

今回はアメリカのPortlandで行われた「Regional Championships」という大会に参加してきたので、そちらのレポートを投稿させていただきます!

また、これも後述しますが、日本と違って《キチキギスex》を前提にした形の【サーナイト】デッキが活躍していたため、サイドの進行を有利にするために《コライドン》を採用しています。 今回の大会は「バトルパートナーズ」発売時点のカードプールで行われました。

環境の穴をつくタイプの【ミロカロスリキキリン】、【オーダイル】は【サーナイト】に勝てず数を減らしていました。
ベンチ狙撃が怖く、《ワザマシン エヴォリューション》前提の型は少しリスクが高い。



《ゴージャスマント》から始まり、多くのメタカードが採用される構築に。
また、(おそらく)日本発の【バチュルバレット】/【ミライドン】についても活躍し、上から4番目くらいにシェアを伸ばしていました。

【タケルライコ】自体の使用率は2、3番手といった印象。

・【ドラパルト】【サーナイト】【タケルライコ】【バチュル】の順に多く、全て日本と形が少し違う。

Day1から腕のあるプレイヤーと多く対戦することになり(8名中5名がDay2進出者、うち1名Top8)、特に過去配信で対戦しているLucas Xing選手には勝ちたかったのですが、構築単位での工夫を含めかなりLucasの方が完成度が高く、引き分けが精一杯でした。
Day1最終戦は合意のもとで引き分け(1ptずつ)としています(もちろん海外大会のルール上OK)。
時間切れで引き分けた試合は、かなり厳しい展開のものが多かったので、実際には勝率が見た目より悪かったかなと思っています。
直接の敗因としては睡眠不足からくる1日目のミスになりますが、根本の原因は準備不足かなと思っています。
特に3戦目のvs【ドラパルト】では初動で「とつげきランディング」を使おうとしていたのに、《ハイパーボール》で手札のスタジアムをトラッシュしてしまう致命的なミスを犯しており、7戦目のvs【ブイズバレット】でも序盤こそ綺麗にプレイできたものの、中盤で「げきりゅうポンプ」に弱い盤面づくりをしてしまいました。 当然1マッチの中のゲーム単位でのミスであり、2戦目に先攻後攻を選ぶ権利がなかったら勝てていたのか、そこから勝った先で、その日勝率の高い相手に勝てるのかというのは、たらればの話にはなると思います。
ただまあこのレベルのミスは0でやっていかないと勝てないよなとも思います。
海外での大会、イレギュラーが起こって直前の調整が後ろ倒しになることも想定して、
ことは最低限必要で、これらを怠った結果、直前で睡眠不足に陥り、満足のいかない結果となってしまいました。
あと、本当に眠くなったときのケアでカフェインを確保しておくべきでしたね。

《ふしぎなアメ》の型では実はやや不安となる【ドラパルト】(ボム有りだと実は微不利?)、宝石系統(《ラルトス》が複数展開できないと一気に形勢不利)といった対面にしっかりと回答を出していて納得の形です。 1-1ラインでの採用はBO3の上位構築ではよく見かけるバランスです。
自分の中の常識でデッキに縛りを設けていないか、一度確認してみても面白いかもしれません!

《バチュル》軸のデッキにはやや不利となりますが、その他の対面に対してかなり多彩な動きができて、相手にするとかなり厄介な構築でした。 日本にはないタイプの組み方なので、一度試してみてもいいのかなと思っています。
今回はアメリカ、Portlandで開催された海外大会のレポートを書かせていただきました!
今年も世界大会に出られることになりそうなので、引き続き修行がてら海外大会にも挑戦していきたいなと思っています。
まだまだ未熟者ではありますが、応援いただけますと幸いです。