こんにちは!MOパンダです!
レガシーフォーマットは今や大人気。夏には
2日連続で「BIG MAGIC OPEN(レガシー)」が開催されるなど、その注目度はますます高まっています。
今月は
「チャンピオンズカップシーズン3ラウンド3 日本レガシー選手権・春」からスタートし、そして先週末には「第29期レガシー神挑戦者決定戦」が開催されました!
本記事では、現在のメタゲームのおさらいや、おすすめのデッキタイプを紹介していきます。それでは、どうぞ!
目次
▪️メタゲームのおさらい
▪️今おすすめのデッキ紹介!
▪️まとめ
メタゲームのおさらい
UBリアニメイト
依然として国内トップメタを走るのが《納墓》を中心としたリアニメイトデッキ。最近は
《知りたがりの学徒、タミヨウ》や
《オークの弓使い》をメインに据えた型が主流となっています。
妨害しつつ爆発的な展開が可能なこのデッキタイプは、
速度と安定感の両立が魅力です。セファリッドナドゥ
《有翼の叡智、ナドゥ》《セファリッドの幻術師》《勝利の楽士》などを使った“セファリッドナドゥ”も人気上昇中。
Magic Online(MTGO)では使用者は少ないものの、
リアルの大会ではトップシェアを誇る勢いです。特に【赤単プリズン】がセファリッドナドゥ以外のデッキに不利でメタゲーム上から後退したことで、
ナドゥが苦手とする相手が減り、環境的に追い風となっています。イゼットテンポ(URコーリ鋼)
《コーリ鋼の短刀》によって継続的な打点を与えることができるテンポデッキ。手数の多さと
《紅蓮破》などの対応力によってセファリッドナドゥとの相性も良好です。
また
《湧霧の村》の登場により、スニークショーも環境に返り咲いています。
これらのデッキの多くがライフへのプレッシャーをかけてこないため、《思考囲い》などのライフコストのある呪文が使いやすい環境です。最も軽いプレインズウォーカーであり手札を稼げる
《知りたがりの学徒、タミヨウ》も増加傾向にあります。
今おすすめのデッキ紹介!
グリクシス・テンポ
青黒
《悪夢滅ぼし、魁渡》をベースに赤をタッチした、いわゆる“
グリクシス・テンポ”型。
キーカードは
《悪夢滅ぼし、魁渡》。
このプレインズウォーカーは、コンボ相手に対しても継続的なアドバンテージを稼げる点で非常に優秀です。特に-2能力によるフィニッシャーの拘束が強力で、
UB系のミラーマッチでは除去手段が限られるため、盤面に残るだけで大きなアドバンテージになります。赤を足すことで《紅蓮破》や《溶鉄の崩壊》といった相手のプレインズウォーカーに対する対策札が採用可能に。《紅蓮破》は
《知りたがりの学徒、タミヨウ》や
《悪夢滅ぼし、魁渡》《濁浪の執政》といった環境に多いプレインズウォーカーやクリーチャーを簡単に対処することができます。
ただし、3色構成ゆえに《不毛の大地》の影響は避けられず、マナベースの構築には注意が必要です。特に
《Badlands》は極力採用したくないものの、実際のプレイでは赤マナ2アクションを要求される場面も多く、結果的に採用せざるを得ないケースもあります。
ジェスカイ・コーリ鋼
UR系の代表格
《コーリ鋼の短刀》を軸にしたテンポデッキに白をタッチした形。
理由は単純で、
URのままでは対処が困難な《バロウゴイフ》への明確な回答を得るためです。
白を加えることで《剣を鍬に》という強力な除去呪文が使えるようになり、さらに《封じ込める僧侶》をサイドに採用することで、リアニメイトやスニークショーといった墓地・踏み倒し系のデッキに強く出ることができます。《コーリ鋼の短刀》は、少ないクリーチャー枚数でもトークンによってクリーチャー数を増やせるため、テンポ系デッキの懸念である
「詰め切れなさ」をうまくカバーしてくれる存在です。
こちらも3色構成ゆえに
《不毛の大地》には注意が必要ですが、
現メタに刺さるカードが多く、今非常に注目されているデッキです。墳墓リアニメイト
MTGOの強豪・Ozymandias17によって使用された注目のリアニメイトデッキです。《不毛の大地》をあえて不採用にして
《古えの墳墓》を加えることで、
《思考囲い》→《バロウゴイフ》といった爆発的な初動を可能にしています。色マナの枚数は変わらず、
従来のUBリアニメイトと同等のアクションを維持することができます。《知りたがりの学徒、タミヨウ》を4枚採用することで
《古えの墳墓》のマナを手掛かりに使え、
構築の完成度は非常に高いです。パワーカードを連打して戦う気持ちよさをぜひ!まとめ
いかがだったでしょうか?
今のレガシー環境は、リアニメイトやセファナドゥを中心に、テンポ・コンボ・ミッドレンジが入り乱れる多様性あるメタが広がっています。その中でも、
プレイングの幅やメタ読みが問われるグリクシステンポやジェスカイコーリ鋼は選択肢として非常に魅力的です。FFコラボパック公開後の環境でも参考になれば幸いです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
MOパンダでした!