いよいよ今週末にはチャンピオンズリーグ横浜が開催されます!
今回は大会前に「白熱のアルカナ」がリリースされているということで、その影響について簡単に書いていきます。
シールド戦に使用されるパックということもあり、構築レベルで考えるとポケモンのパワーは全体的に低めな印象です。
「白熱のアルカナ」のポケモン主体で今のCLを勝ち抜くデッキを組むのは難しいでしょう。
一方でトレーナーズやエネルギーは、既存のデッキに組み込むことでパワーアップ出来そうなカードがいくらか確認できます。
その中でも注目の2種類のカードについて解説していきます。
条件付きではありますが、《ボスの指令》の効果と、手札トラッシュ&ドローの効果、両方の性質を併せ持ちます。 発表された当時は、複数枚採用していたボスの枠をドローにも回せる可能性があるということで、痒いところに手が届くような便利カードの印象でした。
いざ使ってみると、選べる分どちらもパワーが低めになっているのでデッキを選ぶ性能になっているという感想。
ただでさえ4,5ターンでゲームが終わりうる現環境です。
相手が毎ターン《博士の研究》、《ボスの指令》など強力な効果のカードを使ってくるのに対して、弱めの効果のカードで対応するのには無理があります。 《レジギガス》などの非V中心でゲームに必要なターンが通常より多いデッキとの相性はいいと思いますが、たとえば裏工作軸のデッキ等には使うサポートを選べる分で他の強力な効果のサポートを入れたほうがいいかな?と思いました。 重複はしませんが、Vポケモンから受けるダメージを30軽減するという強力な効果を持っている特殊エネルギーです。色の縛りがない無色のエネルギー扱いなので、どんなデッキにも入りうるエネルギーです。
今は殆どのデッキが主要なVSTARポケモンのHPラインである280を意識した打点になっているので、VSTARポケモンにこのエネルギーをつけることで状況が有利になることが多々あるでしょう。
エネルギーで耐久を上げられるメリットとして、どうぐを使ってより強力なポケモンに仕上げることができるという点が上げられます。
一方でデメリットというか当たり前の話ではあるんですが、エネルギーなので手札から貼る余裕が必要ではあります。
昨シーズンまでとの大きな違いとして、2日制でありDay1とDay2ではデッキ変更が可能であるという点が挙げられます。
Day1では多種多様なデッキに対してフラットに強く出られる安定したデッキを使い、Day2では上位デッキに刺しに行けるギミックを入れた尖ったデッキを使う、なんて戦略も可能になりました。
【デッキコード:K88KxK-PVcaLh-cxJY88】