「リアリティ・フラクチャー」カードレビュー │MOパンダ


こんにちは!MOパンダです!

ジェイス・ベレレンが目指した理想「模倣宇宙」。魔法学院ストリクスヘイヴンを模した存在「ヘクスヘイヴン」を舞台にした新エキスパンション『リアリティ・フラクチャー』が、10月2日(WPN店舗では9月25日)に発売されます!

多元宇宙と模倣宇宙で異なる姿になった各プレインズウォーカーたち。そして、過去のカードをリメイクした、色の変わった呪文がたくさん収録されています。

タルモゴイフ
タルモゴイフ

なにより熱いのが《タルモゴイフ》の初収録?!

『未来予知』での収録から19年。やっと時代が追いつくことができ、世のプレイヤーも大盛り上がり!

そんな『リアリティ・フラクチャー』を、今回はレビューしていきます。
よろしくお願いします!

目次

▪️新メカニズム解説・リリースノート
▪️『リアリティ・フラクチャー』カードイメージギャラリー
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▪️
▪️
▪️
▪️多色
▪️無色
▪️アーティファクト
▪️土地
▪️まとめ


新メカニズム解説・リリースノート

本セットはスタンダードで使用可能なエキスパンションです。
また、FRCカードはレガシー/ヴィンテージ/統率者戦で使用可能です。

リリースノート


『リアリティ・フラクチャー』リリースノート

新メカニズム:ジェイス付与

ジェイス・トークン
ジェイス・プレインズウォーカー・トークンを生成する、今回の目玉メカニズム。
動員と同様に、トークンがない場合は生成し、ある場合は忠誠値を増やす効果です。伝説ではないのでコピーも可能ですが、基本的には意味がありません。

それでは、各カードのレビューをしていきましょう。

『リアリティ・フラクチャー』カードイメージギャラリー


『リアリティ・フラクチャー』カードイメージギャラリー

光の腹心

光の腹心
《オセロットの群れ》《魂の導き手》など、1ターン目からライフを得る手段があるエネルギーで使うかもしれない1枚。
ただ、他の2マナのクリーチャーが強すぎるため、噛み合ってはいるものの採用は難しそう。

見え隠れする猟犬

見え隠れする猟犬
クリーチャー版《ディスプレイサーの仔猫》
テキストは強いものの、4マナと重く難しい。《護衛募集員》でサーチして《孤独》をブリンクするなど、1枚入れる分には他ではできない動きがあり、おもしろい。

運命への論駁

運命への論駁
今回の色対策カード。友好色に対して力を発揮します。
《浸食作用》と役割が被るのはネック。諜報1が沁みることもあるため、うまく使い分けできるか。

動かし得ぬもの、ガルタ

動かし得ぬもの、ガルタ
《Shield Sphere》で6軽減!最小1マナまで軽くなり、ガルタ自身も実質7点クロック。おもしろい。

生存者、サリア

生存者、サリア
相手だけに影響するようになり、タフネスが上がって絆魂も持っている《スレイベンの守護者、サリア》。でかい!
ライフレースで有利になり、《稲妻》で除去されないのはうれしい。

酷薄な計算

酷薄な計算
テキストがわかりにくいですが、カードを引くのは自分。
引く枚数は、対象に取ったプレイヤーの墓地に落ちたカードの枚数です。発掘系やLOで大量ドロー!

勝利の預言者

勝利の預言者
占術か諜報するたびに大きくなる1マナクリーチャー。準備側は3マナ以下のクリーチャーをバウンス+諜報1で、噛み合いは良し。

《ドラゴンの怒りの媒介者》とともに占術や諜報を連打できれば、数ターンでライフを詰められるでしょう。

ジェイスの策謀

ジェイスの策謀
《謎の賢者、カズミナ》とのコンボで話題のインスタント。
ジェイス付与8と一気に忠誠値を増やすことができます。さらに、このターンはジェイスの忠誠度能力をインスタント・タイミングで起動可能。

相手ターンに《精神を刻む者、ジェイス》でバウンスできたら、だいぶゲームが変わりそう。

歴戦の冷術士

歴戦の冷術士
《歴戦の紅蓮術士》のリメイク。ただ、あちらは捨てて2枚ドローだったため手札を増やせましたが、こちらはルーターなので手札が増えないのは残念。

墓地の起動型能力はかなり強く、インスタントタイミングでのドローに加えて相手のクリーチャーも止められるため、強そう。

スフィンクスの接近

スフィンクスの接近
《ドラゴンの接近》のリメイク。なぜかインスタントになったドローソース。すごい。

今回の各エルダー・スフィンクスをはじめ、好きなスフィンクスを戦場に出せる効果なので、《ドラゴンの接近》よりはデッキの形になりそう。

理論家の代理

理論家の代理
《心悪しき隠遁者》と違い、自分の呪文を通すためにも使えるクリーチャー。ジェイス付与3なので実質1ドロー付き。
瞬速持ちなので、相手のエンドに動いて自分のターンに起動から《実物提示教育》だ!

変数の追跡者

変数の追跡者
《Wheel of Fortune》のような準備呪文を持つクリーチャー。捨てて引くのはお互い任意ですが、リカバリー能力は凄まじい。

《オークの弓使い》を置きつつプレイするなど、相手が引きにくい状況を作るのもいいでしょう。

遵守の冷気、チャンドラ

遵守の冷気、チャンドラ
模倣宇宙のチャンドラ。
+能力でアドバンテージを得ますが、デッキ構築には依存します。クリーチャーと土地を絞るレガシーフォーマットでは自然に当たりやすく、うれしい。

-Xは0でも、とりあえずタップだけできることを覚えておきましょう。

トレイリアの大天使、ライラ

トレイリアの大天使、ライラ
3枚ドローしたターンの終了ステップにトークンを出す天使。
《森の知恵》で毎ターン誘発可能。《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》の亜種です。誘発条件が似ているため、一緒に使ってもおもしろそう。

ナクタムンの専制君主、サムト

ナクタムンの専制君主、サムト
インスタント、ソーサリーに刹那?!を付与するクリーチャー。
《勝利の楽士》《呪詛の壊し屋》など、対カウンターのカードが最近多いですが、これもその一角。

刹那は「この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは他の呪文を唱えられず、マナ能力でない能力を起動できない。」という能力です。
サムトがいる状態でインスタントやソーサリーを唱えると、それらは刹那を持つため、相手は通常の呪文や起動型能力で対応できません。

呪文の解決後は再び行動できるようになりますが、サムト側が優先権を維持して次のインスタントやソーサリーを唱え続ければ、その間に通常の除去や《カラカス》を挟むタイミングを与えず動くこともできます。コンボデッキで使われたらかなりやっかい。

アカデミーの守護者、トラクソス

アカデミーの守護者、トラクソス
なんと2マナでプレイできる1/5、飛行・警戒・果敢。コスパいいな。
《水蓮の花びら》+土地からプレイできるのはかなりお手軽。まずはアーティファクト系のデッキで使うところから。

影からの希望、百合子

影からの希望、百合子
1マナ瞬速の、かなり強めの忍者。

効果は2つあり、パワー修整と諜報2。
変身していない《秘密を掘り下げる者》や、昂揚していない《ドラゴンの怒りの媒介者》など、1/1が攻撃してくることはあるので、それらを一方的に倒せます。そんな状況でなくても諜報からスタートして忍術につながるので、かなり強め。
忍者待望の1枚に見えます。

血統想起者

血統想起者
《観念の名誉教授》の黒版。
そのターンに3体以上のクリーチャーが死亡していれば、終了ステップの開始時に準備済みになります。

《Ancestral Recall》の亜種に見えますが、実際は《古えの渇望》の亜種。相手を対象にでき、1マナになっているため、かなり強化されています。条件は厳しいですが効果は破格なので、サクリファイス系かホガーク系のデッキで使ってみたい。

暗黒物質の操り手

暗黒物質の操り手
《甦る死滅都市、ホガーク》待望の初動カード2種目。《縫い師への供給者》とともに、1ターン目から墓地を肥やせます。
7枚ごとにサイズが上がるため、UBテンポでも可能性が?

夜光のフェニックス

夜光のフェニックス
《弧光のフェニックス》のリメイク。あれだけ強かった《弧光のフェニックス》ですが、今回もかなり強そう。

2体以上のクリーチャーが死亡していたら戻ってきます。自分のクリーチャーに限らないため、除去→除去でも戻ってきます。《弧光のフェニックス》とも相性が良かった《陰謀団式療法》のフラッシュバックとも相性良し。

アグロ、コンボ、サブプラン。たくさんの形で試したい1枚。

不可能の外挿

不可能の外挿
《燃え立つ願い》《悪魔の教示者》を足したようなカード。
ゲーム外から名前の異なるカードを2枚公開し、相手が選んだ1枚を手札に加えます。役割がほぼ同じ2枚を提示できれば実質《悪魔の教示者》

ただ、2枚目以降はサーチ先を相手が選ぶため、役割の違うカードをサーチすることになり、1枚目よりは弱くなります。
カードプールが広いレガシーやヴィンテージだとかなり強そう。

リッチの秘宝

リッチの秘宝
2マナ払うと除去として使える装備品。軽くてプレインズウォーカーにも触れるのがうれしい。
《ちらつき鬼火》《溌剌の牧羊犬、フィリア》で使い回せるのもいい。

ゼロ乗算

ゼロ乗算
《ゼロ除算》とはまったく関係がない2マナの除去。パワーとタフネスを0/0にします。
+1/+1カウンターが乗っている《濁浪の執政》や、プラス修整の入る《ドラゴンの怒りの媒介者》など、絶妙に除去できないクリーチャーが多いのは気になるところ。

聖域に潜むもの

聖域に潜むもの
プレインズウォーカーが忠誠値0でも墓地に落ちなくなるクリーチャー。挙動がかなりおもしろい。
《試練に臨むギデオン》の紋章を得たら、なかなか負けられない。

悪意ある首謀者、プロフト

悪意ある首謀者、プロフト
なかなかプレイできないプロフト。
スレッショルドを達成するとプレイ可能。高速で墓地を肥やしてもいいですが、《忌まわしき眼魔》のようにリアニメイトして使うのも良さそう。自前で墓地に送ることができ、除去として機能するだけでもうれしい。

孔爪の巨像

孔爪の巨像
《孔蹄のビヒモス》のリメイク。アーティファクトになったので、別の手段で戦場に出しやすくなっています。

《絵描きの召使い》系のデッキの追加の勝ち手段になるならいいのかも?

呪い傷の悪魔

呪い傷の悪魔
戦場に出たときに《ギャンブル》をする悪魔。
ストンピィ向けのスペックをしたクリーチャーなので、赤単プリズンなら使えるか。

余った土地が《一つの指輪》になるかもしれない。

驕慢な戦闘魔道士

驕慢な戦闘魔道士
新たな1マナ果敢クリーチャー。
なぜか自前でルーター持ちなので、他の果敢持ちとも相性抜群。

傀儡造り

傀儡造り
《アーティファクトの魂込め》のリメイク。エンチャントが付き、自前で戻ってくることもできます。すごい。

コンセプトカードが2種類8枚になった途端にデッキになると言われていますが、果たして。
《ダークスティールの城塞》に魂を込めていましたが、今度は《ヴァルガヴォスの棲み処》に手足を生やして殴るかも?

保全者、マーウィン

保全者、マーウィン
土地に呪禁を付与し、2マナで土地を回収できる便利クリーチャー。

《暗黒の深部》コンボが《不毛の大地》で妨害されにくくなり、墓地の《不毛の大地》を使い回せるのも強力。
《緑の太陽の頂点》でサーチできるため、1枚挿しておくのは良さそう。

霊気の苦行者、ピア

霊気の苦行者、ピア
手札を1枚捨ててエンチャントをサーチ。ファッティを捨てて《動く死体》をサーチし、そのままリアニメイトや!

《全知》《魔の魅惑》《食物連鎖》など、エンチャントが絡んだコンボは多く、待望のサーチカードです。

多色

灯を委ねる

灯を委ねる
ジェイスを生け贄に《精霊龍、ウギン》を戦場へ!

……と思ったものの、《競技場の首長》があるため厳しめ。

凍傷の紅蓮精霊

凍傷の紅蓮精霊
《稲妻の骨精霊》のリメイク。黒が青になり、4/4で2ドローに。
3マナソーサリー2ドローに4点火力が付いていると思うと、すごい性能に見える。

コンストラリの魔除け

コンストラリの魔除け
どのモードも強い今回の魔除け。赤緑で、飛行除去、コンバットトリック、マナ加速。

飛行に6点?! 《量子の謎かけ屋》は一発で破壊!
コンバットトリックは一時的な修整ではなく+1/+1カウンターなので、一方的に戦闘したあともライフを詰めるのに有効。RUGデルバーなら、メインに1枚あってもうれしそうな1枚だ。

パラドックスの形成師

パラドックスの形成師
毎ターン3枚切削できるクリーチャー。《甦る死滅都市、ホガーク》の切削クリーチャーの候補へ。

セオリクスの魔除け

セオリクスの魔除け
青黒の魔除けは、《呪文貫き》、除去、ドロー。
カウンターも除去も腐ることが少なく、どちらも使わない場合は墓地を肥やしながらドローできます。

スタンダードで使われている《プリズマリの魔除け》並みの強さはありそう。

無色

迫り来る破滅、エムラクール

迫り来る破滅、エムラクール
徐々にコストが減り、10マナになったエムラ。《血染めの月》の上から起動して、無色マナを出せるようにできるのはうれしい。

《ウギンの目》からマナを出せるようにすると、

《ウギンの目》(エムラ起動)
《古えの墳墓》
《エルドラージの寺院》
《エルドラージの寺院》

の4枚の土地からプレイ可能。早いな。


《カラカス》で出し入れして無限マナなど、カード自体の強さはあり、トロン系で使いたい1枚。

アーティファクト

ダークスティールの天使(統率者)

ダークスティールの天使

《白金の天使》のリメイク。なんと、負けないクリーチャーに破壊不能が付いた。
《大胆な再製者》《向こう見ずな実験》など相性のいいカードはたくさんあるので、好きな手段で踏み倒そう!

土地

乱動する梢

乱動する梢
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》とのコンボが話題。
《原始のタイタン》に速攻を持たせてこの土地と《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》を持ってくるだけすごいパワーに。

既存の《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》が採用されているデッキで使い、火力を避けるなんて使い方もおもしろそう。《聖遺の騎士》からリーサルを組めるならありかも?

理論家の聖域

理論家の聖域
ジェイス付与する土地。なぜか島なので、各種フェッチランドからサーチ可能。
適当にタップインして、毎ターンジェイス付与したっていい。

まとめ


『リアリティ・フラクチャー』新セットレビューは以上になります。
今回はプレイしてみたいカードが多く、長めのレビューになりました。

棘唱の魔道士
恐怖の天使、アヴァシン
ヘクスヘイヴンの活性者
《棘唱の魔道士》《恐怖の天使、アヴァシン》《ヘクスヘイヴンの活性者》など、他にも使ってみたいカードはたくさんありましたが、冷静に考えて厳しそうなものは割愛。配信では実際に使ってみましょう!

来月からはレガシー選手権やEWEなど、レガシーの大型イベントが続きます。
新セットの登場で環境がどう変わっていくのか、実際にプレイしながら確かめていきたいところです。

大会に向けて、たくさん遊んで練習していきましょう!
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