デッキ紹介 | あむ | アルセウスゾロアーク(エクストラ)


どーも。CardRushProsのあむ(@4mutaaaN)です。
今回はチャンピオンズリーグ愛知で使用した《アルセウスVSTAR》《ゾロアーク》について解説します。
エクストラレギュレーションでも非常に強力な《アルセウスVSTAR》を中心に、ともに《ゾロア》から進化できる《ゾロアークGX》《ゾロアーク》を組み合わせて戦うデッキです。
様々な1進化のタッチカードを駆使しながら戦っていく非常に面白く強いデッキなので是非使ってみてください。
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■環境とデッキ選択の話


まず最初にエクストラレギュレーションの環境について簡単に紹介します。
エクストラは後攻でできる行動が非常に多く、多くの環境デッキは後攻を選択し圧倒的な盤面差を作り上げてから勝負が始まります。

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《ダブルドラゴンエネルギー》を使える《カイリューV》《ゲンガー&ミミッキュGX》から相手の先攻2ターン目をスキップして最強の盤面を作ってくる《こくばバドレックスVMAX》《次元の谷》《スペシャルチャージ》などで安定感と爆発力がとんでもない《メロエッタ》《ミツル》から《アルセウスVSTAR》に進化し後攻1ターン目の「スターバース」から《トリプル加速エネルギー》を持ってきて200ダメージ出してくる《アルセウスVSTAR》系統などがこれらに該当し、環境トップとして君臨しています。

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他にも《アマージョV》《ウルトラネクロズマ》《モクロー&アローラナッシーGX》など、これらと肩を並べるとんでもないデッキ達がひしめき合っているのが現在のエクストラレギュレーションです。
特に環境を考える上で難しいのが《こくばバドレックスVMAX》の存在。
基本エネルギーと1進化ポケモンを軸にしているため対策がしにくく、《エルフーンVSTAR》の特殊エネルギー対策や《オーロット&ヨノワールGX》のハンデスなど多様なサブプランがあるため、他環境デッキは対策できても《こくばバドレックスVMAX》には勝てない…という現象に頭を悩まされました。
そんなエクストラレギュレーション環境下でデッキを選択するには、以下の3点が非常に大事だと考えました。
・・後攻を取った際に明確な勝ち筋があること
・・先攻からでも勝ち筋があること
・・《こくばバドレックスVMAX》への勝ち筋があること
今回使用したデッキはかなり前から原案があったため、このデッキを逃げの候補デッキとしつつ、先攻デッキやワンショット系・ロック系など他のアプローチを直前まで行っていました。
先攻からのアプローチとしては《ぐんぐんシェイク》から《オーロット》《ダストダス》《アローラベトベトン》を立てるデッキをいくつか検討していましたが、どれもプランを通す条件が難しかったり、後攻1ターン目の上振れに対して対応しきれなかったりと課題が多く残る状況。
結果としてチームとしては今回使用した《アルセウスVSTAR》《ゾロアーク》と、ロック系として最も確度が高かった《ゲンガー&ミミッキュGX》《ラフレシア》を持ち込む形になりました。
《アルセウスVSTAR》《ゾロアーク》は先攻型のデッキではありませんが、《バトルVIPパス》4枚と《デデンネGX》《クロバットV》を採用することで先攻から盤面を安定させることができますし、《アーゴヨンGX》の「スティンガーGX」と《ジラーチ◇》で先攻後攻の差をひっくり返すことができるため使用することを決めました。
それではデッキの解説に。

■デッキレシピ



■基本的な動き



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基本的なゴールは2つあります。
1つ目は《アーゴヨンGX》の「スティンガーGX」から勝つプラン。
こちらは盤面にサイド3枚取られるポケモンがいないため、基本的に返しのターンに負けることはありません。(※ダメカンばらまき系のデッキ、《ジラーチ◇》、「オルタージェネシスGX」や《メガヤミラミ&バンギラスGX》など例外もあります。)
そのため次の自分のターンに予め打点を載せておいたサイド3枚のポケモンを倒す、もしくは《シャクヤ》から《ジラーチ◇》をサイドに埋め、《カウンターキャッチャー》から《デデンネGX》《カプ・テテフGX》などサイド2枚のポケモンを取ることで勝つことができます。相手が後攻1ターン目からサイドを取ってきた場合でも対応できるため、非常に強力なプランです。

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2つ目はサイドを先行して取り切るプラン。
後攻1ターン目の《アルセウスVSTAR》など、サイドレースを先に進めることができれば、《ジラーチ◇》の差からも有利に試合を進められます。
特にアタッカーとして非エクの《グソクムシャ》《グラエナ》でサイドを取ることができればこのプランは非常に良く、《ゾロアークGX》がいることで相手の《N》への対応力も上がっています。
「スティンガーGX」プランは《トリプル加速エネルギー》が2枚や必要パーツさえ残っていればいつでも移行できるため、常にどちらのプランを選択するべきか考えながら試合を進めていきましょう。

■採用カードのポイント解説




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エクストラレギュレーションでも猛威を奮う最強カード。
特性「スターバース」の強さは《ミツル》の存在から更に強力なものになりました。
今回は基本エネルギーを採用していないため、エネルギー加速の追加効果はありませんがそれでも非常に強力です。



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GXが倒されていた場合、特性「スターバース」と同じくデッキから好きなカードを2枚持ってこれる非常に強力なポケモン。
《ゾロアーク》のげんえいへんげのおかげでトラッシュに送るだけで良く、使うタイミングで盤面に出せるのが強み。
特性以外にも打点が優秀。ふくしゅうはトラッシュのポケモンの数だけ打点を上げ190ダメージを出せるワザ。
実は190打点がTier上位に存在する《メロエッタ》《ゲノセクトV》に届くのが本当に偉いです。
《アルセウスVSTAR》も200打点を出せるのですが、グズマで倒されたり序盤のバトル場にいることが多いため、「スティンガーGX」後にアタッカーとして用意するのは少し難しい。その点をカバーできるのがこの《ペルシアンGX》でした。
デッキとして中盤以降《トリプル加速エネルギー》に必ず触れることができるのも非常に使いやすく良いタッチカードでした。



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GXとVの数だけ打点が上がるアタッカー。
主に悪パーフェクションなど、GX・Vポケモンを大量に並べる相手に効果的。
ただエクストラレギュレーションでは、《AZ》《ポケモン回収サイクロン》《アセロラ》《パラレルシティ》など盤面からポケモンを消すこともできるため、そういった裏目もケアしながらプレイする必要があります。



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主に《こくばバドレックスVMAX》相手に使用するアタッカー。
相手側も当然ケアしてくるので実際に刺さる盤面は少ないですが、相手に《こくばバドレックスVMAX》への進化を牽制できるため、詰みの盤面を作られにくく《N》などから巻き返すこともできるため、そういった意味で抑止力の高い良いカードでした。
特性が発動すれば《トリプル加速エネルギー》を使用せずに打点を刻めるため、VMAXデッキ相手は優秀なアタッカーになります。



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たねポケモンの特性を止める非常に強力なポケモン。
一見様々なマッチアップで使用しそうなカードですが、エクストラレギュレーションは要求を押し付ける戦いなので、自身の動きを狭めてしまうこのカードはあまり使用しません。
基本的に《アマージョV》デッキ対面で使用するカードで、《タマタマ》《ギラティナ》などの特性を止めて有利に試合を進めることができます。他対面ではほぼ使用しないため、不採用も検討しましたが、《アマージョV》デッキはエクストラバトルなどでは評価が高いようで、《アブソル》《ギラティナ》のコンボで序盤の盤面を破壊されるとそのまま負けてしまうなど不安要素が多く、結局採用しました。倒されても《ゾロアーク》から何度でも復活するので相手からすると非常に厄介です。



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全ての勝ち筋を作る最高のカード。
サポート権を《シャクヤ》《N》など他のカードに使用できるのが非常に強力です。



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同様の効果で強力なカードとして《ちからのハチマキ》があります。
こちらは誰相手でも+20なので、《ゾロアークGX》など相手にする場合の打点も変わるため基本的にはこちらのカードの方が汎用性は高いです。
今回《こだわりベルト》を採用した理由は一点、《カイリューV》のみです。
HP230のため《ちからのハチマキ》では届かないHP。基本的には「スティンガーGX」から捲くるプランが多いのですが、最後の230に届かなかったり、序盤の《カイリューV》を倒せないと盤面が凄い勢いで崩壊し、「スティンガーGX」を宣言できずに負けることもあったため、こちらを採用。
もちろん無くても勝てますが、Tier上位の《カイリューV》に対しては少しでも勝ち筋を多く採用したかったため今回採用しました。



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エーススペックというとんでもない性能をしているエクストラレギュレーションの代表的なカード。様々なエーススペックがありますが、デッキにはどれか1枚しか使用することができません。
今回《ダウジングマシン》を採用したのはデッキとして無理する動きをカバーするためです。《デデンネGX》を使用することが多く、《フィールドブロアー》《カウンターキャッチャー》《レスキュータンカ》《スペシャルチャージ》など序盤に捨ててしまうとプランが崩壊することが多かったため、《パソコン通信》といった他のエーススペックよりこちらの優先度が高いです。



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エクストラレギュレーションのとんでもないカード。
サポートは《カプ・テテフGX》から確定でサーチすることができ、《アルセウスV》《ミツル》を使用することで、特性「スターバース」から《かるいし》《トリプル加速エネルギー》を持ってきて200ダメージを出すことができます。
手札に既に何かのパーツを持っていれば追加で《バトルVIPパス》《デデンネGX》などを持ってくることもできます。本当に凄い動きをできるので是非エクストラレギュレーションを楽しんでみてください。
他にもゲーム途中で《ゾロア》をプレイし《ゾロアーク》を立て、突然げんえいへんげをしたり、後手1で《アローラベトベトン》を立てたりすることがあります。
簡単な採用カード解説は以上になります。
様々なカードが入っているため少し使うのが難しい部分もありますが、思う存分エクストラレギュレーションを楽しめるデッキなので、是非使ってみてください。

■最後に


大会後に同系統のデッキタイプを持ち込んでいたプレイヤーの方々と話す機会があり、デッキレシピの検討も行ったので最後にそれを紹介いたします。

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追加採用の検討枠としては《N》の2枚目、《アルセウスV》の3枚目、《フィールドブロアー》の2枚目、《ダブル無色エネルギー》《マグカルゴ》
《ゾロアークGX》は非常に強力な特性を持っていますが、2,3ターン目の要求札を全て満たせるほどドローできる訳ではありません。そういったケアのためにドローを進められるサポートの現物を増やしたり、デッキの軸となる《アルセウスVSTAR》の動きをしやすくなるデッキ構築はより良い選択に思えました。
また、先攻を取って《ダストダス》を完成させるデッキタイプや、《アルセウスVSTAR》《ダストダス》といったデッキタイプへの勝率の安定のために《フィールドブロアー》の2枚目。《こくばバドレックスVMAX》デッキの《エルフーンVSTAR》対策に《ポケモンレンジャー》からエネルギーを場に残すことができる《ダブル無色エネルギー》の採用。エネルギーやサポート現物などに触れるための《マグカルゴ》など、まだまだ環境に合わせてデッキレシピを検討することができます。
《ゾロアーク》の「げんえいへんげ」用のタッチカードを選択することもできますし、是非環境や想定デッキに合わせてデッキレシピを検討してみてください。
それでは。
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