《ウッウ》を中心としたデッキタイプについて紹介します。 このデッキタイプは主に非Vのアタッカーを中心に作られているのですが、非Vデッキの課題であった序盤のパワーであったり裏工作の《インテレオン》や非V同士の対戦が重いといった問題が解決されているため、非常に使いやすく強力なデッキタイプです。 所謂「ロストバレット」というデッキタイプとして紹介されることが多いですが、今回は《ウッウ》を軸としており必要なエネルギー数が少ないことから《ミラージュゲート》は不採用とし使用するエネルギー色も少なくなっています。 特性「ロストプロバイド」により、ロストゾーンにカードが4枚以上ある場合技を使うのに必要なエネルギーはすべてなくなります。
これによりエネルギーを必要とせず序盤から「おとぼけスピット」で110ダメージを出すことが出来ます。
《こだわりベルト》付きの140ダメージ2回でVSTARを倒したり、非Vのポケモンを倒したり、後述するアタッカーたちとの打点のかみ合いもよくこのデッキのメインアタッカーとして申し分ないスペックをしています。 ワザ「どっすんグースカ」が強力。3エネルギーで180という打点は効率がよく、非Vデッキが常に苦しめられるHP160の《インテレオン》を1発で倒すことが出来ます。 このデッキでは《キバナ》とのコンボでトラッシュからエネルギーを加速してデッキから《ツインエネルギー》を持ってくることで180ダメージを非常に出しやすいです。 このデッキタイプでは序盤はあまりエネルギーを必要とせず、《かがやくリザードン》も盤面にはあまり置いておきたくないので、余ったエネルギーの貼り先としても有効です。 フィニッシャー。特性と打点が非常に強力で、非Vながら条件次第では1エネルギー280ダメージが出せるとんでもない性能です。
以前から《ミュウVMAX》はその速度とサブアタッカーたちの性能から非Vデッキからすると非常に厄介なデッキタイプでした。 しかし今回登場した《ドラピオンV》は特性によって、フュージョンデッキ相手は基本0エネルギーでワザを使うことが出来ますし、デッキのメインアタッカーとなる《ウッウ》で《メロエッタ》を処理しやすいこともあり、1枚採用しているだけで対策として効果的です。ようやく《ミュウVMAX》対策といえるカードが登場しました。 また、《ウッウ》の110打点と合わせて300点出すことが出来るため、裏工作軸のVSTARを相手にする際に打点補助として使用することも多いです。必要なタイミングで使えると非常に強力なカードで、《クララ》から回収可能なことも意識してプレイしましょう。 ロストに送ることでトラッシュからサポートを1枚手札に加えることが出来ます。
《ヤミラミ》の条件を満たすためのロスト枚数要因かつ、《アクロマの実験》というデッキの中心的なサポートを使いまわしたり、相手の《ツツジ》対策にベンチに置いておく置物として優秀です。このカードが倒された場合はアタッカーが残っていますし、とりあえず回している途中で1ライン立てて置くのがオススメです。 サーチカードが《ハイパーボール》のみになっていますが、山札をかなり圧縮出来るデッキタイプなので、中終盤の必要な状況までに大抵引くことが出来ます。 今回は新弾のロストゾーンのギミックに同じく新弾から《ドラピオンV》を採用したデッキの紹介でした。《キュワワー》でのリソース管理は多少の慣れが必要な部分ではありますが、上手く使えると非常に強力なデッキタイプとして今後も注目です。是非使ってみてください!