ワザ「のろいをきざむ」は条件さえ整えば最大300ダメージを出せるワザになります。
条件下最大ダメージである300から-20をしても280ダメージ、
相手のポケモンVSTARを一撃で倒せる水準は保てています。
①先攻2ターン目にベンチを呼び出しながら攻撃するのが難しい
序盤からワザ「のろいをきざむ」の条件を満たしながら相手のベンチポケモンを呼び出すことはかなり要求が高いです。
特殊エネルギーを使用しがちであり、ポケモンVであることから、これらのポケモンには弱めなので、これらのデッキに勝つためには何かしらの突破手段を要します。
先ほど挙げた弱みである2点をどう克服するのか、またどの枠を使う必要があるのか紹介していきます。
先攻2ターン目に《ボスの指令》を使いながら相手のベンチポケモンを呼び出す動きの成功率はあまり高くありませんでした。 VSTARパワーの特性「ファントムスター」や《クロバットV》の特性「ナイトアセット」だけではカードを引く順番に左右される場面が多くあったからです。 《ヤレユータン》の特性「さるぢえ」を絡ませれば、キーカードを守りながら、《博士の研究》や特性「ファントムスター」を使ってカードを揃えることが可能です。 結果的に1つ目の弱みを克服することに繋がっています。
サブアタッカーを採用する方向だと、少なくともポケモンやエネルギーで枠を取られると考え、《キャンセルコロン》を何度か使える構築にすることで使用枠を最低限に抑えられると判断しました。 特性「さるぢえ」がこのデッキと相性が良いため採用しています。
サポート権を使用することなく、相手のベンチポケモンを呼び出せます。
今回は弱みの改善のために採用しましたが、同時に動きの最大値を引き出す要因にもなっています。
デッキを作っていくうえで弱みが足を引っ張ることも多くありますが、それを改善するために試行錯誤する楽しさが伝われば幸いです。