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RushProsによる強化拡張パック「ロストアビス」カードレビュー！

Rush Pros

新弾考察

更新日:2023/10/31

今回は7月15日発売の強化拡張パック「ロストアビス」の注目カードを紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう！

■とーしん選手の注目カードTOP3

・1位《ギラティナVSTAR》

1位はメインポケモンでもある新規のポケモンVSTAR《ギラティナVSTAR》。
ワザ「ロストインパクト」は280ダメージと非常に高い打点を持っており、《オリジンパルキアVSTAR》や《アルセウスVSTAR》といった環境で見かけることの多いポケモンVSTARたちを軒並み一撃で倒すことができます。
また詰めとしてのVSTARワザ「スターレクイエム」も非常に強力な効果を持っており、条件付きですが相手をきぜつさせることができます。
ゲームの中盤ではこの技の条件である「ロストゾーンのカードが10枚以上」を達成するために、《アクロマの実験》や《キュワワー》等をいかしてデッキを動かしていくといった形になりそうです。

2位《キュレムVMAX》

2位は新規収録のポケモンVMAXである《キュレムVMAX》。
特性「はくぎんせかい」よるエネルギー加速とワザ「ダイフロスト」の組み合わせで1枚でカードコンセプトとして自己完結している優秀なポケモンです。《ヤレユータン》の特性「さるぢえ」と組み合わせてエネルギー加速を確定行動にしたり、《メロン》を使ってエネルギーをつけるアプローチでデッキは非常に組みやすいポケモンだと思います。
サブアタッカーとして《オリジンパルキアVSTAR》を採用することで弱点分散になり、またVSTARパワーである「スターポータル」から《キュレムVMAX》の大ダメージも狙っていける形に仕上がることかと思います。

3位《ギフトエネルギー》

3位は新規特殊エネルギーの《ギフトエネルギー》。
これをつけているポケモンが倒された次の番は手札が7枚でスタートできるという点が非常に優秀で、《ツツジ》や《マリィ》といった手札干渉で逆転されてしまう可能性を大きく下げることができます。
特に後半にも必要札が多くなりがちな非Vを中心としたデッキを非常に強化するデッキであると考えていて、《レジギガス》デッキ等での採用がかなりありそうだなと感じています。また《モルペコ》を中心としたLOデッキや、その他サポート権をドロー以外のことに使いたいデッキにおいても多く採用が見込まれそうな面白い一枚であると感じました。

■サイトウコウセイ選手の注目カードTOP3

1位《ギラティナVSTAR》

1位は《ギラティナVSTAR》です。ワザのロストインパクトとVSTARパワーのワザスターレクイエムの両方が非常に強力で環境入り確実と考えています。またHPが280でありつつ、弱点がないのも非常に優秀です。

非ルールのポケモン主体の相手には《ギラティナVSTAR》のワザを連続して使うのは難しいので、《メモリーカプセル》などを使い《ギラティナV》のワザひきさくを使えると戦いやすくなると考えています。

2位《ミラージュゲート》

2位は《ミラージュゲート》です。ロストゾーンに7枚以上カードがある時という条件付きではあるものの山札から違うタイプのエネルギーを2枚自分のポケモンに付ける事が出来る非常に強力なカードです。

《ギラティナVSTAR》との相性は勿論ですがワザは強いけどエネルギー要求が厳しいアメイジングのカードや《連撃ウーラオスVMAX》など色んなカードを使用出来る可能性を上げてくれる1枚です。

3位《ドラピオンV》

3位は《ドラピオンV》です。今まで登場から環境トップに君臨し続けた《ミュウVMAX》に対しての明確なメタカードになります。また限定的ではありますが、相手が後攻1ターン目に《メッソン》のどんどんよぶを使った場合、先攻2ターン目に《こだわりベルト》を付けることで相手のポケモンVをきぜつさせる事が出来る可能性もあります。

■凱選手の注目カードTOP3

1位《ミラージュゲート》

自分のロストゾーンに7枚以上カードがあることが条件にはなりますが、自分のポケモンに違うタイプのエネルギーを2枚まで付けられます。

《キュワワー》や《アクロマの実験》など、どのデッキでもロストゾーンの枚数を増やすことが出来るカードがあり、今までエネルギー加速手段に困っていたデッキが息を吹き返す可能性があり、今後のデッキ構築の変化にも期待出来る1枚だと考えます。

2位《ギラティナVSTAR》

ワザ「ロストインパクト」はポケモンVSTARを一撃で倒していくには十分なダメージを期待できます。
前述の《ミラージュゲート》のおかげで連発も出来ますし、後半は「スターレクイエム」の条件を満たしながら相手のポケモンを問答無用できぜつさせることも出来ます。

基本的にはロストゾーンを活かすコンセプトが目新しく、持ち前の攻撃力を活かして環境入りに期待したいところです。

3位《ギフトエネルギー》

ポケモンのどうぐである《しあわせタマゴ》と同じ効果を持った特殊エネルギー。
最近では裏工作+ポケモンVSTARの組み合わせのデッキが《ツツジ》を打つことを起点として、ゲームで差をつける展開が多く見られるため、今後そこに抗う1枚になる可能性もあると感じました。

■アリス選手の注目カードTOP3

1位《ギフトエネルギー》

1位は《ギフトエネルギー》です。このカードは、このカードをつけているポケモンが相手のわざのダメージできぜつしたときに自分のて手札が7枚になるように引くことができるという効果を持っています。

手札干渉をされた際（マリィやツツジなど）にバトル場で《ギフトエネルギー》をつけたポケモンがいればそれらのカードの効果を弱体化させ手札を増やすことができます。《アイアント》のようなLOを狙っていくコントロールデッキ系統は、選択肢が多ければ多いほど強いデッキなため、相手の手札干渉に強いカードとして数枚採用したいカードとなっています。
 
2位《ギラティナVSTAR》

2位は《ギラティナVSTAR》です。今弾のパッケージを飾るメインポケモンとなっている《ギラティナVSTAR》は、280ダメージを出すことができる上技、ロストインパクトの破壊力が抜群で《こだわりベルト》を合わせると環境に存在するほとんどのポケモンを1撃で倒すことができます。

VSTARパワーのスターレクイエムも条件を満たしていれば問答無用で相手バトルポケモンを気絶させることができるため非常に破壊力抜群のテキストをしています。エネルギーコストがやや重い点が少し不安ですが、同時収録されている《ミラージュゲート》をうまく使っていくなどでしっかりと対応していけば環境に入ってくるパワーを持っている楽しみなポケモンとなっています。
 
3位《ネジキ》

3位は《ネジキ》です。このカードは自分の場のたねポケモンとトラッシュのたねポケモンをすべて引き継いだ状態でいれかえることができるカードです。これによって1ターン目に場に置けなかった進化前ポケモンを無理やり場に出して進化させたりシステムポケモンが倒された返しに復活させることできます。

また《ガラルファイヤー》などの特性でエネルギーを複数枚付けることができるポケモンを利用してエネルギーコストの重いポケモンを準備するということもできます。プレイや戦い方が広がるカードとしてとっても楽しみなカードとなっています！

■あむ選手の注目カードTOP3

1位《ヤミラミ》

今弾の目玉カードの《ギラティナVSTAR》の足りなかった部分を埋めるカード。1エネで120打点のバラマキにより倒しきれなかったポケモンや非V系統のデッキに強く出ることが出来ます。

ダメカンを乗せるワザなので《マナフィ》で防げないのも良いポイント。個人的に《ギラティナVSTAR》は《アルセウスVSTAR》と組み合わせる形を検討していたので、ワザ「トリニティノヴァ」の足りない部分を補う良いカードになりそうです。

2位《ネジキ》

非常に面白い効果のカード。
特に《ネオラントV》や《クロバットV》と共に裏工作軸のデッキに採用したり、《インテレオンVMAX》《れんげきウーラオスVMAX》デッキや《アルセウスVSTAR》バレットのような複数枚のポケモンVを採用するデッキと相性が良さそうです。

《レジギガス》や《ミミッキュV》と組み合わせる面白いコンボも楽しそうですし、サポートというデメリットはあるものの非常に面白い注目カードとして今回紹介します。
どのデッキにも入るようなカードにはならないと思いますが、可能性だけで言えば多くのデッキにおいて面白い動きができるカードなので、今後の構築への影響が楽しみです。

3位《アクロマの実験》

ロストゾーンにカードを送るサポートとして《ギラティナVSTAR》などのロストゾーン参照のデッキと相性が良いカードですが、純粋に上から5枚見て好きなカードを3枚加えるという効果も中々に強力。
《ダブルターボエネルギー》などの特殊エネルギーと合わせて必要パーツを持って来れる使いやすいサポートが中々なかったので、デッキによってはロストゾーン関係なく採用する可能性もありそうです。

とはいえ、今弾の《キュワワー》と《ミラージュゲート》のコンボは非常に強力。メインカードの《ギラティナVSTAR》以外でもロストの枚数条件は満たせそうなので、様々なデッキでのロストゾーンギミックが楽しみです。