今回は最近リリースされたアプリゲーム「Pokémon Trading Card Game Pocket」についての記事になります。
最近時間を見つけては遊んでいるので、その感想やおすすめのカードを紹介します。
「Pokémon Trading Card Game Pocket」(以下ポケポケ)は、インスタントにポケカの楽しさを味わうことができるスマホアプリです。
パックを開封しカードを集め、デッキを構築し誰かと対戦する、というカードゲームを楽しむ上で大切なプロセスをすべて体験することができます。
従来のポケモンカードとはルールが違いますが(ベンチの数が少なかったり、勝利条件がサイドではなくポイント制だったりする)、スマホの画面で直感的に遊ぶという意味ではちょうどいいボリュームに感じられますね。
電車待ってる時間にサクッと対戦やるか、みたいなノリで1戦できます。
ルールが単純化されたからといって戦略性が失われているわけでもなく、SNSではデッキ構築や注目カードについて日々議論されている印象です。
何万いいねとか平気で伸びてて、ユーザーの規模の大きさを実感しました。
実際、SNS上ではもともとポケカを遊んでいた層だけでなく幅広い層のユーザーから遊ばれている印象があります。
また、対戦以外の特徴として、コレクション要素も楽しむことができます。
アプリ上でコレクション用のボードを作ったり、他人のコレクションを評価したりすることもできます。
対戦はやらないけど好きなポケモンのカードを集めたい、みたいな人も楽しむことができると思いますね。
「ポケポケ」ではリリース直後にもかかわらずおよそ300種類のカードが存在し、アプリ内のランダム対戦でも多種多様なデッキと対戦することができます。
微課金勢の自分はexメインのデッキをたくさん組めているわけでもないので、exポケモン不採用で比較的組みやすいデッキをいくつか紹介しようと思います。
省エネワザの火力を《カツラ》の打点上昇でカバーして戦うデッキです。
《キュウコン》のワザがエネルギー消費の効果を持っているので、《ブーバー》ではなく《カモネギ》を採用して序盤からテンポよく攻撃が続くようにしています。
このデッキで体験できる最大の楽しみは、「軽量ポケモンで相手の主力を倒せる」ことだと思います。
最メジャーexポケモンである《ピカチュウex》も、《キュウコン》の「かえんほうしゃ」に《カツラ》の+30補正が入ることで一発できぜつまで持っていくことができます。
《マタドガス》を壁にして戦うデッキ2種の紹介です。
《マタドガス》は1進化にして高HPかつワザを使わなくても特性でどく状態にすることで相手を削れるかなり優秀なポケモンです。
また、悪タイプは流行りの《ミュウツーex》に弱点をつけるのもいいです。
1進化で2エネ起動と比較的起動条件が軽め、かつエネルギーの色を《マタドガス》と共有できるので色事故しないのが強みです(ポケポケは設定した色のエネルギーが毎ターンランダムで供給される仕組みなので、多色で組むと時々1色しか供給されずに試合が終わったりします)。
あと《アーボック》と《マタドガス》って組み合わせがシンプルにエモいですね。
《ポケモンいれかえ》みたいなカードがプールにない現状での「おいつめる」によるにげられない効果も優秀で、《マタドガス》の特性のどく状態や《ナツメ》と合わせて有利な展開を作りやすいです。
《アーボック》の起動エネが軽いので、《キョウ》も使いやすくなっています。
今回はフィニッシャーとして《ベトベトン》を採用しています。こいつも《キョウ》の対象に取れるのでスタートによる事故を少し軽減してくれます。
《マタドガス》を壁として運用する、重めのアタッカーを育てるデッキです。
《フーディン》は3エネ起動の2進化ポケモンということでかなり殴るまでのハードルが高いですが、めちゃくちゃ火力が出ます。
相手のexポケモンを一発で倒すこともできます(2エネついた《ピカチュウex》や3エネついた《フリーザーex》など)。
壁役のポケモンで時間を稼いで、メインのポケモンを進化させてエネルギーをつけて育てていく戦い方は従来のポケカでもよくある動きです。
《マタドガス》はそういった戦略を立てていく楽しさが味わえるいいカードだと思います。
「ポケポケ」をきっかけにポケカに興味を持った方には、ぜひ実際のカードも手に取っていただきたいです!
デジタルで手軽に遊べるのはもちろんメリットですが、アナログにはアナログでしか味わえない魅力があります。
初めて手にしたレアカードの質感、デッキを組むためにカードを集めていく過程。新たな出会い。どれもいい思い出です。
少しでも興味があったら手にとってみることをおすすめします!きっと楽しいですよ!