大会レポート | あむ | シティリーグ大阪


CardRushProsのあむ(@4mutaaaN)です。
今回は先日、12月29日(日)にポケモンセンター大阪で行われたシティリーグシーズン2の大会レポートになります。
今大会はエクストラレギュレーションで行われました。チャンピオンズリーグ愛知のエクストラレギュレーションがどのような結果に終わり、また大阪に向けて1週間でどのように考えたのかを書き記していきます。
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■チャンピオンズリーグ愛知の結果に関して


12月21日(土)に行われたチャンピオンズリーグ愛知。この大会は1位ヤミラミLO、2位《オーロット&ヨノワールGX》という結果に終わりました。しかし決勝トーナメントの進出数では《オーロット&ヨノワールGX》が非常に多く、1週間後のシティリーグでもこれらのデッキをケアする必要がありました。

参考レシピ






 

■1週間での考察と練習


まずシティリーグの目標は優先権取得。つまり決勝トーナメント1回戦の勝利でした。
《ヤミラミ》LOは非常に強力なデッキですが、《トロピカルビーチ》の入手難度が高く、翌週のシティリーグ大阪では使用者が多くないと判断。

逆に《オーロット&ヨノワールGX》や、そのデッキに対して弱点と速度で有利を取れそうな《ゲッコウガ&ゾロアークGX》などは数を増やしてくると考えました。
ありがたいことに、チャンピオンズリーグ愛知でより良い結果を残したのは《ソーナンス》の入っていない後攻型の《オーロット&ヨノワールGX》でした。ベスト8には先攻を取っても強力な《ソーナンス》型のレシピが上がっていましたが、一見すると使い方がわかりにくい点や注目度的に準優勝の方が一般的なレシピになるだろうと考え、仮想敵は後攻型の《オーロット&ヨノワールGX》を置き、使用デッキの検討を始めます。

参考レシピ


ベスト8


まずはチャンピオンズリーグ愛知のエクストラレギュレーションに出場した身内や知り合いから情報収集を行い、スタート地点としてはミラーの対戦でも先攻《ソーナンス》をすることで対応出来る型の《オーロット&ヨノワールGX》が非常に強力だと感じました。
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エクストラ環境においてはじゃんけんに負けても相手が後攻を選択することが多く、先攻を取るデッキタイプというだけで魅力的です。それ以降ずっと一人回しをして、特性ロックとハンデスの成功可否やその要因をメモしながら回し続けました。そうして不要なカードだったり、より必要だと判断したカードだったりを判断し、細かい枚数調整を行いデッキが完成しました。
結局シティリーグまで調整メンバーとの予定も合わず最終的に対人戦を一度も行わないまま大会に挑むことになりましたが、エクストラレギュレーションは構築時点である程度の勝ち負けが決まっているため、あまり不安はなくデッキを信じて持ち込みました。

■使用デッキレシピ



デッキコンセプト


《ミロカロス》の特性「エナジーグレイス」によりトラッシュのエネルギーを《オーロット&ヨノワールGX》に加速します。《ミロカロス》は特性できぜつするため、サイド差がつき《エリートトレーナー》の使用条件を満たすことが出来るので、相手の手札を3枚まで減らせます。
その上で《ダストダス》により特性を封じ、《オーロット&ヨノワールGX》のワザ「ナイトウォッチャー」で相手の手札を先攻2ターン目に1枚まで減らし、流れを握ってそのまま勝ちに行くデッキです。

先攻であれば《ソーナンス》で相手の特性を止めながら2ターン目から特性ロックとハンデスを始め、後攻であれば1ターン目の「ホラーハウスGX」からそのまま相手に実質1ターンしか渡さないまま2ターン目から特性ロックとハンデスを行う強力なデッキタイプです。

■デッキレシピのポイント


先攻に寄せた構築


今回はチャンピオンズリーグ愛知環境を踏まえて、先攻を取って場に《ソーナンス》を出すことが優先事項だと考えました。ミラーに関しても《ソーナンス》前で《かるいし》《ネクロズマ(あかつきのつばさ)GX》を後ろに用意し、《ゲンガーミミッキュGX》に1枚超エネルギーを貼ることで相手の動きに対応することが出来ます。
(「ホラーハウスGX」を「ホラーハウスGX」で返せるようにする。)
そのためデッキとして基本的に先攻を取るデッキに変化しました。実際じゃんけんに負けた際にも攻撃的なデッキは後攻を取ってくることが多く、ほとんどの試合で先攻を取ることが出来ました。構築としては後攻で強いカードの枚数を抑え(《ゲンガーミミッキュGX》《カプ・テテフGX》)、先攻で盤面に置きたい《ソーナンス》《ネクロズマ(あかつきのつばさ)GX》を優先し、2枚採用することでサイド落ちでプランが崩壊することを防ぎました。

トレーナーズの違い




ポケモンに触るボール関連のカードとしては《ポケモン通信》を評価しています。
一般的に《ダイブボール》《ネストボール》が採用されている形もありますが、どのポケモンにも必ず触れる点や、《シェイミEX》《デデンネGX》でドローしにいく際にも便利。ポケモンもデッキに22枚と非常に多く入っていることから上手く使えない懸念もないと判断しました。

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《N》《ザオボー》が入っている部分に上記のカードを採用しています。
《N》の不採用理由に関しては後述しますが、その枠に関してはどのタイミングでも強い《プルメリ》の採用が必要だと考えました。特にエクストラ環境に増えてくる《ゲッコウガ&ゾロアークGX》《レシラム&ゼクロムGX》などを相手にした際に、中盤でトップ解決されにくくするよう相手の要求札を少しでも多くするため採用しました。
《クセロシキ》は一見《ザオボー》の下位互換のように見えますが、自分の《ダストダス》の道具を壊すことが出来る点を評価しての採用です。《オーロット&ヨノワールGX》が倒されてしまった際に2体目の《ミロカロス》から動かなければならない盤面や、特性ロック以降どうしても山札に必要カードが残っている場合に一度特性ロックを解除し《シェイミEX》をプレイした後再度《かるいし》を貼るなど、小回りが効くようになります。
デッキコンセプトとして相手の手札は少なく《時のパズル》のようなカードによってトラッシュから回収されることもありません。そのため《ザオボー》より《クセロシキ》を優先して採用しました。


1ターン目にしっかりとデッキを回し切ること、また特性ロック以降もデッキから《バトルサーチャー》《プルメリ》といったキーカードを引いてくるために採用しています。
このデッキは不純物もかなり多く、捨てる札が限られています。そのため特に《シェイミEX》でのドローをより強力なものにするために採用しました。ここら辺は一人回しをしていく中で不要カードや回し切るのに何が足りなかったのかを把握することで最適化することが出来たと思っています。

不採用のカード



このデッキタイプの多くの型に《N》が採用されていますが、正直必要性を全く感じませんでした。
デッキとして先攻を取るタイプであり、2ターン目に打ちたいサポートは《エリートトレーナー》。後手を取った場合は相手が《ソーナンス》型であれば《カプ・テテフGX》から持ってくるのは必ず《グズマ》になります。またそれ以外のデッキ相手でも後手は《プルメリ》《クセロシキ》《ザオボー》)といったサポートを打ちながら「ホラーハウスGX」を打ちたいため、使用したい試合が極端に少ないと考え、今回は《N》を採用せずスペースを他の枠に使いました。

■当日のレポート




先攻から順調に展開し《ソーナンス》で相手の動きを制限しつつ2ターン目からハンデス体制に。途中《プルメリ》で完全に蓋をして相手に動かれることなく勝利。


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先攻から《ソーナンス》の盤面を作ります。相手はそれに対し有効に動けずエンド。
2ターン目からハンデスをし、《ファイヤー&サンダー&フリーザーGX》を「ナイトウォッチャー」2回で倒し、最後は《ミュウツー&ミュウGX》の弱点をついて倒し勝利。


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こちらも先攻で順調に《ソーナンス》の盤面を作ります。相手は《ゲッコウガ&ゾロアークGX》を用意してきますが、《プルメリ》で蓋をして勝利。


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先攻から《ソーナンス》の盤面を作ります。相手はそれに対して《カプ・テテフGX》がサイド落ちだったようで前の《ソーナンス》を避けることが出来ず順調に特性ロックとハンデスを決め勝利。



4回戦終了時点で予選抜けが確定。そのためこの試合は相手のデッキを全て見るつもりで望みました。
じゃんけんに勝ち先攻を取ることが出来ましたが、相手のバトル場は《ソーナンス》スタート。完全にこちらは止まってしまい、《ゲンガーミミッキュGX》にエネだけ貼り「ホラーハウスGX」対策のみしてエンド。すると相手はまさかの《ピーピーマックス》採用型で、後攻1ターン目からワザ「ナイトウォッチャー」を打つことが出来るような型でした。
《ゲンガーミミッキュGX》をアタッカーにしつつ、「ホラーハウスGX」の7枚+相手のドロー1枚+《ミロカロス》によるサイド1枚の計9枚に対して「ポルターガイスト」を打つことで相手の《オーロット&ヨノワールGX》を先に倒そうとしますが、生憎手札のトレーナーズは4枚のみで倒せず。返しに《ミロカロス》の特性を使用しエネルギーを付けた《オーロット&ヨノワールGX》に対して「ペイルムーンGX」を当てられ、エネルギーが足りなくなり敗北。
結果予選2位で予選抜け。


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先攻《ソーナンス》から始まり理想的な展開をするものの、「ナイトウォッチャー」後の手札から《プラターヌ博士》を打たれる。特性を止めていたためエネルギーは多くつかず。返しに再度《エリートトレーナー》。その後1ターン止まり手札を使いきったため、エネルギーのついた《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》に対してGXワザ「ペイルムーン」を宣言。しかし相手はトップから《プラターヌ博士》
※プラターヌ博士の画像
完全に流れを握られ負けたかと思いきや、その後の手札が芳しくないよう。また「ペイルムーン」の効果を忘れたままターンエンドされます。(お互い忘れターン進行した途中で気付き、巻き戻し気絶処理。)その後は新しく出てきた《ゲッコウガ&ゾロアークGX》に対して、《ソーナンス》にエネルギーを準備しながら「ナイトウォッチャー」を宣言し、《グズマ》で勝てる状況を作り勝ち。

準決勝 後攻 《ザシアンV》勝ち



相手に先攻を取られ、《無人発電所》からのスタート。
しかし手札に《スカイフィールド》を持っていたため、順調に展開し「ホラーハウスGX」から試合をスタート。その後《エリートトレーナー》《ダストダス》による特性ロック。そして《プルメリ》でエネルギーを割る理想的な展開をすることができそのまま勝利。


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この試合は正直プレイの精度が低くなっていました。
先攻を取って大量に展開するものの、山の中に確認した4枚の《かるいし》を引くことが出来ず、《ゾロアークGX》対策に《ソーナンス》に先にエネルギーを貼ったことが裏目になり、逃げて《ソーナンス》前でターンエンドすることが出来ませんでした。また、《ヤブクロン》がサイドに落ちていたことから、《ヒンバス》《メタモン◇》と並べた返しに《ヒンバス》を倒されてしまい、《ダストダス》に進化するプランが取りにくくなってしまいました。
本来であれば先攻2ターン目に《ヒンバス》をプレイし、《ゲンガーミミッキュGX》のワザ「ホラーハウスGX」から次のターン《ミロカロス》《ダストダス》を立てながら特性ロックとハンデスに入っていけるのですが、1ターン目に無理して《かるいし》を狙いに行ったことでベンチスペースが足りず、そのプランも取ることが出来ません。

そのため《ゾロアークGX》相手に《ダストダス》なしで戦うことになったのですが、相手の引きがあまり良くなかったことにも助けられ、「ナイトウォッチャー」で順調にサイドを取ることが出来ます。終盤になり、ようやくトップドローで《かるいし》を引いたものの、引かない前提で前のターンからプレイを考えていたため、ベストプレイであったはずの「バトル場の《オーロット&ヨノワールGX》《かるいし》を貼り、《ソーナンス》で相手のダメージカウンターが130乗った《ゾロアークGX》を倒す」べき所で、《グズマ》前提で後ろのポケモンに《かるいし》を貼ってしまい焦ったのを覚えています。
そのためベストプレイを取ることが出来ず、後ろの《シェイミEX》を先に倒し返しのターンに《アセロラ》から手負いの《ゾロアークGX》を回収されないことを祈りました。
結果的にこのプランが通りなんとか勝利することが出来ましたが、より良い選択肢が目の前に見えていながら逃してしまう反省点の多い試合でした。

■最後に


今回は優先権をなんとしてでも取らなければならないシティリーグでした。
チャンピオンズリーグ愛知をスタンで出場し、1週間でエクストラ環境を把握し当日朝5時に新幹線で大阪まで行く過密スケジュールの中、何とか目標を達成することが出来て良かったです。
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