こんにちは、
のぶ(シミズ ノブヒコ / @Cramorant_pcg)です。
今回は、9月26日(土)、27日(日)に参加した
Brisbane Regionalの大会レポートです。
使用した構築や試合内容についてまとめたので、ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです!
目次
▪️環境考察
▪️使用リストと解説
▪️大会のレポート
▪️反省
┗①今の海外は【ドラパルト】が使える人間でないと勝てる状況じゃない
▪️まとめ
環境考察
今回は海外大会ということで、日本の環境とは大きく異なり、
「アビスアイ」+「30th celebration」の環境での大会となりました。
本大会の環境は、このように考えていました。
Tier表
Tier1 【ドラパルト】
Tier2 【メガガルーラ系統】、【ヤドキング】、【フーディン】
Tier3 【Nのゾロアーク】、【メガミミロップ】、【おまつりおんど】
またしても、ドラパルトの1強環境です。海外では日本と大きく異なり、
《クラッシュハンマー》が多く採用された【ドラパルト】が大多数を占めており、
「このデッキにいかに勝つことができるのか?」に注視してデッキを選択する必要があります。
また、直近のBaltimore Regionalで優勝を果たした
《メガガルーラex》をシステムにした、たねポケモン主体のデッキや、30周年のパックで登場した
《ガマゲロゲ》や
《アンノーン》、
《ミュウex》によって強化された【ヤドキング】も増加すると考えていました。
今回の候補は、
【ヤドキング】と
【クラハンドラパルト】でした。
ヤドキング
圧倒的な破壊力が売りのデッキです。
特に、麻痺+
《アンノーン》のギミックによってサイドを同時に3~4枚進めることができる点が非常に強力で、相手の盤面次第では、ほぼ勝利確定まで持ち込めるのが良いところでした。
《シェイミ》がほぼ入っていないと考え、候補に挙げていましたが、
やはり事故がとても気になってしまいました。特に
《クラッシュハンマー》型の【ドラパルト】との試合で、少し
《クラッシュハンマー》の上振れを引かれてしまうだけで負けに直結してしまう点や、オーストラリアという土地柄、DAY1では想定していないマッチも多く踏むことを考慮し、今回は断念することにしました。
クラハンドラパルト
海外環境最強のデッキ。
今回も使うことになってしまいました。使う決め手になったのは、やはりどのデッキが来てもある程度対応できるところだと思っています。
【ドラパルト】以外のデッキを使ってDAY1の序盤に当たりやすいメタ外のデッキと戦うのは、正直なところ厳しいこともしばしばあると思っています。
しかし、【ドラパルト】さえ使っていれば、このようなマッチを取りこぼすことは少なく、
現状のRegionalのシステム上、1日目にどれだけ勝ち点を稼げるかはかなり大事な要素だと考えています。
そのため、今回も【ドラパルト】で行くことに決めました。
使用リストと解説
デッキコード:9NgQQi-5ho2tM-LLLnNg
今回は、DMMマイカプロの
ササキヒロム選手と一緒にデッキを考え、リスト59枚
(自分だけ《ノコッチ》のHPが70)で共有して出場しました。
今回の構築の注目ポイントは、
《ノココッチex》と
《ファイヤー》を比較して、
《ファイヤー》を優先的に採用したところです。
《ファイヤー》の採用理由
理由はとてもシンプルで、
《ノココッチex》で見られる範囲と
《ファイヤー》で見られる範囲を天秤にかけたときに、
ほんの少しだけ《ファイヤー》のほうが広かったことが大きいです。《ノココッチex》で見られるものとして、1番のメリットは
《イワパレス》だと思っています。
《ファイヤー》でもガルーラ系統はそれなりに見られますが、
《ファイヤー》だけで
《イワパレス》と戦うのは非常に難しいと言えるでしょう。
しかし、オーストラリアの過去の大会を見ていると、
《イワパレス》のようなデッキの数はそこまで多くないことや、前回のRegionalでカミツオロチが勝っていたことも考慮すると、
「《ファイヤー》でもいいのでは?」と考え、採用することにしました。
大会のレポート
Day0
成田空港から出発!(合計13時間ぐらい)飛行機にはたくさんの日本人プレーヤーがいました。
正直、今シーズン1発目で、CL後ということもあって、そんなに人はいないと思っていましたが、
みんなやる気があっていい感じです。無事ブリスベンに到着。荷物を受け取ってから、会場へチェックインに向かいます。
今回のプレイマットは《メガシャンデラex》!!今現存するものは、ブリスベンとブラジルで配られた分しかないので、相当貴重な1品になります。
この日は、この後ホテルに戻って、飛行機で寝られなかった分、爆睡。
夜に何人かとデッキリストの会議をして、寝ることにしました。
DAY1レポート
今回もですが、ヌルっと1回戦がスタート。
1回戦【ロケット団のドンカラス】1-1引き分け
1戦目がターニングポイントの試合でした。
サイドに手札干渉をするカードがすべて埋まってしまい、大ピンチになります。ここで自分は、
「これでも勝つことはきっとできるだろう」と考えてプレーを続行。
結果的に、山札から
《ロケット団のフリーザー》3枚目が見えて負けてしまいました。
2戦目は
《アンフェアスタンプ》のサイド落ちもなく、順当に
《ロケット団のドンカラス》に『ジェットヘッド』で与えた70ダメージをうまく利用して勝利。
ここで残り時間が5分になってしまいます。
相手は、勝てないことを悟り、
《ロケット団のフリーザー》をたくさん置いて時間を使うことに。
結果、引き分けになりました。
海外経験のなさが露骨に出た、反省の多いゲームでしたね。
2回戦【ミラー】1-1引き分け
1ゲーム目は、こちらの
《アンフェアスタンプ》+
《クラッシュハンマー》を使った『ファントムダイブ』に、相手がなすすべなく投了。
2ゲーム目をサクサク取って終わらせるぞ!と思いきや、相手も1試合目が引き分けのプレーヤー。
どうにかして1ポイントを取って、引き分け以上にはしようと努力してきます。
2ゲーム目は、
《クラッシュハンマー》が表にならないままエネルギーも引けず、悲惨な立ち上がり。
相手は絶好調で、
《クラッシュハンマー》は表。2ターン目には
《ドロンチ》にすべて進化。
どうしようもなく、1ターン分の差を縮めることができず、投了をしました。
ここで残り時間は10分。また焦ります。自分のスタートは
《スボミー》。
しかし、その他にポケモンがいなかったので、無理やり
《ニャースex》から
《リーリエの決心》を持ってきてドローをしますが、よくある「
《ドラメシヤ》は置けたが、
《ドロンチ》になるカードもサポートもない」というハンドに遭遇。
そのままだと負けてしまうので、
ここも無理やり引き分けにすることを決意します。結果的に、
《クラッシュハンマー》と
《ボスの指令》、
《マシマシラ》の『サイコトリップ』をうまく使ってゲームを引き延ばすことに成功し、引き分けにすることができました。
しかし、ここで勝っていればなとも思い、2ゲーム目はどうにかならなかったのかと反省します。3回戦【ゾロアークバシャーモ】2-0勝ち
中国のプレーヤー。オーストラリアまで来るのはかなりやる気があります。
デッキは
《Nのゾロアークex》に
《バシャーモex》を織り交ぜたもので、WCS2026のときにちょこっと話題になったデッキでした。
1ゲーム目は
《クラッシュハンマー》に恵まれて、
《Nのゾロアークex》についたエネルギーをひたすら破壊することに成功。
そのまま押し切って勝つことができました。
2ゲーム目は、相手のデッキに
《リーリエのピッピex》が採用されていることが1ゲーム目に発覚したので、そのことを頭に入れながらプレー。
相手に
《リーリエのピッピex》でバトル場の
《ドラパルトex》を倒さないと状況が打開できないようにすることで、
《リーリエのピッピex》が登場するように誘導します。
結果的に
《リーリエのピッピex》が盤面に登場し、サイドレースが間に合うようになって勝つことができました。
4回戦【ボムドラパルト】0-2負け
《ヨノワール》(カースドボム)と
《クラッシュハンマー》が採用されていたデッキでした。
オーストラリアの有名強豪選手がWCS2026で使用して好成績を残したことから、認知されたデッキタイプです。
1ゲーム目も2ゲーム目も満足に試合ができずに敗北しました。
唯一分岐があったのは1ゲーム目で、『カースドボム』を受けた後にバトル場に出すポケモンを、
《ロケット団の監視塔》によって縛られることを恐れずに
《ノココッチ》にしていれば、どうにかダメカンを消すことができたので、そこは間違えたなーといった感想でした。
これで崖になります。
かなり良くない。5回戦【ポケGOをしに来た人】2-0勝ち
対戦相手から急に「もう今日はポケGOがしたい」と言われ、投了して2分で勝利。近くでポケGOの大規模イベントがあったため、その参加をついでにしたかった人だったそうです。
「今日一番嫌いなポケモンは何だった?」と聞いたら、
《スボミー》だったそう。
君とは仲良くなれそうだ。
6回戦【タケルライコ】2-0勝ち
直近のRegionalで優勝した、
《ヒーローマント》が採用された【タケルライコ】でした。
日本では、たねポケモンと言えば
《プリズムエネルギー》+
《エネルギーつけかえ》の組み合わせがポピュラーですが、海外では
《クラッシュハンマー》が多く、
《プリズムエネルギー》が簡単に壊されてしまう展開が多いため、
《アカマツ》型が人気です。
試合内容は、とにかく
《シェイミ》と
《ファイヤー》が活躍した試合でした。
《ファイヤー》で
《オーガポン みどりのめんex》や、60ダメージを載せておいた
《ニャースex》を倒すことができます。
そのため、どこかのターンで
《シェイミ》をベンチに置きながら
《ファイヤー》で攻撃すると、サイドを1枚しか取られないポケモンのみで盤面を構成して、自分のサイドを残り2枚にすることができます。
これを2ゲームとも目指して、危なげなく勝利。
あと2勝でDAY2です。
7回戦【ミラー】0-2負け
まさかの敗北。
2ゲームとも劣勢の試合展開で、試合がほぼ成立せずに敗北しました。かなりどうしようもない負けで、仕方なかったのかなと思います。
構築面で
《ヒカリ》を採用していたら、どうにかなったのかもしれません。
8回戦【ロケット団のミュウツー】2-0勝ち
目無しですが、相手は海外版CSPが入るので、結構大事な試合。このマッチは、相手にどうやって《リーリエのピッピex》を出させるか?が大事なので、そこを意識しながらプレーしました。
《クラッシュハンマー》の運もありましたが、2ゲームとも目論見通りに進み、勝利しました。
結果は4-2-2の14ptで201位。DAY1落ちで、悔しい結果で終わりました。
反省
①今の海外は【ドラパルト】が使える人間でないと勝てる状況じゃない
現状、海外では【ドラパルト】が1つ頭抜けているような気がします。大きな結果を残すのであれば、ドラパルトから避けて通れない状況。
正直、自分にとっては苦手なデッキタイプなので辛いですが、
使えないのはこれからのポケモンカードでも課題が残っていくと思っています。
落ちるまで待つのも1つなのかもしれませんが、4月までは海外ではこのレギュレーションなので、腐らず練習して向き合っていこうと思います。
自分の現在地もよく理解できた海外遠征だったので、初心に帰って、まずはちゃんと対戦動画を見て学ぶところからかな。
②BO3にどうやって体がついていけるのか?
2つ目の問題点は、明らかにBO3のイレギュラー対応ができなかったことです。自分が想定していないサイド落ちや、想定していなかったカードの出現。
これでも本来、日本はBO1なので勝たなければなりませんが、海外では残り2本で勝つことができれば問題ありません。
日本に感覚が慣れてしまうと、「絶対に捲るぞ!」と謎に意気込んでしまい、
その筋が細ければ細いほど、時間が無駄になってしまい、相手の思うつぼです。なので、
時には諦める努力も必要なのかなと感じました。
日本人が海外に出るときは、いつも高額な旅費を払って出場しているため、「負けたら終わり」と考えてしまうことが多く、どうしても消極的な判断ばかりしてしまうのは、現実的にありそうです。
時には頭のネジを外して考えてみるのもいいのかもしれません。3本しっかり試合できること。
これが強者への近道なんだなと痛感したRegionalでした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、今シーズン1回目の海外大会である
Brisbane Regionalの大会レポート記事でした。
そうこうしているうちに、
TOPANGA POKECA LEAGUEが近づいてきました。
今の自分は、ほぼ毎日チャンネルメンバーと練習をして、仕上げにかかっている頃です。
連敗続きなので、どうにか決勝トーナメントには進みたい!
配信やオフラインでのライブビューイングでの応援、よろしくお願いいたします。
次回の海外大会の記事でお会いしましょう。
ではまた。
シミズノブヒコでした。