今回はアリスさんから、準優勝をされたシティリーグ秋葉原についての大会レポートをラッシュメディアにいただきました。
こんにちは。アリス(Naoto.Suzuki)です。
今回は先日参加したシティリーグについて、詳細な対戦内容と当日のメタ分布についての2つの見方でレポートを書いていこうと思います。
※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
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使用デッキ : ゾロアークバレット
ゾロアークをメインに置いて相手のデッキに合わせて戦うポケモンを変えていくデッキです。
1戦目ギラマネロユキメノコ 勝ち6−0
対戦開始で相手のスタートポケモンは《カプ・コケコ》。なのでカラマネロの系統が一番可能性が高いかなと思いながらプレイ。 ここで相手の方が止まり、エネルギーを貼ってシャドーインパクトで《ゾロアークGX》に110。 その返しに色々して逃げて、別の《ゾロアークGX》で前を倒したタイミングで相手が投了して勝利。 しかし試合はというと先行2ターン目に貼られた《無人発電所》が最後まで割れなくて、次々にポケモンを倒されて敗北。 ここからは負けると決勝トーナメントに残れる可能性が極めて低くなってしまうので気合いを入れ直して挑みました。
6戦目ヌオーバレット 勝ち6−3
ベスト16 超バレット 勝ち(投了)
この試合はあまり覚えていないですが相手が《マーイーカ》を置くテンポが良くなかったので、先にサイドを先行してサイド差がひっくり返らない盤面まで持っていったところで投了をもらい勝利。 ベスト8 ヌオーバレット 勝ち6−1
こちらは適度にベンチにポケモンを置いてターンを返します。
相手はワンダータッチで《シロナ》を打つもベンチにポケモンを置くことができずエンド。 そのまま返しで前を倒し終始有利を渡すこと無く勝利。
準決勝 ヌオーバレット(TAGバレット)勝ち6−3
ゲーム中の思考やプランについて、参考になれば幸いです。
ここからは当日のメタ分布についてを見ていきたいと思います。
当日のメタ分布について
今回は一人での参加だったためパッと会場を見渡した感じでの判断となってしまいますが、会場のメタ分布は上から順にレシリザ>カラマネロ系統>サナニンフ>ゾロアーク系統という印象を受けました。
そしてベスト16に残ったのは、ゾロアーク系統4、レシリザ3、ヌオーバレット2、レックガノン2、サナニンフ2、ズガドーン1、ピカゼク1、カラマネロ系統1でした。
決勝トーナメントに残ったデッキについては、予選の分母に対してゾロアーク系統が若干多く残っていると感じました。これは相手のデッキに対して臨機応変に戦えたゾロアーク使いの方が多かったのかなと考えます。
また、ヌオーバレットは難しい環境読みの中でレシリザが多くいると踏んでの選択だと感じたので環境を読みきった選択で残ったのかなと思います。
逆に予選で多くいたカラマネロ系統のデッキは一人しか残らなかったことについては、ゾロアークに対して序盤の展開が悪くて押し切られて負けたり、サナニンフに弱点を突かれて負けて行ったということが予想されます。
各メタデッキの立ち位置について
環境にいるGXポケモンを一撃で倒せる打点があり非GXに対してもボルケニオンで応戦できるとGX、非GXどちらに対してもしっかり戦う手段がある。
使用者が多いと考えられレシリザをメタったデッキと複数回当たる可能性もある
ゾロアーク系統
高いHPを生かして回復しながら相手のリソース切れを待つデッキ。ジラサンや《ゾロアークGX》に対しての勝率はいいが一番多いと思われるレシリザに対して不利をとるのでそこに対する解答が必要。 ・ジラーチサンダー
1進化がメインだったりシステムとするデッキに対して強いデッキ。高いHPを持つポケモンがメインのデッキだったり《アローラベトベター》が採用されてるデッキが苦手のため若干向かい風ではある。 優勝したレシラム&リザードンGXについて
京都大会で優勝し、スカイレジェンド発売後のシティリ—グでも上位にいて、レシリザ以外のデッキで大会に出るならこれに負けてはいけないという認識のもとデッキを選ばせるぐらいのパワーがあります。(なら使えよって話ですが…w)また、デッキパワーが高いため多少の対策に対しても真っ向から勝負して勝ったり相手がうまく機能させることができず押し切るなどがあったのかなと思います。実際私は対策として採用した《ヤドキング》がサイドに落ちて思うような試合展開ができずに負けました。 さらには、炎ポケモンをサポートする《カキ》や《溶接工》といったエネルギーを複数枚つけることができるカードがあります。そのためエネルギーコストが重い強力な技を早い段階から使えるというのがGXやTAGチームの多い環境にマッチしたのかなと思います。《レシラム&リザードンGX》が予選での最大勢力であったこともうなずけます。 おわりに
もし今回のデッキ分布を知った上でもう一度デッキ選択をするのであればもう一度ゾロアーク系統を選択しますが、もう少し対レシリザを厚くみてヤドンラインを2−2にして、大会中にほとんど使用しなかった《イワンコ》と《クチナシ》辺りを抜くことになるでしょう。 記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です