だんのうら選手の「第19回カードラッシュCS」レポート!!




こんにちは。だんのうら(@dannoura0716)です。

3/20(木)に開催された「第19回カードラッシュCS チーム戦」に参加してきました。
本記事では、使用デッキ紹介と当日の対戦レポートを寄稿します。

3/14(金)には最新パック「熱風のアリーナ」が発売され、《シロナのガブリアスex》《ヒビキの冒険》等、新カードを採用したデッキが多く見られました。
チームメンバーは同じくCardRushPros所属のガルシア選手、プロゲーミングチームUmbra所属のアルカナ選手です。



デッキ紹介


デッキコード:gNgNHH-vaBl1r-NQnggn



今回使用したのは、【ユキメノコマシマシラ】と呼ばれるデッキです。

《ユキメノコ》の特性「いてつくとばり」によって相手の特性持ちポケモンと自分の《マシマシラ》にダメカンを乗せ、こちらのダメカンは特性「サイコトリップ」で相手に移し替えることでダメージを稼ぎ、最後に《ワザマシン デヴォリューション》《ガチグマ アカツキex》を絡めてサイドのまとめ取りを狙うデッキです。

序盤から《スボミー》の「むずむずかふん」で相手を妨害し、相手の場に攻撃できないポケモンがいれば《カウンターキャッチャー》で縛りながらターンを稼ぎます。

こうして相手の場にダメカンを蓄積させていき、最後に大捲りを決める動きがメインとなります。


また、ターンを稼ぐ上で重要になってくるのが、《マラカッチ》《重力玉》です。
どちらも相手のポケモンを縛る時に使用しますが、それぞれ役割が微妙に異なります。

《マラカッチ》はワザ「おいつめる」でエネルギーがついていないポケモンを狙うことで、相手に入れ替え札が無い場合に大きく時間を稼ぐことが出来ます。
本来このようなワザは、相手ポケモンを長く縛り続けるためにもダメージが無い方が使いやすい場合が多いですが、このデッキはあくまで山札切れでは無く、サイドを取り切ることを本線としているため、20というダメージ量は適度に相手ポケモンを縛った上で最後にそのまま倒せることが多く、有効に働く場面が多いように感じます。

《重力玉》は主に《スボミー》に貼り、攻撃できないポケモンを捕まえることで、グッズロックをしながら相手に多くの逃げエネを要求することが出来ます。

相手のデッキと採用カードの傾向を考えながら、どちらか有効な方で時間を稼ぎましょう。



共通してねらい目のポケモンは、《キチキギスex》《イキリンコex》等採用率の高いシステムポケモンとなります。
また、《ラティアスex》が場に出ている場合は、いれかえ系を絞っている可能性が高く、《マラカッチ》が大暴れすること間違いなしです。

逆に、このデッキを相手にする場合は、縛られる恐れのあるポケモンは極力出さないようにすることが重要となります。

対戦レポート


・1戦目:ガブリアス+ユキメノコ 後×チーム〇


初戦からいきなり近縁種との対戦。相手にも《マシマシラ》が複数採用されており、たいへん面倒な対戦となります。というか《ユキメノコ》を1枚も引けませんでした。

もたついている間に《シロナのガブリアスex》《マシマシラ》×無限の盤面が完成してしまい、時間内に終わる気もしなかったため降参しました。


・2戦目:サーナイト 後×チーム×


《スボミー》のグッズロックから入りますが、《キルリア》経由で最速《サーナイトex》が完成してしまい、相手の盤面にはこちらのダメカンを返せる《マシマシラ》と、いつでも盤面から消えることの出来る《ノココッチ》が。
《サケブシッポ》でベンチを狩られ続け、成す術なく敗北。

ここで「あれ、持ってくるデッキミスった?」という疑念が生まれます。


・3戦目:サーフゴー 先〇チーム〇


ひたすら《スボミー》を連打しながら、《ユキメノコ》+《マシマシラ》でダメカンを蓄積させていきます。
《サーフゴーex》には勝手にダメカンが溜まるため、「アドレナブレイン」を特性を持っていない《ストライク》に乗せます。
最後に「デヴォリューション」で相手の場を一掃し、勝利。


・4戦目:ヒビキのバクフーン+ドラパルト 先〇チーム〇


3戦目同様、《スボミー》を連打しながらダメカンを乗せていきます。

最後に相手の場が《ヒビキのバクフーン》3匹+《ドラパルトex》2匹というとんでもない盤面になりますが、それらを全て「デヴォリューション」で剥がしサイド5枚取りで勝利。


・5戦目:ドラパルト 後〇チーム〇


相手に先攻を取られ、対戦準備の初手には《ユキワラシ》《ガチグマ アカツキex》が。
ここでベンチに《ガチグマ アカツキex》を置いておくか、めっっちゃくちゃ悩みます。

理由は最近数を増やしている、【毒ブリジュラス】というデッキ。
端的に言うと、《ユキワラシ》だけでスタートした場合に先攻ワンキルが発生する恐れがあります。

5時間ほど悩んだ末、《ガチグマ アカツキex》をベンチに置きました!《ドラメシヤ》でした!

泡を吹きながら《スボミー》のグッズロックから入ると、相手もやることが無さそうで、《ボスの指令》でしっかりとガチグマが縛られます。困ります。

開き直って、《ガチグマ アカツキex》《重力玉》をつけて相手の《スボミー》も逃がしづらくしながら、《ユキメノコ》+《マシマシラ》《ドラメシヤ》を狙い続けます。相手も《ヨノワール》でこちらの《ユキメノコ》を狙って来ますが、しつこく《ユキメノコ》を出し続け、拮抗した勝負が続きます。

なんとか《ドラメシヤ》を狩りつくすことが出来、最後に飛んできたガチグマをこちらのガチグマで倒し辛勝。


・6戦目:Nのゾロアーク 後〇チーム×


《スボミー》の打ち合いになりますが、先にこちらが相手の《スボミー》を倒すことになり、《リバーサルエネルギー》のついた《Nのヒヒダルマ》に2面抜きを許します。

しかし相手のエネルギーが消えているうちに、こちらの盤面を復旧しながらダメカンを溜めていきます。「デヴォリューション」で《Nのゾロアークex》を盤面から消した後、最後に出てきた《Nのゾロアークex》《ガチグマ アカツキex》で倒し、勝利。


・7戦目:ドラパルト 後〇チーム〇


こちらが事故っている間に最速で《ドラパルトex》が飛んできますが、相手の《キチキギスex》《マラカッチ》でキャッチ。『マラキャッチ』とか思いながら、いれかえ札が飛んで来た瞬間投了する準備をしておきます。

すると、いれかえ札が無かったようで、大きく時間を稼ぐことに成功します。
その間にこちらの盤面が完成し、「デヴォリューション」の王道プランが決まり勝利。

・8戦目:オーダイル 先〇チーム〇


相手の後手に《プレシャスキャリー》が飛んで来ず、すかさず《スボミー》のグッズロックで展開を封じながらダメカンを溜めていきます。そのまま相手が満足に展開することが出来ず、ポケモンを倒し切り勝利。
《プレシャスキャリー》が飛んできていたら、おそらく厳しい対戦でした。

最後に


序盤2連敗からスタートしましたが、終わってみれば個人6-2、チーム6-2。
惜しくも予選落ちとなりましたが、妨害手段が多く、相手の隙の糸を探りながら最後に大逆転を狙うことが出来る、面白いデッキでした。


《ユキメノコ》をたくさん用意しなければと思い4-4採用してみましたが、意外と1匹でもどうにかなるため、ここのラインは減らしても良いかもしれません。

またまた長くなってしまいました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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