今回は新弾で登場した《スピアーV》のデッキを紹介します。
新弾「スペースジャグラー」で登場した《スピアーV》は「むれでさす」という面白い技を持っています。
相手のポケモン1匹に自分の場の《スピアーV》の数×50ダメージを与えることができるので、《スピアーV》が4匹いた場合はどこにでも200ダメージ、《望遠スコープ》が付いた場合は230ダメージをベンチのポケモンに与えることができます。
ただ耐久力はHP210と少々心許ない部分があり、サイドレースを有利に進めるためには若干扱いにくい部分があります。また倒されにくい方が打点の維持をしやすいので、今回は《タフネスマント》や《コロトック》といったカードで耐久力を上げるコンセプトでデッキを紹介します。
序盤のエネルギー不足や、先攻1ターン目でのエネルギー加速を安定させるために採用しています。
理想的に動けたり、《ナタネの活気》で2枚加速ができれば順調にエネルギー問題は解決しますが、それが難しい場合のサブプランとして1枚採用しています。
実際にデッキを回すとベンチスペースが非常に厳しいため、その点は注意が必要です。
《スピアーV》を並べなければならないデッキのため、サイドに落ちた《スピアーV》を救うために採用しています。
また《クイックボール》や《ハイパーボール》の次に優秀なボールです。
《セイボリー》で相手のベンチを減らし《スピアーV》で刈り取ることで相手の盤面を制限します。コンセプトが自分の《スピアーV》のワザ使用回数を増やすことなので、相手の展開を遅らせることで少しでもそのハードルを上げるため採用しました。
基本的な動き方は《アルセウスVSTAR》から《スピアーV》にエネルギー加速をしていきますが、エネルギーの要求が3エネルギーのため、アタッカーを継続して用意するのが非常に難しいです。
そのために2体目の《アルセウスVSTAR》がアタッカーとして再度登場することもあるため、《ダブルターボエネルギー》は4枚の採用となっています。
今回は新弾で登場した《スピアーV》のデッキ紹介でした。
少々扱いにくいスペックをしていますが、戦い方が他のカードにはない面白い動きをするので、是非使ってみてください。