
2024年の夏にお声がけいただき、Card Rush Prosとなりました。
2024シーズンで唯一(?)全CLでDay2に進出し、ある程度の結果を残したアベレージヒッターとしての採用だと思っています。
同期はだんのうらさんとHaruの2人。先輩のガルシアさんやとーしんさんにも負けないよう、とにかくがんばろうと思っていたのが懐かしいです。
Card Rush Prosの中で1番数字が無く、知名度も低かったので、どのように知ってもらうかなど、ポケモンカード以外での悩みの方が多かった時期だった気がします。
Xのフォロワーを増やしながら公式大会でも勝ち続けることを目標に、考え続けていました。
Card Rush Prosとして臨む、初めてのCL。ここで勝たなければ舐められてしまうのではないかと勝手に考え、精神的に追い詰められてたような記憶です。
使ったのは【レジドラゴ】。当時はまだTier1ではなく構築も定まってなかったので使い得な状況でした。
結果はDay1が6勝1敗、通算10勝5敗で「CL大阪2025」の優先権を獲得。
7勝5敗の時に「この世も終わりか」と思いましたが、踏ん張って10勝を掴み取れました。振り返るととにかく危なかった回でした。
出だしとしてはまあまあの結果。最低ラインは守れたような気がします。
こちらも【レジドラゴ】で出場。ここで勝てれば、世界大会の目も見えてくる重要な大会です。
最後はミラーでうまくかみ合わず、ずるずる負けてしまいました。分岐を間違えた気もするので反省した記憶があります。
結果はカードラッシュが4勝1敗で勝利しましたが、自分が唯一の負けでした。
まくとの対戦でしたが、相性が悪い気がしていて、想像通り敗北。 使ったのは【ルギアVSTRA】と【タケルライコ】の速いデッキ2本でした。
Haruとギリギリまで練習したのがいい思い出です。またやりたいなぁ。
この後は2カ月ぐらい期間が空いて12月の「CL大阪2025」を迎えます。
今季2回目のCLです。この回は環境的にかなり苦手でした。
使えそうなデッキが【サーナイト】ぐらいだったので、そのまま【サーナイト】で突撃。結果はDay1が6勝1敗、通算11勝4敗でした。
ここでPJCS2024で【サーナイト】を使えばよかったなと反省(ルギアでDay1落ちでした)。
ギリギリでデッキが決まったのもあり、不安も多かった回ですが、自分の苦手な環境の大会でもそれなりのパフォーマンスを発揮できたのは自信に繋がった気がします。
今回も最低目標である「CL福岡2025」の優先権を獲得します。
年末にシティリーグS2に出場。立ち位置がよさそうと判断した【ルギア】を使いました。
結果は予選6勝0敗、決勝トーナメント1回戦負けのTOP8。
【ブリジュラス】相手に出遅れてしまい、《ルギアV》を取られ続けて負けました。 この回は【ドラパルト】を使うべきだったので、また選択ミスだと反省します。
自分は【テラスタルバレット】を使いました。直前でのデッキ変更になりましたが、とにかく自分の知識+先行して研究していた友達の知識を吸収して戦うことに。
結果はDay1が7勝0敗、Dayが6勝2敗の通算13勝2敗で決勝トーナメントに進出。
1回戦に勝ってトロフィーに王手をかけるも、《リキキリンex》に敗れ、TOP8で終わりました。 福岡では2年連続で決勝トーナメント進出と、それなりに良い結果を残していますが、あと一歩届いていません。来シーズンこそは4位入賞したいところ。
ここで「PJCS2025」の優先権+招待権(10万円分の旅行券)、「CL2025宮城」の優先参加権を獲得します。
「CL福岡2025」終了後は、【テラスタルバレット】ではなく【ドラパルト】を練習していました。
【ドラパルト】のプレイがよく理解できていなかったので使用を断念したため、そこを深堀して理解を固めつつ、テンプレから少しいじった構築で持っていきました。
結果は予選6勝0敗、決勝トーナメント2回戦負けのTOP4。最後は俳優の栗原類さんに敗れました。
相手の【ドラパルト】に《マシマシラ》(アドレナブレイン)が採用されていて、不利だったことや、《ドラパルトex》に進化できずに負けた記憶です。リベンジさせてくれ。 この大会は趣旨を変え、自分が今まで勝ち続けているデッキを選択しようと思い、【タケルライコ】を使いました。
直前のガルシア杯で優勝、他の大会でも好成績を残せていたので使用を決意します。
宮城に着いた後、愛知の強豪プレイヤーたちと調整してリストをいじったのもいい思い出です。
結果は、Day1が7勝0敗、Day2が5勝3敗の12勝3敗でTOP32でした。
ここで「CL愛知2025」の優先権とPJCS優先権(2個目)を獲得します。
負けた3試合のうち2試合はどうにか取ることもできた気がしますが、構築を少し動かさないと難しい感じでした。
ただ、当時の【タケルライコ】のリストの中だと、かなり高い完成度のリストを作れたので、そこは良かったです。
宮城の時に声をかけてもらったので、週の半ばには愛知入りし、現地の人と調整しながら週末の大会に臨みました。
最低目標はCL次回開催の優先権獲得で、あわよくば「WCS2025」の権利を取ろうと言う気持ちでした。使ったのは【タケルライコ】です。
【タケルライコ】の立ち位置はよくなかったので反省点も多いですが、どうにか通算10勝5敗で次大会の優先権を獲得。
またしても7勝5敗からゾンビのように勝たなければなりませんでした。もうやりたくないですね。ひとまず、最低目標は達成できたので一安心。
CSPランキング上位入賞の目もなければ、「PJCS2025」の優先権も持っているので、何も権利がかかってない大会でした。
そんなことから練習したかった【オーロンゲ】で参加します。
《シャリタツ》を採用して安定感を上げたつもりでしたが、結果は3勝3敗。プレイミスが2回、《ユキワラシ》が全てサイドに落ちる事態にも見舞われて敗れました。 終了後に自分のミスを分析して、「PJCS2025」にどう生かせるか考えていました。

去年の反省を生かし、なるべくゆっくりプレイでき、ターン数が長くなって差が出やすいものを選択しようと考えていました。
2週間前から多くの大会に出場して環境を考え、Aよしと思考が近かったのもあり、《ブルンゲルex》入り【サーナイト】のリストを共有。 満を持して大会に望みましたが、結果は5勝3敗で終わってしまいました。
1敗は自分のミスだったので練度不足。悔しさが残る結果でした。
2025シーズンは、公式戦で112試合(公式大型大会フル出場+シティリーグ)を戦いました。
日本代表のラインは勝率75%と言われているので、ここは達成したかったと思いつつ、プロ1年目としてはまあまあの結果を残せたと思います。
今シーズンからかなり多めに座学を取り入れたのですが、これも勝率の伸びに起因してそうです。特に福岡、宮城辺りはポケモンカード以外での練習ばかりしていたと思うのでここで伸びたのかなと思います。
今成績が伸び悩んでる方はぜひ実践してほしい練習かも。
手を動かすのではなく頭を動かす練習が1番ためになります。
来シーズンは、ポケモンカードの大会以外のこともやってみたいなとぼんやり考えています。(自主イベントするとか)
ポケモンカードで結果を残すこともプロとして大事ですが、広める活動や界隈を盛り上げるような活動をすることも1つのあり方だと思っているので、ここをがんばります。
もちろん来シーズンも全CLに出つつ、大型大会での優勝を目標にやっていくので、応援のほど、よろしくお願いします!
Card Rush Pros1年目を終えたシミズノブヒコでした。