今回は12月6日発売のハイクラスパック「テラスタルフェスex」の注目カードを紹介していきます。
エネルギーなしでグッズロックを使うことができるため、かなりの確率で後攻1ターン目からグッズロックを仕掛けにいくことができる時代になります。
《ふしぎなアメ》に依存して戦っていた多くのデッキタイプは、多少このカードを意識してデッキの形を見直す必要がありそうです。 このカードの強い弱いはまだ計り知れぬところではありますが、環境に影響を与えるカードの1枚であると思います。
2エネで後続を準備することができ、3エネで280の打点を持っているため非常に扱いやすいポケモンexです。
番の終わりに手札が5枚以上ならすべてトラッシュというデメリットを持っているカードですが、現代のポケモンカードの感覚で手札がたくさん残って番を返すことはあまりないため、デメリットはそこまで大きくないかなと思います。
純粋4ドローの評価は世間的にあまり高くはないと思いますが、カードをそろえて使う系統(《ふしぎなアメ》+2進化ポケモン等)のデッキにおいて手札をキープしながら山を引けることは非常に強力です。 《スボミー》によるゲームの鈍化が発生した場合にも、2進化デッキにおいては1進化ポケモンを引きに行くカードとして《ペパー》よりも優秀なカードになる可能性があります。 歴史上でも数々のグッズロック系カードが大会シーンで活躍してきたこのゲームですが、その中でもこいつはかなり手軽にワザを宣言できます。にげ0なのも使い勝手よし。
課題、というか気をつけなければならない点としては、こいつが殴ってるだけでゲームが完結することはなさそうなところです。
その点、《スボミー》は現状では相手の行動を一時的に制限するピンポイント起用の可能性が高いです。 なのでその時間を使って何をするかが大事な気がしますね。
プレイ的にも構築的にも、《スボミー》は全体的に大きな影響を及ぼしそうです。 構築的にはグッズ以外の入れ替え手段を増やしてそれを回避する必要があったりとか。
どんなデッキにも入りうるスペックなので1位としました。
【ルギアVSTAR】のサブアタッカーとして活躍できそうなポケモンです。
ワザ「ジュエルブレイク」はなんと最大330ダメージ。《リザードンex》ですら一撃できぜつさせる高火力を出せます。 ワザの効果にテラスタルのポケモン相手にしか打点が上がらないという制約を設けることによって、ワザの火力を向上させています。制約と誓約です。
これは《チラーミィ》をあらかじめ場に置かなければならなかった従来の【ルギアVSTAR】との大きな違いになると思います。 登場してから1年近く1枚しか持ってなかったので再録がめちゃくちゃ嬉しい。
再録がメインのパックですが、新規カードも多く収録されており、これからの大会シーンに大きな影響を及ぼすカードも一部存在しています。
今回は、新規カードに絞ってランキング形式で紹介します。ちなみに、私が再録カードの中で一番嬉しいのは《キチキギスex》です。 0エネでグッズロックを後手最初の番から仕掛けていくことができます。
また、様々なポケモンサーチ系のカードに対応しており、どんなデッキに採用しても高確率でグッズロックを決められる点がポイントです。
既存のデッキでは、決められてしまったが最後、まともにポケモンを展開できず負けてしまいかねない構築も少なくありません。
今まで後手を取るメリットが無かったデッキにとって大きな追い風となりますし、自ら進んで後手を取りに行くようなデッキも増えるでしょう。
これから多くのデッキで採用される可能性が高いですし、このカード1枚がこれからのポケモンカードに与える影響は大きそうです。
たねであろうが2進化であろうが、大体のテラスタルポケモンをワンパンできます。
このカードがすんなり入るデッキの筆頭は、やはり【ルギアVSTAR】でしょう。《アーケオス》との相性は抜群です。 「つりざお」と聞くとトラッシュのカードが山札に戻りそうな印象ですが、このカードは流石ACE SPECといったところで、5枚ものカードを全て手札に回収することができます。
使うタイミングで好きな組み合わせを選ぶことができる点が優秀です。
相性のよさそうなデッキは、【サーフゴーex】や【パオジアンex】でしょうか。
《ヨノワール》ラインを大量投入して、このカードで回収…というのも面白そうです。 相性の良さそうなデッキとしては【サーナイトex】や【ドラパルトex】、「カースドボム」系統のデッキを現状は想定しています。
相手の動きを止めながら強固な場を作っていき、一気に状況を動かしていくようにゲーム性自体を変える可能性があると思っています。
レアリティも高くないカードなので、2、3枚持っておくと、カードを入れ替えずにデッキを使っていくことができて練習でも便利そうです!
330ダメージでテラスタルポケモンを簡単にきぜつさせる非exのたねポケモン。弱いわけがありません。
特性「こだいのえいち」をもっていたらもっと面白かったのになーとも思っています笑
引き続き活躍が期待される《リザードンex》に加えて、来年リリースされる《Nのゾロアークex》に対しても弱点をつけるので、ポテンシャルを評価して3位にしました。 ワザの「あおばのあらし」によって相手の場のエネルギー×60のダメージを出せるため、エネルギーが多くつくようなポケモンが活躍した場合にもカウンターカードとして機能する可能性を秘めています。
もうなにかと騒がれていますね。ワザ「むずむずかふん」が強力です。
にげるエネルギーを必要としないたねポケモンであり、ワザもエネルギー無しで使える破格のスペック。さまざまなデッキに採用されるので、8枚ぐらい集めましょう。
主な使い方としては、序盤にグッズロックでターンを稼ぎ、自分のアタッカーを育てることでしょうか。【ドラパルトex】などがわかりやすいですね。
序盤の盤面が貧弱になりがちで、中盤もエネルギーを用意するのが大変でしたが、《スボミー》でターンを稼げれば解消できそうです。 相手の盤面がじゅうぶんに整っていない状況を作り出し、こちらは《ドロンチ》を満足に用意しながら、《ドラパルトex》でワザ「ファントムダイブ」を使えると、まず負けないでしょう。 逆転勝利にも寄与してくれるとは、とんでもない性能です。
《重力玉》をつけてワザ「むずむずかふん」を使うと、相手は泣いちゃうと思います。 環境に大きく影響を与える1枚なので、なにがあっても手に入れましょう、絶対に使います。
待望の再録です。RRですら店頭価格が2000円を超えていたことがある、超汎用性の高いカード。
ありがとう株ポケ。何枚あっても足りないので、この機会に集めてしまいましょう。
今回のミラーはいつもの加工とは違い、レリーフ加工が施されたものになっています。
デッキによってはカード全部を光らせることも可能になったので、全部揃えて自慢しちゃいましょう。