特性ロックまでのハードルが低く、デッキの構築段階から意識していないと簡単にテンポを奪われ、負けかねないデッキとなっています。
このデッキの1番の強みとしては、先攻でも後攻でも特性「かがくへんかガス」を持つ《ガラルマタドガス》をバトル場に出しながら番を返せるということ。 現環境は、"ルギアVSTAR"・"ミュウVMAX"・"ロストバレット"の3強と言われており、3デッキの共通点である「特性を軸としたデッキである」ということからも、シェア率が高いこれらのデッキに対して《ガラルマタドガス》をバトル場からベンチに下げさせる、という要求を最序盤から課すことが出来るのが大きな強みとなっています。 相手の効率の良いサイドプランを防ぐという意味合いが強い1枚です。
採用されるスタジアムの変化も環境を追う上で重要な要素ですね。
基本的には先攻,後攻時問わず、バトル場に《ガラルマタドガス》を出して相手の特性を止めながら相手の展開を遅らせ、テンポを取ることを目指します。 特性「じゃえんのつばさ」でエネルギーの確保が容易であり、ワザ「オーラバーン」は《ガラルマタドガス》の「バッドポイズン」で削ったポケモンVなどを倒しやすいダメージラインとなっています。このデッキを使っていて、アタッカーの確保が難しい場面が増えてきた際には採用を検討したい1枚。 悪タイプである点からも、《ムゲンダイナVMAX》の特性「ムゲンゾーン」を邪魔することなく、デッキに組み込めることからもオススメの1枚。 お互いのポケモンのにげるために必要なエネルギーを2個分増やすという妨害系のスタジアム。
レギュレーションが変わる前の最後のシティリーグで十分活躍するデッキだと思っています。
今後スタンダードレギュレーション変更前のメタゲームもいよいよ大詰めで、今後が楽しみです!