こんにちは!MOパンダです。
3月31日に禁止制限告知がありました!・レガシー
《まき散らす菌糸生物》禁止
《カザド=ドゥームのトロール》禁止
今回は特に変更なしと思っていたら、
《カザド=ドゥームのトロール》と《まき散らす菌糸生物》が禁止に。《まき散らす菌糸生物》が禁止生物に?!と笑ってる場合ではありません。
中速寄りのデッキをほぼ壊滅状態にしていた
《まき散らす菌糸生物》の禁止はやむを得ないところでしょう。
リアニメイトデッキから
《カザド=ドゥームのトロール》まで禁止にするとは、大胆な決断です。
これで全盛期の【青黒リアニメイト】デッキから、《悲嘆》《超能力蛙》《カザド=ドゥームのトロール》の3枚が禁止となりました。2024年を象徴する最強デッキだっただけに妥当な処置かもしれません。墓地対策がメインデッキから必須な環境はさすがに不健全でしたからね。
そんな驚きの禁止制限告知から1週間後、
『タルキール:龍嵐録』がリリースされました。
禁止制限後の新環境ではどのようなカードが活躍しているのか、早速見ていきましょう。
目次
▪️《嵐の目、ウギン》
▪️《コーリ鋼の短刀》
▪️《ラクシャーサ流取り引き》
▪️《勝利の楽士》
▪️《湧霧の村》
▪️まとめ
《嵐の目、ウギン》
【カーンフォージ】に4枚採用されています。
《厳かなモノリス》を使い、早ければ2~3ターン目にプレイ可能で、相手のパーマネントを確実に処理できます。さらにプレイ時の誘発により、
《意志の力》で対処しても1対3交換となり有利です。
それ以外にもプラス効果のライフ回復によって、
《古えの墳墓》で失ったライフを取り戻すことが可能なこともデッキと噛み合っています。
このデッキは無色デッキながらマストカウンターカードが多く、
《記憶への放逐》への耐性も高め。
《まき散らす菌糸生物》禁止による《記憶への放逐》の減少も追い風です。《コーリ鋼の短刀》
他フォーマットでも注目される
《コーリ鋼の短刀》もレガシーで活躍しており、青赤のテンポデッキで採用されています。
軽量ドローや
《稲妻》などの手軽な2アクションでトークンを生みつつ速攻を付与し、ライフレースを有利に運べます。
スペルの連打と果敢が組み合わさった際の爆発力は驚異的です。
《ラクシャーサ流取り引き》
《豆の木をのぼれ》コントロールに採用されています。
《ラクシャーサ流取り引き》は
《豆の木をのぼれ》を探しつつ誘発させるため、実質3マナのインスタント・ドローとして非常に優秀。
また、手札に加えないカードを墓地に送るため、
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》や
《濁浪の執政》などとも相性が良いのも嬉しいポイントです。
《まき散らす菌糸生物》が消えて中速デッキが復活したため、今後の注目アーキタイプになりそうです。《勝利の楽士》
私自身がリーグで4-1を達成した【セファリッドナドゥ】に採用したカードです。
《セファリッドの幻術師》以外で重要な2マナアクションとなり、
除去やカウンターを引き出せます。デッキの性質上「応召」とも相性がよく、トークンの生成によって
《有翼の叡智、ナドゥ》の誘発先を増やすことや
《ナルコメーバ》がなくても
《セファリッドの幻術師》からコンボ成立可能な点も強みです。
《湧霧の村》
【スニークショー】での採用カードです。
場に
《山》か
《森》があればアンタップインできるので、カウンターを構える相手にも突然
《実物提示教育》を安全に通せます。
「次の呪文を打ち消せない」効果は
フィニッシュ以外にも《紅蓮破》や《意志の力》に付与することで強力な運用が可能です。《相殺》や
《虚空の杯》を突破できるのも魅力的です。
まとめ
今回のいまがわかる!は以上になります。
『タルキール:龍嵐録』の影響は軽めと予想していましたが、
実際は環境を大きく変える軽くて強力なカードが多数登場しました。禁止制限と新セットの登場による環境変化で、1ヶ月前とは全く異なるメタゲームとなっています。特に
《勝利の楽士》や
《湧霧の村》などカウンターに強いカードが増えたため、
今後は妨害手段がハンデス中心に変化する可能性もありますね。引き続きチェックしていきましょう!
読んでいただき、ありがとうございました!