「マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン」カードレビュー │ 高橋優太


スパイダーマンコラボのカードリストが全カードリストが発表されました!
今回はアリーナでは未実装という特例(※)で、紙で遊ぶのが中心になります。さっそく注目カードを紹介していきます。

マルチバースへの通り道
9月23日に『領界路の彼方』というセットで同じ効果を持ったカードが登場します。(詳しくはこちら)

目次

▪️参考情報
▪️新キーワード能力
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▪️マルチカラー
▪️アーティファクト
▪️土地
▪️おわりに


参考情報


『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』カードイメージギャラリー

『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』のメカニズム

『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』をコレクションする:特に知っておくべき4つのこと

新キーワード能力

ウェブスリング

スカーレット・スパイダー、ベン・ライリー
「ウェブスリング」とは呪文を唱えるための代替コストで、自分のコントロールするタップ状態のクリーチャーをオーナーの手札に戻す事で通常よりも低いコストでプレイできます。
ウェブスリングする事によりボーナス効果のあるクリーチャーもいます。

大混乱

アルティメット・グリーンゴブリン
「大混乱」は、そのターン中に大混乱を持つカードを捨てることで、自分の墓地にあるカードを代替コストで唱えることができる能力です。

過去にあったマッドネスに似ていますが、マッドネスが捨てた直後にプレイするのに対して、大混乱は捨てたターン中ならプレイできます。しかしプレイできるタイミングは変わらないので、ソーサリーやクリーチャーなら自分のメインフェイズにしかプレイできません。

他にも謀議や両面がありますが、再録能力なので省略。
ここからは、注目カードを紹介して行きます。

恐ろしき癒し手、アンチヴェノム
白白白白白なのでほぼ白単専用のカードですが、効果はかなり強力。

まず1体リアニメイト。マナコストなどの制限も無いので何でも出せます。サイクリングなど、自分から能動的に墓地に落とせば良し。
そして戦闘や火力呪文では倒せず、破壊や追放除去以外には無敵。赤が強い時期なら使われそうです。

サイオニック・ウィーバー、アラクネ
1マナのクリーチャーからウェブスリングして、インスタントやソーサリーを指定したら強そう。白アグロ向け。

ピーター・パーカーピーター・パーカー
《ピーター・パーカー》は出た時に蜘蛛トークンを出すので除去されても損せず、ウェブスリングで戻す先としても便利。
4マナで変身後は4/4警戒到達。自身が警戒を持っているのでウェブスリングさせる能力は自分を戻す事が出来ないですが、盤面に2/1と4/4で飛行も止まるので及第点。

家賃を払え
カード名が面白い。クリーチャーや宝物を2体用意する必要がありますが、条件を満たせば毎ターンドロー。
1マナの効果にしてはかなり強いと思います。2ターン目1/1を2体出すクリーチャーから3ターン目に《家賃を払え》の動きでも十分強い。今回のおすすめです。

スペクタキュラー・スパイダーマン
瞬速持ちで、実質3/2飛行。生贄にすれば《英雄的介入》と同じ効果なので、相手の《審判の日》など全体除去から味方を守ります。
伝説のクリーチャーなので複数体出せないのが欠点ですが、それでもかなり強いので白アグロや青白フラッシュなどで使われそう。

天井に隠れろ
全体ブリンク。《氷魔法の秘宝》など戦場に出た時と離れた時に誘発する効果と相性が良く、今話題の《量子の謎かけ屋》をブリンクしても良さそう。
ただ1つを対象にした時でも2マナかかり、少し重いのが欠点。

液状の重罪犯、ハイドロマン
青単でマナ加速できるのは珍しい。ターン終了時に青土地に変わるので、打ち消しを構える動きと合っています。
伝説なので2体出せないのが残念ですが、使ってみたくなる面白い能力です。

インポスター症候群
6マナは出すのが難しいものの、決まればゲームに勝つほど強烈な効果。
こういった派手な効果は海外カジュアルで根強い人気があるので、英語版が高くなりそう。

傑出した発明家、レディ・オクトパス
1枚目と2枚目にしかカウンターが乗る効果は誘発しないので、《渦まく知識》でカウンターが3個乗ったりはしません。
ただ1ターン目に出しつつドロー呪文を使っていれば、すぐにカウンターが6-8個まで溜まりそう。統率者指定したい能力。

ノーマン・オズボーンノーマン・オズボーン
ブロックされない1/1謀議は及第点で、《グリーンゴブリン》に変身後はそのターン中に手札から捨てたカードが2マナ軽減。
毎ターン引いて捨てられるので、《ノーマン・オズボーン》で大混乱を上手く使うデッキの中心になるかも。

スパイダーセンス
範囲がそこそこ広い打ち消し呪文。青の1マナ瞬速クリーチャーを使うようなデッキなら採用候補。

エージェント・ヴェノム
クリーチャーを生贄にする、《威名のソルジャー、セフィロス》のようなデッキなら採用候補。他のクリーチャーが除去されそうな時にスタックで出してドロー出来ます。

グウェン・ステイシーの死
3マナ確定除去。英雄譚なので、《養育するピクシー》《孤立への恐怖》で回収できるのが強み。
2章と3章は少し得する効果ですが、どちらもなかなか優秀。スタンダードなら使われそうな良い除去です。

エディ・ブロックエディ・ブロック
《エディ・ブロック》は、3マナで2体展開。《暗黒騎士、セシル》《遠眼鏡のセイレーン》を墓地から出したい!
裏面の《リーサル・プロテクター、ヴェノム》はマナ総量が高いクリーチャーを生贄にすれば莫大なアドバンテージを得ます。

《エディ・ブロック》だけでも十分強いので、スタンダードならよく使われそうです。今回のおすすめです。

情け容赦無き者、グウェノム
攻撃時にデッキトップからマナコスト無視でライフ支払いで唱える能力。失ったライフを絆魂で回復。
ただ、5マナで除去耐性の全くないクリーチャーは現代では通用しなそう。

蜘蛛を貪る者、モーラン
絆魂を持っているので、戦場に出た時の効果でX点回復出来ます。
4マナで4/3で2点ドレイン、5マナ5/4で3点ドレイン、2マナで出す選択肢もあり。赤単への対策としてはかなり強そう。サイドボード向き。

ソウル・ストーン
スタンダードで緑以外の、まともな2マナのマナ加速が使えるようになりました。おそらく第10版の《精神石》以来?

しかも効果も強く、破壊不能なので《解呪》系で妨害されず、マナの余る後半では7マナ起動でゲームに勝てる性能。
初動価格を調べたら高くて驚きましたが、今回のおすすめです。

襲い来る電池、エレクトロヒーローのたまり場
《襲い来る電池、エレクトロ》はストーム系のデッキで可能性がありそうな能力。《ヒーローのたまり場》のような、次のカードにつながる呪文を連続してプレイできます。

大量マナが溜まった後に除去やバウンスすれば、そのままX点火力になるので自己完結しています。統率者指定してもかなり面白そう。

グウェン・ステイシーグウェン・ステイシー
《グウェン・ステイシー》は2マナ域として及第点。《ゴースト・スパイダー》は追放領域からプレイすれば強化されて行きますが、5マナという重さと除去耐性の無さが気になります。

比較対象で「久遠の終端」の《可能性の技師》もいるので、《グウェン・ステイシー》は少し力不足かも。

ゴブリンの影
毎ターン捨てて引くので、大混乱デッキなら4枚入りそう。墓地からクリーチャーを出すリアニメイト系デッキでも強そうです。

スパイダーパンク
「呪文と能力は打ち消されない」が強力で、コンボデッキの青への対策になりそう。
「ダメージは軽減できない」効果は、相手のプロテクション(赤)にブロックされても戦闘ダメージを与えたり、《一つの指輪》のプロテクション(すべて)を貫通してダメージを与える事が出来ます。

出来る事が多く、レガシーで使われるかも。

クレイヴンの最後の狩り
緑で格闘系でない除去は珍しく、墓地のクリーチャーのパワーを参照する除去。3章でアドバンテージも得れるので、長期戦向きでサイドボードに入るかも。

マイルズ・モラレスマイルズ・モラレス
《マイルズ・モラレス》は2マナで2体に+1/+1カウンター付与。変身後に攻撃すれば味方の+1/+1カウンターを2倍に。
《マイルズ・モラレス》単体で良い性能なので、緑単上陸系のデッキで、《平地》《山》を少し入れて変身なんて構築もありそう。

放射線を浴びた蜘蛛
接死・到達なので大抵のクリーチャーと相討ち出来ます。運命の一噛みでスパイダーマンをサーチ。1マナクリーチャーなのでウェブスリングもしやすい。

スパイダーマン中心のデッキを作るなら、《放射線を浴びた蜘蛛》4枚からデッキ構築がスタートしそうです。今回のおすすめ。

変容する悪党、サンドマン
フェッチランドが使える環境なら、墓地から戻すのは簡単。スタンダードでも《寓話の小道》と一緒に使えば墓地から戻って来ます。
除去耐性があり後半のサイズも大きいので結構強そう。

スパイダーハム、ピーター・ポーカー
強化する種族が多すぎる!
ブルームバロウのクリーチャーは全部強化されそうです。部族デッキを組むなら4枚使いそう。

生命と運命のウェブ
8マナと重いですが、召集でコストを軽減できて、設置できれば毎ターンクリーチャーをマナコスト無視で出せます。
専用のデッキ構築が必要ですが、4ターン目に出せれば勝てそう。

マルチカラー

真紅の混沌、カーネイジ
4マナで出しても、3マナのクリーチャーをリアニメイトと優秀。
真価を発揮するのは大混乱で出した時で、2マナで強力な盤面を作れます。《ゴブリンの影》と一緒に、大混乱デッキで4枚入りそう。

マスタープランナー、ドクター・オクトパス
7マナと重いですが、毎ターン8枚になるまで手札補充効果が強力。リアニメイト系のデッキで早く出したら強そう。
青いので《意志の力》のコストになると考えれば、レガシーのリアニメイトでも候補になるかも。

天才遺伝学者、ジャッカル
最初はマナ総量1のクリーチャーをコピー、次は+1/+1カウンターが乗るのでマナ総量2のクリーチャーをコピー。
例えば3ターン目に《天才遺伝学者、ジャッカル》プレイから1マナクリーチャーをプレイしてコピーすれば、除去されても損してない。

2マナとしてはかなり強力な効果で、これを主軸にしたデッキが出てきてもおかしくないです。今回のおすすめ!

驚嘆の救い手、スパイダーウーマン
《オパールのモックス》などのモックス系やマナアーティファクトが全部タップ状態なのは妨害能力が高い!統率者で使われそうです。

アーティファクト

スタークによる改良、アイアン・スパイダー
《鋼の監視者》が機体も強化できるようになりました。警戒持ちなので、自分が攻撃しながら能力起動できます。

全体強化にドローと生き残ればかなり強いので、アーティファクト主軸のデッキがスタンダードでも出てくるかも。

ピーター・パーカーのカメラ
1マナのアーティファクトは入るデッキの幅が広いので、コンボデッキの可能性を感じます。

破壊の鉄球
地味なんですが、《大いなる創造者、カーン》の[-2]からサーチできるクリーチャー除去もしくはアーティファクト除去と考えると珍しい能力だと思います。

アーティファクト破壊は起動型能力なので打ち消されにくく、《虚空の杯》《三なる宝球》を破壊するのにも適しているので、レガシーでも使われるかも。

土地

マルチバースへの通り道
今のスタンダードは色ごとに2色土地があったり無かったりするので、その不安定な色マナを解消するのに使われそうです。
基本地形タイプを持っているので境界土地とも相性良し。4枚持っておきましょう。

オズコープ社
手札から捨ててたら墓地からプレイできます。今のイゼット大釜は引いて捨てるカードが多いので、青赤の色マナを安定させるのと墓地からプレイ出来る事で採用されそう。

都市の避難先
土地版のウェブスリング能力。《ラノワールのエルフ》経由なら能力起動も難しくなさそう。

なんにせよ3色土地は安定性が上がるので、スタンダードのデッキの種類を増やしてくれるでしょう。

おわりに

おすすめはこの6つです!
軽くて4枚使いそうなカードから選んでいます。

それではまた。

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