今回は6月17日発売の強化拡張パック「Pokemon GO」の注目カードを紹介していきます。
少し昔からやっているプレイヤーであれば《レシラム&ゼクロムGX》と同じ仕組みのワザを持ったカードという表現で分かりやすいのではないでしょうか。少ないエネルギーで270という非常に高いダメージをたたき出すことができるため、扱いやすいかと思います。 ポケモンVSTARのHPラインが280であることを考えると、残り10ダメージのアプローチがカギになってきます。《こだわりベルト》を引いてくる形にするか、ベンチの余裕を使って《ガラルジグザグマ》に任せるかはそれぞれ悩みそうですね。 エネルギーを場につける手段としては超タイプは選択肢が多く《ピッピ》や《ザシアンV》などが使われるであろうと考えています。 特性「エキサイトハート」によってゲーム終盤ではエネルギー1つで攻撃できることでしょう。ダメージも250と非常に高く《こだわりベルト》と合わせてポケモンVSTARを1撃で倒すことのできるダメージをたたき出します。 ゲーム後半での使用になるのでそこまでに《こだわりベルト》も手札にあることが多く、有効なゲームプランに組み込みやすいでしょう。《ツツジ》と合わせてサイド2枚のタイミングでの運用が多そうですね。 特性「いきなりへんげ」によって、ルールを持たないたねポケモンのワザを幅広く使えるためいろいろなデッキに採用されそうです。
中でもマッドパーティはデッキとしての復権も見込めそうだと考えています。いままでは280ダメージというラインを序盤に満たしてしまうとアタッカー不足となってしまうといった問題を抱えたデッキでしたが、このカードの登場によってアタッカー不足に悩まされることはなく戦っていけるようになりそうです。
「サイコパージ」「スターレイド」ともに2エネルギーのワザながら非常に強力で、「サイコパージ」は1エネルギートラッシュ×90という破格の性能。
しかし3エネルギーまでしかトラッシュ出来ない条件からダメージは270がマックスとなってしまうため、VSTARワザ「スターレイド」やその他カードで補う必要があります。
トラッシュにあるルールを持たないたねポケモンのワザを使える特性「いきなりへんげ」を持った《メタモン》。 過去にも同様のカードタイプがありましたが、やはりこの特性は非常に強力。
今弾では《コイキング》などとデザイナーズコンボが組まれそうですが、同様のデッキタイプとしてマッドパーティや《ミカルゲ》と組み合わせたり、《イベルタル》をトラッシュに送ることでいつでもワザ「はかいのさけび」を構えたりと非常に強力なカードです。 耐久面に関しては少々頼りない部分がありますが、それでもルールを持たないポケモン軸のデッキにおいて構築の幅を大きく広げた注目の1枚です。
自分の山札を上から3枚トラッシュし、その中のグッズをすべて手札に加えることが出来るスタジアム。
ここ最近収録されるスタジアムはあまりカードパワーが高くなかったため、久々に良いスタジアムが来たな、という印象。
今弾の《コイキング》や《ソルロック》と相性の良いデザイナーズコンボのカードですが、今まで登場してきたトラッシュに関係するマッドパーティや《ゾロアーク》のようなデッキとも相性が良いですし、最近流行りの「ふしぎなしっぽ」の《ミュウ》のようなグッズ主体のデッキとも相性が良さそうです。 3枚という所やサポートを手札に加えられない点や、相手も使えてしまうことで少々使いにくい部分もありますが非常に強力な1枚だと考えています。
技「かえんばく」は5エネで250ダメージを出すことができる大技なのですが、特性「エキサイトハート」により最大1エネで技が使えるようになります。
序盤を他のポケモンに任せる事で中盤以降少ないエネルギーで大きなダメージを出すことができ、エネルギー拘束がそこまで大きくないため様々なデッキで採用することが出来るカードとなっています。
このポケモンの特性「とおせんぼ」は”このポケモンがバトル場にいる限り相手バトルポケモンは逃げられない”というものです。そのため技の反動のため次のターン別のポケモンで攻撃したかったり、《ミュウ》のようなバトル場でデッキをサポートするポケモンに対して強く出ることができます。 またスタートしてきたポケモンがアタッカーでなかった場合に、いれかえ手段がなければ相手の動き出しを弱くさせる可能性があります。LOを狙うようなデッキが時間を稼ぐために使うことができるので、このカードにより強化されるデッキもありそうで楽しみなカードとなっています。
このポケモンは特性で手札の水エネルギーを1枚トラッシュすることにより、相手ベンチポケモン1匹にダメカンを2つのせることができるという特性を持っています。
現在環境で多くシェアされている《オリジンパルキアVSTAR》デッキに採用される可能性のあるカードとなっていて注目しています。特性で水エネルギーをトラッシュに送ることができるので、「スターポータル」でエネルギーを最大枚数つけやすくなっているのも魅力です。 ベンチポケモンにしかダメカンを飛ばすことができませんが、ゲーム展開を想像できれば非常に強いカードになるでしょう。
今回は強化拡張パック「PokemonGO」に収録されるカードから注目カード3つを紹介していきました。
この他にも《ヤドラン》や《ミュウツーVSTAR》など環境で見ることになりそうなカードが多くあります。世界大会や世界レギュレーションを採用した自主大会も様々な場所で行われると思いますので、是非いろいろなカードを使ってみてください! ワザ「かえんばく」が250ダメージということもあり、《こだわりベルト》を付けた状態だと相手のポケモンVSTARを一撃で倒せる威力となっています。 さらに特性「エキサイトハート」により相手が既に取ったサイドの枚数分、《かがやくリザードン》がワザを使うために必要な無色エネルギーが少なくなります。 ワザ「かえんばく」が最小1エネルギーで使用可能ということもあり、今後使われる1枚になりそうです。
ワザ「サイコパージ」は自分の場のポケモンについているエネルギーを3枚までトラッシュし、その枚数×90ダメージというワザとなっており、最大270ダメージを与えられます。
VSTARパワーの「スターレイド 」は相手のポケモンV全員にそれぞれ120ダメージ与えることが可能で、《ルナアーラ》の「ルナティックペイン」と合わせる使用方法が強力そうなので併せて使いたいと思いました。構築のバリエーションがかなりありそうなので、より良い相方を模索したいところですね。 スタジアムカードで自分の山札の上から3枚をトラッシュし、その中のグッズを手札に加えるというもの。
スタジアムでありながら手札を最大3枚増やせる効果を持ち、いろいろなデッキで採用を検討したいカードです。
以前のレギュレーションだとサポートの《ヤーコン》と近い系統の効果なので、過去のデッキ構築から学ぶことも多いかもしれません。 1位は《メタモン》です。ルールを持たないたねポケモン主体のデッキで活躍する1枚になります。 過去に環境で活躍していたマッドパーティーや、一つ前の弾の「ダークファンタズマ」で登場した《ミカルゲ》などと相性が良いと考えています。 また、無色タイプという事もあり《パワフル無色エネルギー》でダメージを上げる事が出来るのも強みです。今後カードプールが広がるにつれて強くなるカードだと考えているので4枚は必ず揃えたいカードです! 2位は《かがやくリザードン》です。ワザの「かえんばく」で250ダメージを出す事が出来き、《こだわりベルト》を付ける事で280ダメージを出す事が出来きポケモンVstarを1回の攻撃できぜつさせる事が出来ます。 また特性の「エキサイトハート」で相手が既に取ったサイドの枚数分、ワザを使う為のエネルギーが無色エネルギー分減るので、相手がサイドを1枚サイドを取っていれば《マグマの滝壺》+《キバナ》+《ツインエネルギー》で起動でき、それ以降だとどんどん必要なカードも減りワザを使いやすい状況になります。 カウンター系のデッキのメインアタッカーとして活躍すると予想しています。
山札から3枚トラッシュしてその中にあるグッズを手札に加える事が出来る汎用性が高いスタジアムだと考えています。特に逆転を狙うデッキよりはサイドをどんどん先行していくデッキに採用される可能性が高いと考えています。