PJCS使用候補!弱点を克服した《ヒスイゾロアークVSTAR》デッキ!


よしゾロアーク

今回は、PJCS2022の候補の1つだった《ヒスイゾロアークVSTAR》のデッキ紹介をしていきます。
《ヒスイゾロアークVSTAR》の強み、弱みを整理したうえで、なぜその構築に至ったのかを解説してい
きます。


《ヒスイゾロアークVSTAR》の強み・弱み



実際に使用した時に感じたことをまとめました。

強み
①相手のポケモンVSTARを一撃で倒せる
ワザ「のろいをきざむ」は条件さえ整えば最大300ダメージを出せるワザになります。

②エネルギー1個からワザを使える
《ダブルターボエネルギー》1枚からワザ「のろいをきざむ」を使えます。
条件下最大ダメージである300から-20をしても280ダメージ、
相手のポケモンVSTARを一撃で倒せる水準は保てています。

弱み
①先攻2ターン目にベンチを呼び出しながら攻撃するのが難しい
序盤からワザ「のろいをきざむ」の条件を満たしながら相手のベンチポケモンを呼び出すことはかなり要求が高いです。

②~からワザのダメージを受けないという特性に弱い
名前を挙げると、《ジュラルドンVMAX》《ミルタンク》など
特殊エネルギーを使用しがちであり、ポケモンVであることから、これらのポケモンには弱めなので、これらのデッキに勝つためには何かしらの突破手段を要します。

弱みを克服するために


先ほど挙げた弱みである2点をどう克服するのか、またどの枠を使う必要があるのか紹介していきます。

対策:①先攻2ターン目にベンチを呼び出しながら攻撃するのが難しい



先攻2ターン目に《ボスの指令》を使いながら相手のベンチポケモンを呼び出す動きの成功率はあまり高くありませんでした。

VSTARパワーの特性「ファントムスター」や《クロバットV》の特性「ナイトアセット」だけではカードを引く順番に左右される場面が多くあったからです。

そこでサポート《博士の研究》使用時の動きを強くしようという考えになり、グッズである《クロススイッチャー》に焦点を当てました。

《ヤレユータン》の特性「さるぢえ」を絡ませれば、キーカードを守りながら、《博士の研究》や特性「ファントムスター」を使ってカードを揃えることが可能です。

結果的に1つ目の弱みを克服することに繋がっています。

対策:②~からワザのダメージを受けないという特性に弱い



《ヒスイゾロアークVSTAR》の攻撃を何回通す必要があるかを考えました。

天敵として挙げた《ミルタンク》《ジュラルドンVMAX》に対し、いずれも2~3回の攻撃が必要だと判断しました。

サブアタッカーを採用する方向だと、少なくともポケモンやエネルギーで枠を取られると考え、《キャンセルコロン》を何度か使える構築にすることで使用枠を最低限に抑えられると判断しました。

アプローチとしては、《キャンセルコロン》に加え、《シマボシ》《ともだちてちょう》の採用。①の弱みを改善するために採用した《ヤレユータン》とも相性が良いです。

■デッキリスト


■採用カード解説


《ゲンガー》



特性「ならくのうらもん」と《ダメージポンプ》と相性がよく、《ヒスイゾロアークVSTAR》のダメージアップに繋がるカードです。
《ハイパーボール》などのボール系統のコストにしやすい点も嬉しいポイントです。

《ヤレユータン》



特性「さるぢえ」がこのデッキと相性が良いため採用しています。

主な用途としては、以下の2点になります。

・キーカードをトラッシュしないようにする
《スマホロトム》の有効活用

キーカードとしては、《ヒスイゾロアークVSTAR》《ダブルターボエネルギー》《クロススイッチャー》などです。相手のサポート《マリィ》の耐性ができる点も評価したいところ。

《クロススイッチャー》



サポート権を使用することなく、相手のベンチポケモンを呼び出せます。
今回は弱みの改善のために採用しましたが、同時に動きの最大値を引き出す要因にもなっています。

おわりに


今回はPJCS2022の使用候補でもあった《ヒスイゾロアークVSTAR》の解説を行いました。
デッキを作っていくうえで弱みが足を引っ張ることも多くありますが、それを改善するために試行錯誤する楽しさが伝われば幸いです。

それではまた!

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