おはようこんにちはこんばんわ、
おんそくです。
今回は
「デュエル・マスターズグランプリ2025-1st(以下DMGP2025-1st)」の大会レポートになります。
今大会のレギュレーションはDAY1がアドバンス、DAY2がオリジナルでした。
簡単に書くとアドバンスはデュエマの全てのカードが使え、オリジナルはデッキ40枚だけ使えるレギュレーションです。
2日間の大会のうち、本記事では
オリジナル・レギュレーションで行われたDAY2について触れていこうと思います。
目次
▪️環境予想
▪️最初に考えたデッキリスト
▪️最終的に使用したデッキリスト
▪️当日の結果
▪️リストの反省
▪️終わりに
環境予想
本大会では【デイガファイアーバード】が母数的に最も多いであろうと予想。次点に【リースバクテラス】、【4cペテンシーバース】。ここまでが大枠で、それ以降のデッキはまばらにいると考えました。
その上でGPの性質的に受けるデッキかつ、時期的に新規のデッキタイプになる
【4cペテンバース】は使用するユーザーが多いと予想しました。
以上の予想に加え、GP故の
初見殺し要素として
《流星のガイアッシュ・カイザー》と
《真気楼と誠偽感の決断》は使いたいと考え、
【ペテンバース】に明確に有利であるソリティア系のデッキを作ろうと考えました。
最初に考えたデッキリスト
マナが伸ばせる性質を利用して
《Disアイ・チョイス》+
《ディスタス・ゲート》のギミックを採用しています。
最終的に使用したデッキリスト
主な変更点として、
《流星のガイアッシュ・カイザー》を使ったカウンタープラン(
《未来の法皇ミラダンテSF》や《十四番龍 アクロスラピュタズ Par青天井》)を無しにして、
【ファイアーバード】に対して強い《逆転の影ガレック》を採用しました。デッキ自体のコンボ性能は下がってしまったもののトリガーの追加により攻めに対して強くなり、トリガー時の
《天災デドダム》の復帰がコンボへと繋がりやすくなります。
本来のカウンタープランと性能は同じくらいあり、純粋な受け性能は上がっています。
当日の結果
一回戦 bye
二回戦 bye
三回戦 【リースバクテラス】 負け❌
四回戦 【ファイアーバード】 勝ち⭕️
五回戦 【ファイアーバード】 負け❌
六回戦 【ラッカ庵野】 勝ち⭕️
七回戦 【闇自然デーモンコマンド】 負け❌
4-3ドロップ (実質2-3)印象的な試合の振り返り
特に印象に残った
【ファイアーバード】に負けた試合を振り返っておきます。
■1ターン目
・対戦相手の初手のマナ置き
《アリスの突撃インタビュー》
・自分の初手のマナ置き置き
《天災デドダム》
■2ターン目
・対戦相手
単色チャージ→《ルピア&ガ:ナテハ》プレイ
・自分
《流星のガイアッシュ・カイザー》ドロー、《真気楼と誠偽感の決断》を手札に2枚キープ&《天災デドダム》のプレイ目的で《爆藍月Dracheder’Zen》チャージ
■3ターン目
・対戦相手
単色チャージ→《ハンプティ・ルピア》プレイされて《天災デドダム》を抜かれる
・自分
トップが多色濁りでブーストカードが打てず、そのままテンポを取られ続けて負け。
といったゲーム展開でした。
後になって考えると、
この時に1ターン目のマナ置きを《真気楼と誠偽感の決断》にするべきだったと思う要素がいくつかありました。
1つ目は《天災デドダム》の確定着地を目指すべきだったこと。
2つ目が光文明をマナに用意できているかいないかの有無。
最後に相手プレイヤーのプレイレベルの想定でした。【ファイアーバード】を対面する際は手札誘発を抱えることも大事ですが、同時に相手に対する
「次のターンループに入るよ〜」という"圧"も必要です。
特に【ペテンシーバース】へのプレイが普及している現環境では、手札誘発は構えるだけでは勝てなくなってきています。今回も【ペテンシーバース】のような溜めることができる対面との差別化を行うために4ターン目のループギミックを採用して、相手が貯めることが出来ない状況を作ることをこのデッキの強みにしています。
そのため、手札誘発を構えるために結果ブーストが出来ませんでしたと言うのは本末転倒になるわけです。②光マナの確保
《天災デドダム》を置いた理由の1つとして、
《天災デドダム》がなくても
《禁術のカルマカレイル/フォビッド・水晶チャージャー》の水晶チャージャーでマナ伸ばせるから大丈夫と思ったことがあります。
ですが、デッキリストを見ればわかる通り光マナがない状態での5マナ帯はビックアクションを取れるわけではありません。この部分を含めて光マナをマナに置きつつ、4ターン目のビックアクションを取るためには、
せめて2ターン目までに《真気楼と誠偽感の決断》を置く必要がありました。GPということがあり「手札誘発を構えたい」という明確にプレイが歪んだタイミングだったと思います。③相手のプレイレベルの想定
これは完全に私見なのですが、
対面の人が普段から関東でCSに出られてるのをよく見かける方だったんですよね。
そのため、【ファイアーバード】での【ペテンシーバース】のような
《真気楼と誠偽感の決断》が採用されているアーキタイプに対する
デッキへの立ち回りを理解されている可能性が非常に高いということを考えておければ無理して
《真気楼と誠偽感の決断》を2枚キープすることもなかっただろうなぁと思いました。
以上3点から、初手置きは
《天災デドダム》じゃなくて
《真気楼と誠偽感の決断》だったと思い返しています。
リストの反省
いくつかありますが、今回は1つだけ。
《流星のガイアッシュ・カイザー》がノイズになりがち。これは元々の初めに思いついたリストに構築が引っ張られました。
初期のリストだと
《流星のガイアッシュ・カイザー》の着地がそのまま勝ち筋になる
《未来の法皇ミラダンテSF》や
《十四番龍 アクロスラピュタズ Par青天井》などのカードが入っていたため強力でしたが、コンボ軸に寄せていたことで
《流星のガイアッシュ・カイザー》が
ドローソース+《真気楼と誠偽感の決断》のカウントを進めるだけのカードになってしまっていました。
ですが、【ドリームメイト】のような早期踏み倒しデッキに対しては強かったことに引っ張られ、
メタ読みとしてはズレたままの採用になってしまったのが反省点です
どれだけ多い採用だったとしても2枚が最大値だったと思います。
プレイ面でも構築面でも反省点が多く、改めて身を引き締めるべきだと感じました。
終わりに
今回のGPは正直あまり良い点が無く悔しい思いをしましたが、
『今回ダメだった』と感じたことは、次回のGPには活かしていきたいとは思います。
先日、別の方と調整について話してる時に
『調整というものは運ゲー』というのを、以前
他の記事で見たことを思い出しました。
実際調整というものはある時期に
やった方法はめちゃくちゃ良かったけど、その方法で別の時期にチャレンジしたら全然ダメだった、ということは多々あります。
何度もトライアンドエラーをして、また結果を出せるように祈りつつ、頑張ります。