
今回は、Regional Pragueで優勝を果たした【ドラパルトex】のリストを紹介しつつ、その構築意図や強みについて考察していきたいと思います。
一見するとシンプルに見える構成ですが、細部にまでしっかりと意図が込められており、環境に対する解答として非常に完成度の高いリストに仕上がっています。
とてもユニークで学びの多いデッキなので、ぜひ最後までご覧ください!
デッキコード:SpyMpp-MXfQDE-ySyRSp
上記を見て分かる通り、非常にユニークなデッキリストとなっています。
まず、日本でも現在流行している《ノココッチ》がしっかり採用されている点が特徴的です。 《ドロンチ》と組み合わせることで継続的にドローが可能となり、特性の連鎖が成立すると一気に手札が増え、あらゆるプランを柔軟に組み立てられるようになります。また、《ノココッチ》はあえて特性を使わず盤面に残しておくことで、相手の手札干渉へのケアとしても機能します。この“使わない選択肢”が取れる点も優秀です。 この技を警戒して相手がexポケモンの展開を控える場合でも、その分盤面の形成が弱くなるため、良い状況を作れていると言えると思います。
下技「ドリルブレイク」も優秀で、《イワパレス》のような厄介なポケモンにも打点を通せる点が評価できます。 これらのカードからは、「いかに《ドラパルトex》の攻撃回数を伸ばすか」という明確な意図が感じられます。デッキコンセプトに一本芯が通っており、完成度の高さが伺えます。 この2種のカードが不採用になっている代わりに、展開を支えるカードとして《ポケギア3.0》や《タケシのスカウト》が採用されており、安定性を確保しています。これにより、exポケモンを並べることなく、必要なリソースへアクセスできるデッキリストになっています。 この「サイドを取り進め辛い盤面を作り、主軸の《ドラパルトex》を強化して押し切る」という流れこそが、このデッキの強みと言えるでしょう。 いかがだったでしょうか。とてもユニークで面白い構築だったと思います。
一見すると珍しい採用や不採用が目立ちますが、それぞれにしっかりとした理由があり、実際の対戦を想定した完成度の高いリストであることが分かります。
環境にある既存の型にとらわれず、新しい視点で構築されたリストに触れることは、自分自身のプレイやデッキ構築の幅を広げる良いきっかけになります。
今回のリストも、その一例として非常に参考になる内容でした。
少しでもこの記事が、皆さんのデッキ選択やプレイのヒントになれば嬉しいです。