あむさんから先日開催のJCS2019のデッキ解説記事をラッシュメディアにいただきました。
今回は先日行われたJCSにて、見事マスターリーグ準優勝をした「ヒビノ コウスケ」選手が使用した《ネクロズマ》+《カラマネロ》デッキについての紹介です。 ※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
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デッキレシピのポイント
余計な要素がない
《カラマネロ》は非常に強力な特性をもち、多くのポケモンと相性が良いです。 
出来ることが多い分、60枚に収めるために環境に合わせてカードを取捨選択するのが非常に難しいデッキです。これも入れて、アレも入れて、とやっていくと非常に中途半端なデッキになってしまいます。


サイドレースの強み
非GXであるため、TAG TEAM GXやGXポケモンを相手にする場合はサイドレースを進めやすくかなり使いやすいデッキだと思います。
《ネクロズマ》は非GXでありながら160ダメージを出すことが出来るため、非GX同士の戦いでも打点不足になることはほぼありません。ただ、ワザを使うのが2~3ターン目になるため、初動の早い《ジラーチ》+《サンダー》は少し不利になってきます。 ダメージの話
打点の概要
《ネクロズマGX》:10+超エネルギー×60ダメージ(基本190ダメージor250ダメージ) 




打点計算
160×2回で環境にいるどのTAG TEAM GXも倒すことが出来ます。
特にHP270以下のTAG TEAM GX相手であれば(超抵抗がない限り)、《グレートポーション》を使われてしまっても2回で倒すことが出来ます。 
《アセロラ》などを多投しているデッキタイプもTAG TEAM GXの台頭により減っているのが追い風です。 逆にケアしなければならないのは《カラマネロ》を倒すプランを取られ、ゲーム終盤に後続が立たなくなること。かならず終盤まで後続を作り続けられる盤面作りは意識しなければなりません。 

デッキのキーポイント

このデッキを支えるキーカード。ワザを使い始める2~3ターン目までに1枚引ければ、基本的に場や手札からなくなることはありません。
手札に帰ってくるタイミング的に《リセットスタンプ》の影響を受けにくいため、終盤もワザを打つハードルはかなり低くなるのが強みです。 《ザオボー》を使用されるとロストゾーンに飛んでしまいますが、そもそも採用されているデッキがHANDくらいで、HAND相手は非GXである強みや《ネクロズマGX》による青天井の打点があるためあまり考慮しなくて良さそうです。 総評
TAG TEAM GXや《ゾロアークGX》が増える環境で戦いやすい非GX軸であり、非GX系統のデッキの弱点であった《リセットスタンプ》に対しても強く出られるのは環境にあったとても良いデッキだったと思います。 JCSも終わりシーズンオフとなりましたが、このデッキタイプは今後も環境に入ってくる可能性があるので是非使ってみて次のシーズンに備えましょう。
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