とーしんさんからJCSについての振り返りと事前にメタゲームをどう予想していたかについての記事をラッシュメディアに寄稿いただきました。それでは早速見ていきましょう!
今回の記事ではJCSの環境の事前メタゲーム予想と大会を踏まえての振り返りを、簡易的にですが行いたいと思います。
デッキ解説や、対戦レポートなどの他記事と内容が重なる部分が多少発生すると思いますが、ご容赦いただけると幸いです。
ミラクルツインの発売によって構築に変化が生じると感じられたため、2デッキの練習用レシピを以下のように予想していました。
※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
通販サイト(https://www.cardrush-pokemon.jp/)
①簡易事前予想
(ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイトより引用)
《エンニュートGX》のクインヘイズGXを使う場面は少ないのでその1枚を採用するかは人によりますが、残りの59枚に関してはこのまま使っても優勝の可能性が十分にあるデッキである、と考えています。 (ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイトより引用)
具体例を探してくることができなかったため、サンプルレシピは自作しました。
(ベースは5/26シティリーグ神奈川TOP8のレシピです)
②簡易振り返り
まずはJCSの結果からみていきたいと思います。全体割合は公開されている情報によると以下のようになったようです。
また、《ジラーチ》+《サンダー》のデッキタイプも上位64デッキに使用数2以下まで落ち込むとは思っていませんでした。使用者が減っているとは感じていましたが、どのデッキタイプに対しても大きく不利を取ることがないことから、《カラマネロ》系統と同程度にはトーナメントシーンに上がってくると考えていました。 上位2デッキに関しては、ジュニアリーグ、シニアリーグでも優勝していて、メタゲーム上位として確かにその地位を示しました。
事前予想ではGXでないポケモンをデッキに採用することなく、相手にサイドプランのハードルを作れる、《カプ・テテフGX》+《カキ》の形が大半を占めると考えていたのですが、実際に優勝した形は京都CLの優勝に近い形で《ジラーチ》や《マーシャドー》などを採用して、バリエーションに富んだ動きのできる形でした。 京都CLの影響力が自分の想定よりもかなり大きく働いていたと感じました。
まとめ
今回のJCSでは特に上位2デッキの環境に占める割合が高い大会であったと感じました。
SM1~SM11というカードプールの広さに反して、今回はメタゲームの予想はたてやすい環境であったかなと個人的な振り返りでは思いました。
競技人口の増加から総合的な情報量が増加していることも、そういったメタゲームの変遷に拍車をかけているのかもしれません。
2019シーズンの国内の大会はこれで終わりますが、ポケモンカードは今後も続いていきますし、9月からは2020シーズンが始まります。
9月までの夏の間にもHR争奪戦や、世界大会、その他多くの自主大会などイベントもたくさん用意されています。
世界大会では各国のトッププレイヤーが一度に集まり、今年は新しいレギュレーションで世界一を目指して戦います。
世界大会までのどこかのタイミングで、世界大会を観戦するための事前知識(レギュレーション、プレイヤー紹介など?)の記事なども書く予定で考えています。
個人的にはサッカーや野球などスポーツ観戦と同じで、少し知識があると観戦する楽しみもより一層大きくなるかなと考えています。
今後もポケモンカードを楽しみながら、次の2020年シーズンもポケモンカードというコンテンツに関わっていきたいと思います。
最後になりますが、今シーズン最後まで応援してくださった皆様本当にありがとうございました。
皆様の応援は僕自身の支えになり、そして力になると感じています。
記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です