
今回は現環境デッキの《ハピナスV》《イベルタル》を紹介します。
元々《ハピナスV》は《チルタリス》や《ミルタンク》を相方にしていたデッキですが、《ギラティナVSTAR》の台頭により厳しい環境となりしばらく影を潜めていました。
ですが《ルギアVSTAR》の登場から《イベルタル》を相方にしたデッキタイプが登場しています。
今回のデッキのキーとなるカード。元々《ミュウVMAX》対面で採用されていたカードですが、《ルギアVSTAR》の台頭により役割が増えました。
《ルギアVSTAR》対面では3枚の《イベルタル》を使うことも多いので4枚の採用。
また、《イベルタル》自身が殴れるような構築になっていないとどこかのタイミングで《ハピナスV》を通さないといけなくなってしまうため、《オーロラエネルギー》も採用しました。
《タフネスマント》&《Vガードエネルギー》で耐久が330になるたねポケモン。
さらにワザでトラッシュからエネルギー加速が出来るため《すごいきずぐすり》とも相性がよく、昔から大好きなカードの1つです。
弱点が闘ということもあり、レジデッキの《レジロック》やロストバレットの《ジガルデ》に弱いため、《ノコッチ》+《チェレンの気くばり》を採用しています。
これだけで全てのデッキに勝てる可能性のある最強コンボ。
特にロスト軸や《レジギガス》の行動を阻害することがメインの役割。このセットが4枚ずつ問題なく採用出来るのがこのデッキの強み。
デッキから《イベルタル》と特殊エネルギーを持ってこれるサポート。
次の《イベルタル》を用意しつつ、《ダブルターボエネルギー》や《ツインエネルギー》で準備が出来るためプランがかなり安定します。
《イベルタル》を重く使わない対面でも、序盤から貼りたい《ラッキーエネルギー》や《Vガードエネルギー》を持ってくることが出来ますし、役割は十分に果たしてくれるカードです。1枚採用し、使ってみた所かなり感触が良いので是非試してみてください。
《ミルタンク》《マナフィ》《セイボリー》《あなぬけのヒモ》など。
《ミルタンク》は存在だけで相手に圧力がかけられるカードですが、現環境ではあまり効果を発揮しない対面も多く不採用。
《マナフィ》は以前であれば《パルキアVSTAR》の《かがやくゲッコウガ》がワザを使ってくるのがかなり重く、必要な存在でしたが現環境ではあまり使うことがないため不採用。
《セイボリー》については《レジギガス》や《ミュウVMAX》対面で活躍しますが、使うタイミングを考えると《マリィ》と被ることや、ロスト軸など他対面も考えたときに《マリィ》の方が有効性が高いため不採用としました。
《あなぬけのヒモ》に関しては採用を最後まで検討する1枚になりそうです。
環境に存在する《そらをとぶピカチュウVMAX》や《コオリッポ》などを考えると《あなぬけのヒモ》+《ボスの指令》or《セレナ》のギミックを搭載していることは大事。ですが採用するなら最低2枚は必要なことから今回は不採用としました。 入れ替えるカード候補としては《トレッキングシューズ》やサポート枠のカードになりますが、最も勝ちたい《ルギアVSTAR》相手に安定性を落として負けるのがもったいないため今回はこのレシピとなりました。
《ハピナスV》+《チルタリス》を初めて使ったのがCL2022福岡。あれから1年以上経ちますが、形を変えつつ未だに環境に《ハピナスV》が存在しています。
単体性能がかなり高くイラスト込みで大好きなカードの1枚なので、是非使ってみてください。それでは。