
今回はCL愛知直前ということで、主要・注目デッキの構築トレンドを整理していきます。
同じデッキタイプでも人それぞれ採用しているカードは違います。
相手のデッキに何のカードが入っているかを理解し、勝率の底上げをしていきましょう。
紹介するデッキタイプは【ドラパルト】、【カミツオロチ】、【ガルーラ】の3種類になります。
まずは、最大母数の【ドラパルトex】デッキについて解説します。
ドラパルトの中でも特に人気なのが、いわゆる【ボムドラパ】です。《ヨノワール》ラインを採用した型で、圧倒的な盤面制圧力を持つのが特徴です。《ふしぎなアメ》による高速な展開も可能で、スピード感のある構築が主流となっています。 一時期は《ヨルノズク》の採用も多く見られましたが、最近では不採用のリストも増えてきました。《マシマシラ》は引き続き採用率が高く、特にミラーマッチでの強さが評価されていると考えられます。 一方で、ドラパルトはボム型だけでなく、ボムを採用しない型も徐々に数を増やしています。
《ノココッチex》も採用されているため、タネex系統やイワパレスなどにも強く出られるのが特徴となっています。 ただし、この《ノココッチ》型は《ふしぎなアメ》を採用していない構築が一般的です。そのため攻撃までの速度はやや遅く、盤面形成に時間がかかる傾向があります。 この点を踏まえ《ノココッチ》型のドラパルト対面時には、やや前のめりにプレイすることでゲームの主導権を握れる場面もあります。 特に《ドロンチ》が1体しかいない状況で倒すことができれば、再展開に時間を要するケースが多いでしょう。 逆に言えば、現在の主流が《ふしぎなアメ》不採用であることを利用し、あえて採用することで奇襲を仕掛ける構築も有効です。相手の想定外から一気に展開できる点は大きな強みになります。 《イベルタル》も試合のテンポをずらしたり、終盤の逆転プランを作る上で優秀な1枚と言えるでしょう。さらにシティリーグ優勝構築で、《モモワロウex》を組み合わせた構築も確認されています。 【ドラパルト】デッキは母数も多いため、CLでマッチングする確率も非常に高いです。今一度、使用するデッキでどう戦うのか、考えておきましょう。
次に紹介するのが、突如環境に現れた草タイプのデッキ、【カミツオロチex】です。
以下は、5/6のシティリーグで優勝したリストになります。
デッキコード: 8Gc8cY-Fj9hvd-8GcK8Y
ex主体のデッキでありながら、非exを絡めて柔軟に戦える非常に器用な構築と言えるでしょう。
また、エーススペックには《アンフェアスタンプ》が採用されているケースが多く、相手のポケモンを倒すタイミングには注意が必要です。 不用意にサイドを進めると、一気に手札を削られてテンポを失う展開も十分考えられます。
このあたりは事前にイメージしておくと、実戦でかなり戦いやすくなるでしょう。
以下は、4/29のシティリーグで優勝していたリストになります。
デッキコード: kVFFbw-Y9Zu5X-5kbkVF
現在の【ガルーラバレット】は、本当にさまざまな型に分かれており、対面時の判別が非常に難しいデッキです。
《メガガルーラex》を見ただけでは中身を把握しきれず、プレイヤーごとに盤面の作り方や採用カードも大きく異なります。 このデッキの特徴は、対面に応じて最適なアタッカーを選択しながら戦える点にあります。
採用候補として、以下のようなポケモンが挙げられます。
そのため、相手がプレイしたカードやエネルギーの種類から、採用されているポケモンを絞り込んでいく意識が重要になります。
など、途中からある程度相手のポケモン、プランを推測できる場面があります。
このコンボは、一気に盤面を崩壊させられる非常に強力な動きです。
対策としては、【ドラパルト】側に《ジャッジマン》を採用する選択肢があると考えています。 ガルーラ側は「おつかいダッシュ」を繰り返しながら、「ファントムダイブ」へのカウンターを狙って盤面を整えてきます。
その結果、ドラパルト側が攻め手を失ってしまう展開も少なくありません。
そこで《ジャッジマン》で相手の手札を流しながら「ファントムダイブ」を押し付けていく動きは、1つの有力な勝ち筋になるでしょう。 今回紹介したように、現在の環境は同じデッキタイプでも構築の幅が非常に広く、細かな採用カードによってゲーム展開が大きく変わる環境になっています。
特に【ドラパルト】は、ボム型とノココッチ型でゲームスピードや勝ち方が大きく異なります。
さらに、【ガルーラバレット】に関しては、対面してから採用カードを見極める必要があり、柔軟な対応力が求められます。
といったように、相手の情報から構築を推測しながらプレイできるかどうかで、勝率はかなり変わってくるでしょう。
そのため、単純なデッキパワーだけでなく、環境理解や対応力、そして集中力がそのまま結果に現れる大会になると思います。
この記事が少しでも皆さんの環境理解、そして勝率向上に繋がれば嬉しいです。
CL愛知に参加される皆さん、最後まで悔いのないよう頑張ってください!