CL横浜2025使用!さい選手の【リザドラパ】デッキ解説!


こんにちは、カードラッシュプロのさい / カクタイムです。

先日行われた CL横浜2025 では、《リザードンex》《ドラパルトex》を組み合わせた【リザドラパ】デッキを使用しました。
今回はそのデッキリストと主なカードの採用理由に加えて、大会を通じて意識したことや感じたこともまとめています。

少しでも皆さまの調整やプレイの参考になれば嬉しいです。
それではご覧ください!

使用デッキ解説


DAY1使用デッキリスト


デッキコード[cDYc8D-yiGEwJ-xc88Kc]

DAY2使用デッキリスト


デッキコード[xccx84-9an189-K8cDYJ]

【リザドラパ】ってどんなデッキ?


リザードンexドラパルトex

【リザドラパ】とは、《リザードンex》《ドラパルトex》という2体のアタッカーを併用したデッキのことです。

《リザードンex》の持つ、序盤に相手の速い展開へ遅れにくい安定感と、終盤の逆転力。そして《ドラパルトex》のダメカンばらまきによる盤面制圧力。この両者を組み合わせることで、幅広いデッキに対応できるのが最大の特徴となっています。

また、「リザードン寄り」か「ドラパルト寄り」かで構築に個性が出やすい側面もあります。さらに、どちらのプランで戦うかを毎試合ごとに正しく見極める必要があるデッキです。中途半端に動いてしまうと、リザードン、ドラパルトどちらの力も十分に発揮できないまま押し切られてしまうことがあります。

それでも、現在の環境においては【サーナイトex】【サーフゴーex】【タケルライコex】といった主要デッキに五分以上で渡り合いやすく、安定した立ち位置を確保していると考えています。

DAY1使用デッキとDAY2使用デッキの違い



CL横浜では、DAY1とDAY2で一部カードの入れ替えを行いました。
具体的には、DAY1で使用していた《スボミー》とHP100の《リザード》の枠を、DAY2では《ボスの指令》4枚目と「フレアヴェール」の《リザード》に変更しています。

《スボミー》を不採用とした最大の理由は、想定以上に大会参加者のデッキがグッズロックへの耐性を備えていた点にあります。

環境には【ドラパルトex】における《スボミー》の多用や、【サーナイトex】デッキでの《プルリル》採用が目立ち、結果として《スボミー》のグッズロックが通りにくい傾向が強かったのです。

もちろん、《スボミー》は相手の展開が渋い場面で使用すると試合を一気に有利に進められるポテンシャルを持つカードです。枠に余裕があれば採用したい魅力は十分にありますが、今回のCL横浜DAY2においては、最終的に不採用という判断に至りました。

代表的なカードの採用理由

リザードの2枚目


リザード

【リザドラパ】デッキは、《リザード》の採用を1枚に留めることも多いのですが、今回のリストでは、《リザード》を2枚採用しました。

基本的に【サーナイトex】【サーフゴーex】【タケルライコex】といった対面では、《リザードンex》で戦っていくことが多く、より安定して強力な動きを実現するために必要だと判断しました。

特に今回のCL横浜環境では【サーナイトex】【サーフゴーex】の使用者が目立つと予測していたため、それらにしっかり対応できる構築を意識しています。2枚目の《リザード》を採用したことで、《リザードンex》への進化が格段にしやすくなり、実際の使用感も非常に良好でした。

また、《ワザマシン エヴォリューション》からの進化先が物理的に増えたことも安定性に大きく寄与しており、リザードンを主軸に据えられる構築に仕上がったと感じています。

イーユイの2枚目


イーユイ

今回使用したリストでは、《イーユイ》を2枚採用しました。この選択は、特に【サーフゴーex】対面を強く意識したものです。

私は【サーフゴーex】を非常に強力なデッキであると認識しており、その対策として少しでもガードを上げたいと考えていました。その結果として導き出されたのが、《イーユイ》2枚目の採用です。

実際の対戦でも、【サーフゴーex】戦で《イーユイ》を2枚しっかり使う場面が多く見られました。《イーユイ》をベンチに置いて手張りを続けるだけで相手に大きな圧力を与えることができます。
相手が《サーフゴーex》でこちらのバトル場のポケモンを倒すと、《イーユイ》にエネルギーを2枚つけて、「ねたみのごうか」で《サーフゴーex》を倒す展開に繋げられるためです。

採用枚数の違いも試合展開に大きく影響しました。
1枚採用の場合、【サーフゴーex】戦は《イーユイ》1回+《リザードンex》2回の攻撃で試合を終える展開が多いのですが、2枚採用では《イーユイ》2回+《リザードンex》1回でゲームを決めやすくなります。
これにより、進化リソースが重く要求される《リザードンex》を1回だけ立てれば済む場面が増え、非常に扱いやすく感じました。

シークレットボックスの採用


シークレットボックス

ACE SPEC枠には、《シークレットボックス》を採用しました。各対面で腐りにくく、いつ引いても安定感をもたらしてくれるカードであり、大会を通じて非常に信頼できる1枚でした。

《シークレットボックス》は、手札に来た時に実質的にどのトレーナーズカードにも変換できるため、それぞれの採用枚数を+1したような使用感覚になります。例えば《なかよしポフィン》は採用が3枚でも、実際には4枚体制で運用しているかのような安定感を得られました。欲しいリーサル札や安定札を持ってきやすくなる点も非常に優秀です。

さらに、《ペパー》から《シークレットボックス》を持ってくることで、次のターンに必要なサポートへとつなげられる点も強力でした。連続してサポートを宣言できることで試合展開がぶれにくくなり、結果として安定したゲームプランを構築できる要因となりました。

CL横浜当日のマッチング


DAY1

⭕️ルナソルサフゴ

⭕️ルナソルサフゴ

⭕️サーナイト

❌サーナイト

⭕️サーナイト

⭕️サーナイト

⭕️サーナイト

❌リザドラパ

DAY2

⭕️ボムドラパ

⭕️ルナソルサフゴ

❌リザドラパ

❌サーナイト


想定よりもサーナイトと当たりました...6回!!

CL横浜を終えて

良かった点


サーフゴーex

まず、今回のデッキコンセプトであった【サーフゴーex】対面については、3試合すべてで勝ち切ることができたのは大きな収穫でした。やはり《イーユイ》2枚採用が非常に強力で、練習通りに相手の盤面へ大きな圧力をかけてくれました。

さらに、大会を通して大きな事故がなかったことも良かったポイントです。これはデッキ構築の段階で《シークレットボックス》を採用し、安定性を高める方向に振った結果だと感じています。

反省点


サーナイトexリーリエの決心ミステリーガーデン

今回を振り返ると、【サーナイト】に対する評価がやや甘かったと感じています。
《リーリエの決心》《ミステリーガーデン》は非常に強力で、安定感が大きく増しており、相手がしっかり回った展開では手のつけられない状態になることが多かったです。

【リザドラパ】自体が若干テンポの遅いデッキであるため、良い動きをする【サーナイト】に対しては厳しい展開になりやすく、そこが今回の課題の一つでした。そのため、ACE SPECについても《シークレットボックス》ではなく、【サーナイト】をより強く意識できる《プライムキャッチャー》を選択するのも一つの手だったと感じています。

また、ミラーマッチで2試合を落としてしまったのは大きな反省点でした。
同じ【リザドラパ】同士の対戦では、構築差よりもプレイ選択や判断の精度が勝敗を大きく左右します。その中で勝ち切れなかったのは、やはり自分自身の実力不足を痛感させられる結果となりました。

CL横浜を通じて「構築の方向性」は概ね正しかったと感じていますが、それを確実に結果へとつなげるためには、より丁寧にプレイの幅を広げていく必要があると学びました。次の大会に向けては、今回の敗戦を糧にし、【リザドラパ】に限らずさまざまなデッキにおいてもミラーマッチでの練度をさらに高めていきたいと思います。

ミニコラム

どんなデッキでも求められる“柔軟さ”



CL横浜を戦い抜いて改めて強く感じたのは、「柔軟さ」の大切さです。
自分は今回【リザドラパ】を使用しましたが、この学びはどんなデッキを使う人にも共通するものだと思います。

カードゲームは環境や相手の動きによって、想定通りにいかない場面が必ず訪れます。そんな時に、1つのプランに固執せず「別の勝ち筋を探す」「相手に応じて展開を切り替える」といった柔軟さを持てるかどうかが、勝敗を大きく分けると改めて感じました。

デッキによって得意な展開や勝つパターンは違いますが、そこに捉われすぎず、「自分のデッキでどのように柔軟に動けるか」を考えることが上達への近道になるはずです。【リザドラパ】を使った今回の経験を通じて、その普遍的な大切さを学ぶことができました。

環境読みの難しさと面白さ



大会に臨む上で「環境をどう読むか」は、デッキ選択やカード採用に直結する重要な要素です。CL横浜でも事前に【サーナイト】や【サーフゴー】の多さを予想し、実際にそれらと多くマッチングしたことから、読み自体は概ね当たっていたと感じています。

しかし一方で、当日の分布には必ず予想外の部分もあり、例えば【リザドラパ】のミラーマッチで負けを重ねたのは、まさに「環境読みだけでは勝てない」という現実を突きつけられる経験でした。

正しく読むことと、それにどう備えるかは別問題であり、そこがポケカの奥深さでもあると思います。

環境を読む難しさは常につきまといますが、だからこそ「どう読むか」「その中で自分が何を信じて持ち込むか」を考える過程そのものが面白く、プレイヤーとしての成長にもつながると感じました。

まとめ


今回はCL横浜で使用した【リザドラパ】のデッキ解説と、当日のマッチアップや大会を通じて感じたことを振り返らせていただきました。少しでもみなさまの参考になれば嬉しく思います。

今後もポケモンカードの対戦や観戦に役立つ情報をお届けしていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!


ポケカ激安通販 - カードラッシュ のご紹介

とにかく安い!業界最安を目指しています!

圧倒的な在庫の豊富さ!ほとんどのデッキがカードラッシュだけで組めます!

週替わりで相場よりも大幅に安いセール品をご用意しています!

カードラッシュの通販サイトを見に行く

矢印
スクロールトップボタン
カードラッシュ採用サイト