単サイバー】
みみみ:【火光闇ファイアーバード】
黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-龍后凰翔クイーン・ルピア
実際の結果はVS【水単サイバー】の取りこぼしが多く、完走こそしたものの敗退してしましました。

翌日の4.8倍のはっちCSチーム戦も同じチームで出場したのですが、こちらは少し持ち込みを変更します。
【水単サイバー】2面は変わらず、みみみ選手の持ち込みを超CSもう1つの候補であった【4cペテンバース】に変更しました。

結局こちらのCSも5-2で予選落ちとなってしまいましたが、【4cペテンバース】を使用したみみみ選手が6-1をしてくれてチームを引っ張ってくれましたね。

①
【4cペテンバース】がこの時点で非常に強力なデッキで、《Dの天災海底研究所》が搭載されていない【水単サイバー】に対してしっかり有利を取れていました。

前日の「超csⅧ in大阪 」でも《真気楼と誠偽感の決断》+《流星のガイアッシュ・カイザー》のセットを使用した【4cベン天門】3面が優勝するなど、このカウンターギミックを搭載したデッキが如何に大型大会で強いのかを二日間で痛感することとなります。

王道W3弾発売まで


新弾発売までの数週間、この時点で24846ptとだいぶ余裕を持つことができた事、【水単サイバー】に若干飽きた事もあって別のアーキタイプを触る事にしました。

目を付けたのは【零ジョーカーズ】でした。

王道の弾丸ジョリーザジョニー
このアーキタイプは関西ではメジャーでしたが関東では殆んど見かける事のないアーキタイプだったこともあり、初見での勝ちが狙えるのは明確に強みでしたね。

初見の【水単サイバー】に対して有利に立ち回りやすい事、この時点のVS【水単サイバー】に寄ったメタゲームでは不利対面が少ない事は明確にメリットでした。

万能バンノーベイビーポンの助
具体的に言うと
《万能バンノー》で止めた《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》の進化元を《勝熱と自由と弾丸の決断》で除去してバリューを下げる。
《ベイビーポンの助》《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》《愛銀河 マーキュリー・スターフォージ》をリソースを与えず牽制する(《キャディ・ビートル》などはマナが増えてしまう)

と言った具合にメタカードが環境でも随一の強さを誇るのも大きな要因だったんですね。

これらの要素を踏まえ【零ジョーカーズ】を持ち込んだところ、結果は総合13ー6でベスト8入賞を2回果たす事ができました。

しかしまあ、当然の帰結と言うべきか、どこまで行っても【水単サイバー】の強さには勝てず持ち込みは元に戻りました。
【水単サイバー】での優勝を1回してこのまま新環境へと移ります。

王道W3弾発売~ランキング終了

王道W3弾
2025年9月19日、王道W3弾「邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」が発売されました。
今回の第3弾は環境に露骨な影響を与える事となります。

PP-「P」轟く邪道レッドゾーン魔誕の封殺ディアスZ
《轟く邪道レッドゾーン》《PP-「P」》《魔誕の封殺ディアスZ》《ARCREALITYCOMPLEX》《俳句爵Drache der’Bande》といったカード群はどれもこれも強力でした。
特にこれら3種を組み合わせた【火闇自然DDD】は強力で即環境入りを果たします。

とはいえ【水単サイバー】に有利とはならず、大活躍を遂げたとまでは行きませんでしたが充分な活躍をしていたと言えるでしょう。

そして、この時点では全国大会出場がほぼほぼ確定している事から、自分自身は最終日近辺まではCSに出ずゆっくり過ごしていましたね。
最後の2日間は見届ける為にCSに出場し、【水単サイバー】を使用して3位入賞で全国大会を改めて確定させました。

自分と環境全体の振り返りは以上になります。

実際の結果

CS結果
1位 10回
2位 7回
3位 13回
飛翔龍5000VT氷柱と炎弧の決断
《氷柱と炎弧の決断》獲得数 50
《飛翔龍5000VT》 獲得数 10

総対戦成績:574-310 、勝率:64.9%

ランキングに必要な事、俺調べ


ここからは8年DMPランキングと向き合ってきた自分自身が必要だと考える要素を見ていきましょう。

デッキ選択論の過去と現在


振り返りで述べた最強だが最適でないデッキの特徴は
『強すぎるが故に、メタゲーム上で意識をされ過ぎて勝ちきれない』

という点にあります。

2024年以前の全てのCSの獲得ポイントが集計される方式であれば、【水闇サガ】のような1番強いデッキを使ってひたすら期待値を追いつつ不利を踏んでもデッキの地力に任せ、60~120ptをたくさん稼ぐ方法が適していました。

対して、大きなポイントを当てる事を要求される2024年からの形式では積み重ねプランが通らなくなっています。
その時点での環境の最適を探し、大きなポイントを獲得するのが効率良い順位の上げ方という訳ですね。

無論、最強デッキを使うのも間違いでは無いのですが、やはり効率という面では劣ってしまうのが難儀な所でしょうか。この走るには便利な『最適デッキ』を探す調整もまた一苦労だったしますが、これもまた一興でしょう。

サボるな


これは主に全国大会を目指してCSに出場する人に向けてのアドバイスになりますね。
それに伴って若干強い言葉を使いますがご了承ください。


2023年度までの全反映形式の時点では当然として、24年度以降の2日間反映の形式でもこれは変わりません。

DMPランキングは試行回数のゲームです。

試行回数を積み続けてptの期待値を追い続ける事で大きなptを稼ぐ、というのを週ごとに繰り返すことで長期的に多くのptを獲得する事が出来るのです。

つまり、ま、端的に言うと『出れる』CSには全て出ろってことなんですよね。

無論、やんごとなき事情で出れない事は数多くあるでしょうし、それは人としての生活を営む上で仕方のない事です。
仕事、学校、旅行、病気、冠婚葬祭、コンサート。人には様々な事情があり、自分はそれを最も尊重すべきことだと考えています。

だからこそ、平時の参加できるCSに行かないなんて事はDMPランキングで全国を目指す上であってはなりません。

サボるな、試行回数を稼げ。
以上。


終わりに


まずは皆様、半年間応援ありがとうございました。
これで都合5度目の全国大会出場となる訳ですが、未だ予選すら抜けた事がないという情けない結果しか残せていない事もあって今回は今まで以上に気合いを入れて臨む気概です。

そして、今回のランキングも皆様の応援と手助けあっての全国大会出場だと考えています、改めてありがとうございます。
とはいえ先ずは次のDMGP2025-2ndに向けて頑張らなきゃですので、しっかり取り組んでいきます。

以上で今回の記事を終わります!ここまでご覧頂きありがとうございました。

のすけ

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