こんにちは!
MOパンダです。
プロツアー「ローウィンの昏明」が終了し、MTG界隈は大きな盛り上がりを見せています。
プロツアーを制したのは
《終末の加虐者》を採用したコンボデッキでしたが、「ローウィンの昏明」の新カードも各フォーマットで大活躍。
スタンダードはもちろん、レガシー環境も非常に活気づいています。今回は、「ローウィンの昏明」のカードを採用したレガシーデッキをいくつか見ていきましょう。
目次
▪️URテンポ
▪️アルーレン
▪️シャドウ
▪️エルドラージ
▪️終わりに
URテンポ
《呪詛の壊し屋》を採用したテンポデッキです。スタンダードでは控えめな活躍に留まっていますが、カウンターや除去が飛び交うレガシーフォーマットでは
デッキの中核を担うほどの存在感を放っています。《呪詛の壊し屋》はカウンターされず、さらに護法―2点のライフを持つクリーチャーです。
「カウンターされない」だけでも強力ですが、護法によるライフ支払いは、
ライフを積極的に詰めるテンポデッキにおいて真価を発揮します。《呪詛の壊し屋》を除去しようとすると
《ドラゴンの怒りの媒介者》や
《濁浪の執政》が生き残り、逆にそれらを除去すると
《呪詛の壊し屋》が場に残ります。
さらに護法―2点のライフによって選択肢が徐々に奪われ、対応が追いつかない状況に追い込まれていきます。
《目くらまし》をケアする必要もなくなり、後手でも先手のように自由に動けるのは大きな魅力です。加えて、カウンターされないため
《虚空の杯》を完全に無視できる点も非常に強力。
明らかに、レガシーフォーマットを一段階引き上げたカードと言えるでしょう。現在はURテンポ以外にも、
・ボロスエネルギーなどのクリーチャー主体デッキ
・《虚空の杯》を押し付ける赤単プリズン
・ストームやTES、スニークショーなどのコンボデッキ
といった、幅広いアーキタイプで採用が見られます。
特にコンボデッキでの採用は、対エルフにおける
《アロサウルス飼い》に近い役割を果たします。
土地をフルタップした隙に仕掛けられるため、カウンターを何枚構えていても敗北しかねません。
このカードを意識してプレイしましょう。アルーレン
《並外れた語り部》を採用した
《魔の魅惑》デッキです。
構成としては、
従来の《魔の魅惑》というより「青緑全知」に勝ち手段を追加したイメージに近いでしょう。
《魔の魅惑》でコストが0になった
《アーチリッチ、アサーラック》を無限に出し入れし、ライフを無限にドレインするのが主な勝ち筋ですが、
その安定性を支えているのが《並外れた語り部》です。《実物提示教育》4枚に依存していた青緑全知の弱点が緩和され、デッキ全体の強度が向上しています。
一方で、従来の
《魔の魅惑》デッキのようにクリーチャーで攻めるプランはなく、コンボ一直線の構成です。
《魔の魅惑》が好きな方、
《実物提示教育》デッキが好きな方には特におすすめです。
《並外れた語り部》はサーチ範囲が
「すべてのクリーチャー」である点も特徴で、緑系クリーチャーデッキでも採用が進んでいます。
クレイドルコントロールでは
《忍耐》を手札に加えるなど、《緑の太陽の頂点》では不可能な動きが可能です。マナコストはやや重めですが、今後はクリーチャーを多用するデッキで見る機会が増えるでしょう。
《適者生存》に近い挙動をするため、《偉大なる統一者、アトラクサ》を墓地に置き、《忠臣》をサーチするような新しいデッキの登場にも期待が持てます。シャドウ
《月影》を採用した《死の影》デッキが、レガシーチャレンジで上位入賞しています。8枚の影が並ぶ姿は、見た目にも非常に魅力的です。
《月影》はパーマネントが墓地に落ちるたびにサイズが上がるため、
・フェッチランド
・《ミシュラのガラクタ》
・《通りの悪霊》といったカードと自然に噛み合います。
ゲームを進めるだけでサイズアップできる点が非常に優秀です。また、墓地にカードが溜まりやすいため、
《ネザーゴイフ》のサイズが上がりやすいのもポイント。
《オークの弓使い》や
《ダウスィーの虚空歩き》といった厄介なクリーチャーを処理すると、
《月影》が一気に巨大化し、あっという間にライフを詰め切ります。
これまで「サイズを上げるためにカードを要求するクリーチャー」は使い勝手の面で敬遠されがちでしたが、
《月影》は自然なプレイの延長で成長します。見た目以上に評価の高い1枚と言えるでしょう。
7/7威迫の疾走感、ぜひ体感してみてください。エルドラージ
新環境でもレガシーチャレンジ上位に食い込むエルドラージデッキです。「ローウィンの昏明」では
《豊かな在郷》を獲得し、
《閑静な中庭》と入れ替わる形で採用されています。
《閑静な中庭》が抜けたことで、
クリーチャーであればどの色でもプレイ可能になり《舷側砲の砲撃手》といったカードの採用が可能になりました。
《荒景学院の戦闘魔道士》のキッカーまで含めると実質4色デッキですが、
6色土地である《豊かな在郷》があるからこそ成立する構成です。
また、《石人の核》を採用し、さらに多色化したリストも存在します。多相を持つためエルドラージ呪文として扱え、
《ウギンの目》による軽減を受けつつ、
《エルドラージの寺院》の2マナからプレイ可能です。
終わりに
今回はここまで!
第32期レガシー神挑戦者決定戦では
《呪詛の壊し屋》の採用率が非常に高く、「ローウィンの昏明」によってレガシー環境は大きく変化しつつあります。
現環境、まだまだ掘りがいがあります。どんどん遊んでいきましょう!今月末には「マジック:ザ・ギャザリング|ミュータント・タートルズ」も発売予定。
またレビュー記事でお会いしましょう!
ではまた!