
今回は9月26日発売の拡張パック「インフェルノX」の注目カードを紹介していきます。
1位は、パックの新規収録サポートである《ヒカリ》。 2進化デッキでの採用が主となるのは間違いなく、全てのデッキに汎用的に入るというわけではないものの、非常に強力なサポート基盤の1つとして今後使われていくであろうカードの1枚として考えています。
また、《活力の森》で持ってきたカードを一気に場に出すといったことが考えられる草タイプ全般は特に相性がよく、今後の環境の動向次第では新規アーキタイプの誕生にもつながるかもしれません。 なおかつ自身のワザ「インフェルノX」は90の倍数の青天井ダメージを持っているため正面突破力もピカイチの性能です。
同弾の《オドリドリex》と組み合わせてエネルギーを一気に用意する形がスタンダードになるかと思います。 デッキの選択肢としてサブアタッカーの候補は多く、同弾収録の《レシラム》やsv2a収録の《ファイヤー》、sv4K収録の《イーユイ》あたりのサイド1枚のポケモンでうまくサイドを詰めていく形が理想的なのではないでしょうか。 特徴は何といっても「たねポケモンでありながら相手のexポケモンに1エネで110ダメージを出せるお手軽さ」です。
これはゲームの話なんですけど、プラチナ版の女主人公が好きです。
たね、1進化、2進化をサーチできる器用なサポートカードです。
進化ラインが複数入っているデッキにおいては、2ターン目以降いつ引いてもある程度の仕事をしてくれるんじゃないかと思います。
すぐに思いつくのは、【ボムドラパ】、【ピジョリザ】、【リザドラパ】などです。
特に《ドロンチ》を採用できるデッキは1進化をサーチする価値が高いので相性が良さそうです。 「とうしのつばさ」でポケモンex相手に1エネ110ダメージ出せます。
弱点関係なく110ダメージは優秀で、様々なシチュエーションでの打点調整に使えそうです。
反面、今いるほとんどのデッキはexを前に出さない選択も可能です。出づっぱりで戦おうとすると腐ってしまうリスクもあるので、使い所を見極めたいところです。
無色1エネ起動である以上、どんな組み合わせ方もあると思うので要チェックです。
下ワザもメタビートみたいなデッキに耐性があっていいです。
山札からたねポケモン、1進化ポケモン、2進化ポケモンの3枚を持ってくるカード。
2進化のラインが2種類以上あるデッキだとこれから採用を検討しても良さそうですね。【ピジョットリザードン】や【リザードンドラパルト】、場合によっては《ピジョットex》が入った【テラスタルバレット】とかでも採用を検討できそうですね。 以前登場した《ロケット団の監視塔》とは違い、1枚で広い範囲を補完できるので、今後採用するデッキは多くなりそうです。採用を検討できそうなデッキは【ソウブレイズ】、【タケルライコ】などでしょうか。 速いデッキに雑に入れてそのまま逆転しきれずに押し切り、のような展開が今後増えていきそうです。まだカードプールが広いので評価しづらいカードですが、来年の2月にはよく見るようなカードになってもおかしくない性能はしています。
昨今の界隈の話にも近いですが、正々堂々戦える正面から相手と戦えるいいスタジアムです。将来性も含めて2位にします。
ワザ「とうしのつばさ」は、相手のバトルポケモンが「ポケモンex」なら、炎エネルギー1枚で110ダメージが出せるカードです。
比較されがちな「ねたみのごうか」の《イーユイ》と違って良いところは、能動的にサイドを詰められることでしょうか。 また、1エネルギーでワザが使えるので、要求が軽いのも高評価。既存だと、【リザードンex】を軸としたデッキはもちろん、【ドラパルト】などでも採用が検討できそうです。
弱点でワンパンすることよりも、非ルールのポケモンでダメージを刻めることが強みです。今後よく見るカードになりそうですね。
ワザ「とうしのつばさ」は、1エネルギーで相手のバトルポケモンがポケモンexであれば110ダメージを与えることができます。
また、非exのたねポケモンであることも大きなポイントです。倒されてもサイドを1枚しか取られないため、序盤でのけん制役や中盤以降のピンポイントアタッカーとしてなど状況に応じた役割を担える点が強力です。
2進化デッキなら採用検討したい強力なサポートカードです。
なぜこの効果が強いと言えるかといえば、従来の2進化デッキで悩みとなっていた「たね–1進化–2進化」を一気に揃える難しさを、《ヒカリ》は1枚で補助してくれるからです。 特に1進化を確定で持ってくるという点が非常に大事なポイントだと思っています。つまり、《ヒカリ》を入れたいデッキは、1進化が強いポケモンであるかつ2進化デッキという条件です。そんなデッキなら《ヒカリ》を強く使えそうです。 ちなみに《ヒカリ》はポケカ初登場!!嬉しいですね〜 ダメージそのものを防ぐことはできませんが、ベンチへのダメカンばらまきを無効化できる点が大きな特徴となっています。
ただし、効果が及ぶのはあくまでベンチのみで、バトル場のポケモンは通常通り攻撃や特性の対象になります。また、スタジアムを多く採用しているデッキに対しては、張った直後に処理されてしまうリスクも高く、頼り切るのは危険です。
総じて、ダメカンばらまきデッキにメタを張れるカードとして非常に優秀です。
特定のマッチアップを強く意識するならばデッキに差し込む価値があり、環境の変化次第では評価が大きく上がるポテンシャルを秘めています。