2月9日に禁止制限告知が行われました。2026年2月9日 禁止制限告知(MTG公式)内容はMTGアリーナ用のフォーマットでの禁止が中心で、
紙の方のマジックは変更なし!スタンダードやモダンやレガシーでの解禁を期待していましたが、残念。環境が健全な証拠です。
さて、先週末は晴れる屋さん主催の「レガシー神挑戦者決定戦」に参加しました。
使用したディミーア・テンポを気に入っているので、サイドボーディング含めて解説していきます!
・前回のディミーア・テンポの記事はこちら目次
▪️ディミーア・テンポ
▪️大会結果
▪️簡易サイドボーディング
▪️おわりに
ディミーア・テンポ
モダンホライゾン産など、現代の優秀なクリーチャー達を展開。《思考囲い》《目くらまし》《意志の力》などでバックアップしながら、クリーチャーでの優位を維持して勝利するデッキです。《知りたがりの学徒、タミヨウ》はレガシーで禁止される噂も流れる程、現在のレガシーの青の強さを支えています!攻撃時に手掛かりトークン生成でアドバンテージを得て、土地が伸びるゲーム後半でドローに変換。タミヨウは
《渦まく知識》により変身するのが強く、相手にクリーチャー除去を撃たれてもスタックで
《渦まく知識》で除去を回避。
最速2ターン目に変身して、その後は[-3]でインスタント・ソーサリーを回収。
《致命的な一押し》《殺し》など除去を回収すればタミヨウを守りやすく、
《思考囲い》回収なら相手の次のターンの行動を弱くできます。
細かいプレイに関して言うと、相手に
《知りたがりの学徒、タミヨウ》から
《渦まく知識》に対応して除去を撃ちたい場合、
《渦まく知識》にスタックで除去を撃とうとするともう1枚の
《渦まく知識》や、ほかのインスタントタイミングのドローで変身されて除去を回避される可能性があります。
相手の《渦まく知識》を解決して、タミヨウの「3枚目のカードを引いたら変身」がスタックに乗っている状態で除去を撃つのが正しいことがあるので、覚えておきましょう。
《オークの弓使い》は、
《思案》《渦まく知識》の使用率が高いからこそ強く、相手のドロー呪文を使いにくくします。オークがいるからこそタフネス1のクリーチャーは信頼性が低く、相手のオークを倒すのにもオークを使うのが一番です。
《濁浪の執政》は、
《思案》《渦まく知識》《思考囲い》《目くらまし》など軽い呪文のおかげで早いターンに出しやすく、3ターン目に7/7や8/8飛行が出てきます。
《思考囲い》で除去を捨てながらの
《濁浪の執政》が、最も簡単な勝ちパターンです。
《悪夢滅ぼし、魁渡》はクリーチャー除去では倒しにくい性質があり、特に白や黒の中速デッキに対して強いです。コンボデッキ相手に対しても、[0]能力で
《思考囲い》《意志の力》を探しに行けるのが良い!
タミヨウやオークが忍術する元になりやすいですが、相手のドロー呪文を抑制したい場合はオーク本体を場に残して、オーク動員トークンが忍術元になります。
《悪夢滅ぼし、魁渡》を2枚引いた場合、1枚目の魁渡の[-2]能力で相手のクリーチャーを麻痺させながら攻撃して、1枚目の魁渡を戻して2枚目の魁渡を忍術、その後第2メインフェイズで[0]能力や[+1]能力を使う動きができます。
魁渡のループで相手のクリーチャーを麻痺したままにできるので、プレイとして覚えておきましょう。しかし
《悪夢滅ぼし、魁渡》は忠誠度がそこまで高いわけではないので、
《エルドラージの戦線破り》《コーリ鋼の短刀》といった速攻クリーチャーの攻撃で落とされやすいです。早く攻めてくる相手にはサイドアウト候補筆頭。
《バロウゴイフ》はお互いにリソースを削りあうフェアな対決で強いです。絆魂によってライフレースで強く、攻撃が通れば切削してクリーチャー回収するので、相手はチャンプブロックせざるを得ない!
しかしコンボデッキには3マナが重く、出してる暇が無いことが多いのでサイドアウト候補です。
レガシーは妨害しなければ1ターン目や2ターン目に勝利するコンボデッキが多数存在します。コンボデッキに対する妨害として強いのが
《思考囲い》で、相手の最も重要なカードを捨てます。
相手の手札を確認することで自分の次のターン以降のプランを立てやすくなり、打ち消しを構えるか、ドロー呪文で何を探しに行くかの判断材料が増えるのが《思考囲い》の良いところ。欠点は2点ライフロスすることと、後半引いた時に弱いこと。カードの強さが均一なイゼットデルバーなどには2点ロスが痛いのでサイドアウト候補です。
《致命的な一押し》《殺し》は除去枠。
《バロウゴイフ》を倒せるけど
《濁浪の執政》を倒せなかったり、その逆だったりと、どちらも完全な除去と言うわけではないので散らした方が良いです。
《虚空の杯》X=1の影響を受けなかったり、0マナと軽い事から
《殺し》をとても気に入っているのですが、3枚に増やすと
《思考囲い》と合わせてライフの支払いが多すぎることから、
《殺し》は2枚が限界かなと思います。
エルドラージ系に対して、体感では勝率4割くらいで不利に感じているので、サイドボードに4枚目の《記憶への放逐》を追加しました。
《虚空の杯》X=1の環境下でも複製によって
《記憶への放逐》は機能しますし、コンボデッキ全般に対しても効きます。
大会結果
〇アゾリウス石鍛冶
〇イゼット・デルバー
〇ディミーア・テンポ
〇クレイドルコントロール
〇スパイ
〇ディミーア・テンポ
△ID
×エルドラージ
〇エルドラージ
〇ストーム
×エルドラージ
最後に負けて2位でした。悔しい!ここのところ、
イベントで上位入賞して最後にエルドラージに負けるパターンが多いです。
以前はサイドボーディングミスで負けていたのですが、今回はプレイミスで負けました。
エルドラージの方が土地の総枚数が多いので
《不毛の大地》されても止まりにくく、反対にディミーアの方が土地の総枚数が20枚で少ないので、相手の
《不毛の大地》によって動きが悪くなります。
自分の《不毛の大地》を即起動するのではなく、無色マナの出る土地として扱っていたらゲームは全く違うものになっていました。簡易サイドボーディング
レガシーを代表するカードである《意志の力》ですが、青い中速デッキ対決ではサイドアウトする事が多いです。《意志の力》は0マナで打ち消すテンポ面で強いカードですが、手札を2枚使うのでリソース面で損します。
サイドボード後は除去や
《紅蓮破》などで1対1交換が容易になるので、
《意志の力》で2枚使ってまで打ち消したいカードが少なくなる事が、
《意志の力》をサイドアウトする理由です。
それとサイドボーディングは必ずこうするというものではなく、相手の採用カードによって細かく変わってきます。
考えを固定しすぎない事も大事。対アゾリウス石鍛冶
イン
1《神秘の論争/Mystical Dispute》
1《バロウゴイフ》
2《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
アウト
4《意志の力/Force of Will》
1《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
《思考囲い》はいつも強く、相手の
《石鍛冶の神秘家》が出てから持ってきた装備品を
《思考囲い》することで無効化できます。
《バロウゴイフ》は
《剣を鍬に》に弱いですが、ディミーア側のクリーチャーは除去を要求するものが多いので、
連打していけばどれかは生き残るという考え方です。
対イゼット・デルバー
イン
2《青霊破/Blue Elemental Blast》
1《神秘の論争/Mystical Dispute》
1《バロウゴイフ》
2《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》
2《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
アウト
4《意志の力/Force of Will》
2《悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmares》
2《思考囲い/Thoughtseize》
《悪夢滅ぼし、魁渡》は相手の攻撃によって落とされやすいのでサイドアウト。
《思考囲い》は弱めではあるのですが、相手の
《紅蓮破》を落とせれば強いので少し残ります。
《虚無の呪文爆弾》で墓地対策すると、相手の昂揚が達成しなくなるので
《邪悪な熱気》が2点火力になります。
《虚無の呪文爆弾》からの《バロウゴイフ》が勝ちパターンです。対ディミーア・テンポ
イン
1《バロウゴイフ》
2《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
アウト
4《意志の力/Force of Will》
《神秘の論争》はサイドインするか悩む枠ですが、撃ちたい先が
《濁浪の執政》しか無くて、1マナを構えて
《思考囲い》される動きが弱いのでインしていません。
お互いにいかにクリーチャーを盤面に残すかのゲームになりやすいので、相手のタミヨウやオークが複数並んでも全体除去できる
《毒の濁流》は意外と強いです。
《濁浪の執政》には8点支払いでとても痛いですが。対クレイドルコントロール
イン
1《バロウゴイフ》
2《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
アウト
2《悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmares》
1《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
1《不毛の大地/Wasteland》
相手の方が《不毛の大地》を何度も使ってくるデッキなので、ディミーア側は基本地形を並べる事を意識します。序盤は除去する事に集中するので、自分の
《不毛の大地》起動する機会は少な目で1枚アウト。
マナクリーチャーや
《聖遺のワイト》を生き残らせない事が大事で、
《意志の力》は
《緑の太陽の頂点》《自然の秩序》を打ち消すのに使います。
対スパイ
イン
4《記憶への放逐/Consign to Memory》
2《否定の力/Force of Negation》
1《神秘の論争/Mystical Dispute》
2《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
アウト
2《殺し/Snuff Out》
3《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》
2《バロウゴイフ》
1《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
1《沼/Swamp》
1ターン目に緊張感のあるマッチで、特に後攻では《意志の力》や《否定の力》がなければマリガンする必要があります。逆に言うと、序盤の猛攻さえしのげばディミーアのペースになるので、序盤生き残るのが何より大事。
《神秘の論争》インに違和感があるかもですが、
《否定の契約》込みのオールインへの備えです。
《記憶への放逐》は
《欄干のスパイ》の誘発を打ち消し。
《致命的な一押し》が残っているのは相手の
《地底街の密告人》エンドに対して除去する可能性があることと、相手が
《バロウゴイフ》をサイドインしてくることがあるからです。
《虚無の呪文爆弾》は強いですが、相手が1マナ浮きの状態だと
《記憶の旅》フラッシュバックでケアされるので注意。
対エルドラージ
イン
4《記憶への放逐/Consign to Memory》
2《否定の力/Force of Negation》
1《バロウゴイフ》
2《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
アウト
4《目くらまし/Daze》
3《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》
2《悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmares》
1《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
ディミーアテンポから、ディミーアコントロールに変わることを意識します。相手のクリーチャーをすべて除去して、
《濁浪の執政》《バロウゴイフ》など巨大クリーチャーで勝ちます。
《目くらまし》は本当に弱くて、相手からしたら余裕でケアされます。
《不毛の大地》で本当に破壊したい土地は《魂の洞窟》と《ウギンの目》だけです。それ以外の土地に対しては
《不毛の大地》起動を我慢して、無色ランドとして扱う方が良いです。
対ストーム
イン
4《記憶への放逐/Consign to Memory》
2《否定の力/Force of Negation》
1《神秘の論争/Mystical Dispute》
2《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
アウト
3《致命的な一押し/Fatal Push》
2《殺し/Snuff Out》
1《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》
2《バロウゴイフ》
1《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
スパイ同様、序盤の猛攻さえしのげばディミーアのペースになるので、序盤負けないような初手キープが大事。コンボデッキ相手には青いカードの総数を増やすことで
《意志の力》《否定の力》を撃てるようにしましょう。
おわりに
ディミーアテンポの解説でした。
《不毛の大地》はレガシーの基本ですが、基本ゆえに扱いが最も難しい!長年レガシーをやっても、まだ
《不毛の大地》の使い方に自信を持てていません。
基本であり究極。即起動した《不毛の大地》、実はマナを出した方が強かったのではないか、あなたもしっかりと考えてみて下さい。それではまた。