今回はDMGP2025-1st オリジナルにて使用した
【水魔導具】について解説する。
デッキタイプとしては2018年度から存在し、GPや全国大会での優勝経験もあるデッキで、一時期はTier1として環境を席巻していた。
最近では少し数を減らしていたが、
実はまだまだ現代環境に通用するポテンシャルを持ち合わせている。デッキの立ち位置や構築論に加え、本大会に向けて最適化した
『《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》無し無限EXターンループ』についても紹介する。
目次
▪️調整こそある意味で最大の運ゲーである
▪️立ち位置は良い、ある一つの懸念点に目を瞑れば
▪️ファイアーバード最強!
▪️基本的な回し方
▪️魔導具呪文の優先順位
▪️各枚数配分について
┗《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》×1
┗《卍月ガ・リュザーク 卍 /「すべて見えているぞ!」》
▪️《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》無し無限EXターン→無限《堕呪ウキドゥ》ループ
┗水含む任意の10マナを使って追加ターンを一つ獲得するループ
┗応用:水含む任意の12マナを使って追加ターンを一つ獲得しつつ《堕呪ウキドゥ》を相手に撃つループ
▪️おわりに
調整こそある意味で最大の運ゲーである
GP開催まであと数日というタイミング。筆者はオリジナルのデッキ選択に頭を抱えていた。順張りで【ファイアーバード】を使う選択肢もあった。きっと優勝するのは豪運の【ファイアーバード】だろう。
でも、それが自分であるイメージが一瞬たりとも持てなかった。思い浮かぶのは常に
「最強の【ファイアーバード】を使いました!最強なので悔いはありません!【ファイアーバード】最強!」と言いながら7-2や6-3の程々なスコアをポストする自分。「お疲れ様でした」というコメントとある程度のいいねは貰えるだろう。
だが果たしてそれで良いのだろうか...?少しずらして光水闇あるいは水闇自然の【クイーンアマテラスループ】を使う選択肢もあった。【ファイアーバード】に対するメタをかわしつつ、自身は
《カレイコの黒像》や
《飛翔龍 5000VT》、
《真気楼と誠偽感の決断》で、ミスを誘発し得る窮屈なゲームを求められる点は非常に魅力的だった。
結果的にはこの選択肢をもっと深く精査すべきだったのだが、
ある偶然の出会いがその時間を失わせた。ほんの気まぐれで特定のデッキに出会ったり出会えなかったり、短期的に上振れて爆勝ちしてたり下ぶれてタコ負けしたりする。
時間の限られた大会調整こそ、ある意味では最大の運ゲーなのかもしれない。某チャンネルでとある対戦動画が公開されており、それがたまたま筆者の目に留まった。
【水魔導具】だ。元々全国大会に持ち込むほどには使い込んでいたデッキタイプで、人並み以上の知見と、このデッキを回す独特な感覚も既に持ち合わせていた。
立ち位置は良い、ある一つの懸念点に目を瞑れば
よくよく精査していくと、案外立ち位置は悪くなさそうだった。当時の環境は【ファイアーバード】と【光火自然ボルシャック】の火力2トップを中心に、その他様々なデッキがこの2つをマークするような構造となっていた。
まず【光火自然ボルシャック】についてだが、
これは特にメタカードを採用せずとも構造で有利を主張できた。と言うのも、
【光火自然ボルシャック】は直前に《魂の呼び声》を採用した構築が流行しており、それが結論としてシェアを広め始めていた時期だった。「ドラゴン」という人気のテーマに加え、細かい部分での分岐はあるにせよコンセプト自体は至ってシンプル。CSでの使用者も多く、GP当日も高い使用率が予想された。
そんな【光火自然ボルシャック】に対して、【水魔導具】は
《魂の呼び声》を使われることがむしろアドバンテージとなる特殊な要素を持ち合わせていた。相手の山札の配列を崩す
《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》と
《堕呪ウキドゥ》の存在だ。
これによりこちらはリソースを伸ばしながら相手は手札とターンがマイナス1。さらに言えば連ドラ要素のノイズである
《魂の呼び声》がランダムな状態で山札に返っていくため、その後の出力にも多少なり影響してくる。
《卍新世壊卍》に対するエレメント除去も
《ボルシャック・スーパーヒーロー /超英雄タイム》が抜けてきて
《ボルザード・スーパーヒーロー /超帝王タイム》に依存し始めており、5コストで
《卍新世壊卍》1枚除去される分にはそこまでのテンポロスはなく、常に
《卍新世壊卍》の2枚目をキープするプレイングで簡単に対策できる。
加えてその他様々な2トップに抗うデッキ。具体的には【ペテンシーフシギバース】や【クイーンアマテラスループ】、【光水ライオネル】や【ジャイアント】なんかもそこに該当していたと思うが、このあたりに対しても負け越す対面は見当たらなかった。
特に【ペテンシーフシギバース】には8割以上勝てると言っても差し支えない超有利対面で、相手のやりたい対話と全く違う部分でゲームを進められ、【ファイアーバード】側の対応の難しさからシェアも多く、当たり方によってはかなり楽に勝ち進める見込みがあった。
何より【水魔導具】には昔から変わらない2つの
「事実上のEX-WIN」が存在する。
一つは《ガル・ラガンザーク》の着地。このカードが刺さらないデッキは現環境にほぼ存在せず、序盤から絡んだ試合は特殊勝利と言っても差し支えないレベルの制圧力を誇る。【クイーンアマテラスループ】なんかはコンボも処理もできず、
文字通り詰む。この「序盤に
《ガル・ラガンザーク》が見つかる事象」が、豊富なリソースカードもあって3試合に1回くらいは発生するため、楽をしやすい。
2つ目は先手2t目の《卍新世壊卍》設置。これもまた速度とリソース量で圧倒でき、よほどのハプニングが起きない限りそのまま一方的にゲームを進めて勝利できる。
…あれ、なんかちょっといけそうじゃない?ファイアーバード最強!
都合の良い部分にばかり目を向けても仕方がない、
【ファイアーバード】は最強なので、【ファイアーバード】にそれなりに勝てなければ意味がない。ただ、
今回の「勝てる」に関しては、相手のプレイングがSSクラスの想定はしなくて良い。【水魔導具】も息は長いと言えど最近では大会で見かけること自体が稀であり、プレイングの癖も強く、正しい立ち回りを把握しているプレイヤーも決して多い訳ではないだろう。
あんだんてさんと回しても正しい体感が得られないので、実際にCSに持ち込んでみるが果たして...
結果はなんとCSで勝率7割超!!前述の通り、特に
《ハンプティ・ルピア》のハンデス、溜める溜めないの判断、殴り方、なんなら
《ポッピ・冠・ラッキー》のメタが刺さる刺さらないみたいな知識も深くは浸透していなかった。皆、昔ほどこのデッキに慣れてはいない。
加えて、やはり最速で
《卍新世壊卍》や
《ガル・ラガンザーク》が設置できる進行は勝ちやすかったことと、想像より遥かに
《好詠音愛クロカミ》が強く、定着すると
《ハッター・ルピア》や
《龍后凰翔クイーン・ルピア》を止め続けることができ、そこに
《卍新世壊卍》育成やドルスザク着地で相手をジリ貧な状況に追い込ませる、という展開が目立った。
《卍新世壊卍》を設置できなかった試合、
《堕呪ボックドゥ》や
《堕呪エアヴォ》といったS・トリガーに恵まれなかった試合、相手の出力がこちらの想定を超越した試合...こういった要素には目を瞑るしかなかったが、これは【ファイアーバード】のミラーをやっていても同様に発生する割り切るべき事象であったため、その他様々なデッキに対する高い勝率を評価してこのデッキを調整して持ち込むこととした。
ちなみに突き詰めると微不利のマッチアップになる。《卍新世壊卍》が設置できていない状態で食らう先攻3ターン目の《ハッター・ルピア》は、やはりどうしようもない。基本的な回し方
【水魔導具】黎明期は、
《卍新世壊卍》を起動して
《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を唱え、大量の
《凶鬼卍号 メラヴォルガル》やドルスザクを投げ付ける、ワンショット・コンボのような側面が強かったと思うが、時代と共にその在り方は大きく変化していった。
現在の【水魔導具】はソリティアデッキと言えるだろう。《卍新世壊卍》を複数枚使うことを前提に、
最終的には《好詠音愛クロカミ》下で呪文を連打することでEX-WINを狙う。《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》から出していく各種ドルスザクはあくまで時間稼ぎに過ぎず、それ自体が直接勝ちに繋がることは少ない。
①《卍新世壊卍》Aを起動して相手に干渉できるドルスザクを召喚
②《卍新世壊卍》Aの追加ターンで《好詠音愛クロカミ》や《卍新世壊卍》Bを設置して一度ターンを返す
③ここまでリソースが伸びると以降はほぼ相手にターンが返らす、《卍新世壊卍》Bを育てつつ《卍新世壊卍》Cあるいは《der'Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》を使い無限EXターンへと向かっていく
ざっくりとこういった流れをイメージしてもらいたい。
②の部分が非常に難しく、一度
《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を唱えたからといってすぐさまフィニッシュに向かえる訳でもないため
「概ねターンを返しても負けないし、次からいよいよ勝つ状況」といった、少しだけ気まずいチャンスを相手に与えてしまう場合もある。
その際「
《龍后凰翔クイーン・ルピア》から理論値の捲りをされてノートリ負ける」みたいなこともあり、そこれはこのデッキの弱点と言える。
なので
《ガル・ラガンザーク》や
《「無月」の頂$スザーク$》、あるいは盤面に干渉できる
《好詠音愛クロカミ》を使って、その「概ねターンを返しても負けない」をどこまで太くできるか、というところがポイントだ。
魔導具呪文の優先順位
加えて、よく聞かれる質問の一つに
「《堕呪 バレッドゥ》や《堕呪ゴンパドゥ》を使う順番」が挙げられる。
墓地の増える枚数が違ったりと、状況に応じて変わることは大前提としたうえで、特定のカードだけを引き込みたい時は
《堕呪ゴンパドゥ》から、そうでない時は
《堕呪 バレッドゥ》から使うことが多い。
例えば《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》とドルスザクが手札に欲しい状況で《堕呪ゴンパドゥ》から唱えて、そこに《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》があったとする。《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を加えたとして、その次の《堕呪 バレッドゥ》や《卍新世壊卍》のドローでまた《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を引いて来たらどうだろう?さっき見送ったドルスザク一枚分の貴重なリソースを損してしまったことになる。反対に、まずランダムな
《堕呪 バレッドゥ》のドローから行い、この時点で
《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》が見えたとしよう。であれば続く
《堕呪ゴンパドゥ》の3ルックの中に
《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》があったとしてもそれを見送り、ドルスザクあるいは後続となる別のカードを回収できるという訳だ。
要するに、不確定なドローを進めてからサーチ呪文を使うことで、サーチの精度がより上がるということだ。そうではないパターンとして、それこそ
《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》のみを引き込みたいような状況であれば、真っ先に
《堕呪ゴンパドゥ》から使う方が良い。
《堕呪ゴンパドゥ》で
《堕呪ゴンパドゥ》を回収できた場合には、
《堕呪 バレッドゥ》のパターンより1枚分多くの山札を掘ることができるため、より特定のカードにアクセスしやすいと言えるからだ。
これらはあくまで一例に過ぎず、
重要なのは論理をもってその順番を選択するということだ。ドルスザクを無月の門で出すとか、
《堕呪ウキドゥ》でシールドの質を上げたいとか、そういった例外パターンに対する受け入れも作りながらとなれば、より繊細な取捨選択が求められるだろうが、こればかりは慣れていくしない。
他のデッキの何倍も細かいドローをくり返すこのデッキは、そういった受け入れの設定と、そこに対する道筋の組み立てに関して、非常に良い練習になるはずだ。
実際、知り合いのランカーレベルでも「水魔導具は数日の練習ではどうにもならない」と言っていたくらいなので、ある意味GPも終わりオフシーズンの今使い慣れておくことで、来たる通りの良い環境で自信を持って持ち込めることだろう。各枚数配分について
基本的な部分は割愛し、個人差の大きい部分を中心に解説していく。
2~4枚で可変の認識。最速
《卍新世壊卍》からの最大値とはいえ、それ以外ではただのバニラになる。そのため
「最速で使えたらラッキーで、ゲーム中1枚どこかで絡めば良い」という感覚で思い切って減らし、その枠をS・トリガー等に回すのも合理的といえる。
一方で、仮想敵である【ファイアーバード】に関しては、《卍新世壊卍》の進行速度がそのまま勝率に直結し、相手に猶予を与えるほどリソースを伸ばすターンを与えてしまう。最速
《卍新世壊卍》から3ターン目に
《堕呪ゾメンザン》+2コスト魔導具と動くと、【ファイアーバード】目線もかなり気まずい。
その他速度勝負となるコンボデッキ相手にも、後手を捲るには強力なメタカードあるいは最速
《卍新世壊卍》起動がカギとなってくるため、今回は妥協せず4枚採用する判断をした。
フィニッシャーであり、序盤のゲーム進行に置いても最大値で、2ターン目
《卍新世壊卍》→3ターン目
《好詠音愛クロカミ》→4ターン目に魔導具呪文4連打が決まればおおよそ勝利となる。
対面を問わずゲーム中1度は必ず絡めたく、4では過剰、2ではやや不足で3枚の採用となった。奇数コストであるので、偶数コストの多い【水魔導具】の余しがちな1マナを有効活用するようにプレイできると良く、ジャストダイバーなので
《飛翔龍 5000VT》くらいでしか返されず、続くターンの動きを確約しやすい。
盤面を止める効果は【ファイアーバード】に対して非常に強力で、
《ハッター・ルピア》や
《龍后凰翔クイーン・ルピア》を複数回動かせないことで、返しのターンに軽減を活かして一気に切り返すようなゲームが頻発する。
使い終わった
《卍新世壊卍》を使い回す(
間接的に下の魔導具を墓地に戻す)役割に加え、カードタイプ問わず盤面に干渉できるS・トリガーとして、
これまでは4枚確定枠という感じで採用されてきたが、今回は少し評価を落とし、自分の動きに困らない最低ラインとなる3枚採用に留めた。同型戦なんかは
《堕呪エアヴォ》の枚数が特にカギとなるのだが、
それを根拠とするには現在の【水魔導具】シェア率は極めて低い。「器用」ではあるものの、カード単体としては非常に弱く、
《堕呪ボックドゥ》のような明確に捲れるトリガーに枠を割いた方が良いと判断した。
【ファイアーバード】に対して、明確に踏ませて捲り得るS・トリガーとして最大枚数を採用した。
環境における受けの重要性によって可変となる枠だが、
今回はそういった都合を通すべく、一切の妥協はできなかった。最終的に
《der'Zen Mondo/♪必殺でつわものどもが夢の跡》か無限に
《卍新世壊卍》を使い回すループでフィニッシャーとなる1枚。
ただそれが主目的というよりは、
前述した【光火自然ボルシャック】の《魂の呼び声》に対する対策と、単純に手札の減らない2コスト魔導具呪文の総数が、最低14枚欲しいとう体感が強い根拠となっている。「何故14枚以上?」と聞かれると、「全国大会時期に回し込んだ感じ、ストレス無く回すにはどうしても14枚以上は欲しいから」という体感ベースの回答しかできないのだが、この数字は自分でも結構的を得ていると思っている。
実際、手札の減らない魔導具呪文を引き込む前提のプレイは多く、そこにストレスがあってはならない。全国大会2023では同様の体感でこの枠を1枚
《堕呪 ギャプドゥ》にしていたが、今回は【光火自然ボルシャック】という明確な仮想敵の存在と、迂闊にシールドをブレイクしてフィニッシュすると捲られ得る【光水天門】や【光水ライオネル】のようなデッキが一定数存在していたため、
フィニッシュに必ず絡めたい意図もあり2枚採用となった。デッキによっては1枚で詰むレベルの強力なメタカードで、基本的に自分の動きを阻害しない。「例えば~ターン目までに
《ガル・ラガンザーク》を出したい」というような対面は一定数存在するのだが、
実はそこが《ガル・ラガンザーク》ではなく《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》でも良いことが多く、《卍新世壊卍》を育てる、あるいは探す過程でこのカードをプレイしゲームを伸ばすことで、コンボ系デッキ相手の勝率が格段に上昇したため採用に至った。序盤
《卍新世壊卍》が引けず魔導具呪文をプレイするくらいなら、そのタイミングで
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》を置いておくことで、【ファイアーバード】相手なんかにも一定の効果を発揮してくれるのも魅力的だ。
GP
当日は《卍月ガ・リュザーク 卍 /「すべて見えているぞ!」》の方を採用していたのだが、現在は《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》に変更している。どちらも主張はあるのだが、
《卍月ガ・リュザーク 卍 /「すべて見えているぞ!」》は下面が強いものの、上面は出してもゲームの大局にあまり影響しない事が多く、
出すことで明確に勝ちに近付く《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》の方が、《卍新世壊卍》を起動した際に勝ちに近付く対面が多いと判断した。
それこそ台頭してきた【光水闇アマテラス】や【フィオナアカシック】なんかには確実にターンを貰えるし、終了時に踏み倒せる効果を使い、追加ターンで
《ガル・ラガンザーク》まで辿り着き手札から踏み倒したり、あるいは
《好詠音愛クロカミ》をプレイして負けにくく、勝つ次のターンの勝利を決定付ける動きを取ったりしやすくなった。
《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》無し無限EXターン→無限《堕呪ウキドゥ》ループ
水含む任意の10マナを使って追加ターンを一つ獲得するループ
★初期盤面【マナ】水含む任意の10枚
【場】《好詠音愛クロカミ》、
《卍新世壊卍》(下に
《堕呪ゴンパドゥ》+
《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》+
《堕呪ゾメンザン》+
《堕呪ゾメンザン》)
【墓地】《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》【手札に必須】《堕呪ゴンパドゥ》、
《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》、
《堕呪ゾメンザン》2、
《堕呪エアヴォ》【手札か山札に必須】パターン1《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》+(
《堕呪ゴンパドゥ》or
《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》or
《堕呪エアヴォ》)
パターン2A(
《堕呪ゴンパドゥ》or
《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》or
《堕呪エアヴォ》)+B(
《堕呪ゴンパドゥ》or
《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》or
《堕呪エアヴォ》)
※AとBは重複しないこと補足
・《堕呪ゾメンザン》=《堕呪ボックドゥ》
・+1マナで《堕呪ゾメンザン》を《堕呪 カージグリ》に代用可【手順】
①《堕呪エアヴォ》で《卍新世壊卍》バウンス
②《堕呪ゾメンザン》空撃ち
③《卍新世壊卍》
④《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》で自身、《卍新世壊卍》カウント1
⑤《堕呪ゴンパドゥ》で特定の不足パーツが墓地に落ちないように回収、及びボトム操作、《卍新世壊卍》カウント2
⑥《堕呪ゾメンザン》で《卍新世壊卍》カウント3
⑦《堕呪ゾメンザン》で《卍新世壊卍》カウント4
⑧《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》
⑨初期盤面へ
応用:水含む任意の12マナを使って追加ターンを一つ獲得しつつ《堕呪ウキドゥ》を相手に撃つループ
★初期盤面【マナ】水含む任意の12枚
【場】同様
【墓地】同様
【手札】先程の状況に加え、手札に
《堕呪ウキドゥ》【手順】
《堕呪ウキドゥ》を撃つ行程
①《堕呪エアヴォ》で《卍新世壊卍》バウンス
②《堕呪ゾメンザン》空撃ち×2
③《卍新世壊卍》
④《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》で自身、《卍新世壊卍》カウント1
⑤《堕呪ゴンパドゥ》で特定の不足パーツがボトムに落ちないように回収及びボトム操作、《卍新世壊卍》カウント2
⑥《堕呪ウキドゥ》、《卍新世壊卍》下に入れない
⑦《堕呪ゾメンザン》で《卍新世壊卍》カウント3
⑧《堕呪ゾメンザン》で《卍新世壊卍》カウント4
⑧《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》
⑨次の工程へ
《堕呪ウキドゥ》を墓地から手札に戻す
①《堕呪エアヴォ》で《卍新世壊卍》バウンス
②《卍新世壊卍》
③《凶鬼98号ガシャゴン /堕呪ブラッドゥ》で自身、《卍新世壊卍》カウント1
④《堕呪ゴンパドゥ》で特定の不足パーツがボトムに落ちないように回収及びボトム操作、《卍新世壊卍》カウント2
⑤《堕呪ゾメンザン》で《卍新世壊卍》カウント3
⑥《堕呪ゾメンザン》で《卍新世壊卍》カウント4
⑦《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》
⑧初期盤面へ
※《堕呪ウキドゥ》がボトムに行くパターンもあるが、先程のループを繰り返すことで《堕呪ゾメンザン》やその他パーツがボトムになるまで繰り返せば良いだけなので、最終的に初期盤面に復旧できるおわりに
今回のオリジナル環境は本当に難しかったと思う。直前に水魔導具で「うっかり勝ってしまったなぁ」という、反省というか、カードゲームはつくづく巡り合わせや流れでいかようにもなるという、そんな感想を抱いた。あそこまでCSで上手くいくとなかなかその流れを断ち切る選択をするのも難しいもので、GP当日は想定より勢いのある【ファイアーバード】に多く当たってしまったため、
「やっぱり良くなかったかなぁ?」とも思いつつ、予選順位前半で抜けた【水魔導具】もまた魅力的で、なんだかんだ大きな後悔はなかった。
嬉しい悲鳴かユーザーが爆増し、今や予選抜けだけで8-1以上という異次元のスコアを求められる昨今のデュエルマスターズ。何を捨てて何を武器にどう向き合うべきか、次の大型大会ではまた新しい答えをもって挑戦していきたい。