今回は新弾のロストアビスで登場した 《ギラティナVSTAR》 デッキの紹介と解説となります。
ポケモンカードの中で唯一弱点がない最強のタイプであるドラゴンタイプとなります。弱点を突く事が不可能なので基本的に相手は高火力を出せるポケモンで1回の攻撃できぜつさせるか2回の攻撃を要求する事が出来ます。
HP280も現環境であればかなり強いHPで、例えばHP270だった場合、環境トップである 《ミュウVMAX》 のワザクロスフュージョンで 《ゲノセクトV》 のワザテクノバスターを選択し、そこに 《パワータブレット》 《こだわりベルト》 《ダンデ》 の中から2枚使われるときぜつしてしまいますが、HP280の場合3枚を要求する事が出来き、きぜつするハードルを高めてくれます。
また 《大きなおまもり》 と組み合わせる事でHP310になる為、VMAXと同じ位の耐久力になるのも強みの一つです。
VSTARパワーのワザスターレクイエムは条件はありますがどのポケモンでも1回の攻撃できぜつさせる事が出来る超強力なワザで、このようなワザの多くはエネルギー要求が厳しいのですが、なんと破格の2エネルギーとなっています。
また、ロストインパクトも非常に強力で現環境はHP280ラインのポケモンが主流になっており、いかにHP280を1回の攻撃で倒すかが重要になりますが、 《こだわりベルト》 を使わなくても280ダメージ出せるワザは現環境では非常に強力です。
《ギラティナVSTAR》 の欠点の一つとしてワザを使うためのエネルギーの条件が難しいという事が上げられます。ただ、その条件をクリアするカードとして 《ミラージュゲート》 を使えればその問題もなんなくクリア出来ます。
《ミラージュゲート》 を強く使う為には、序盤から 《キュワワー》 の特性はなえらびや、 《アクロマの実験》 などを積極的に使用していき、3ターン目までに 《ミラージュゲート》 を使える条件を満たせるようにプレイしましょう。
現在の環境でシェアの上位である 《オリジンパルキアVSTAR》 と 《アルセウスVSTAR》 のデッキの多くに逆転を狙うカードとして 《ツツジ》 + 《頂への雪道》 が採用されており、再現性高くこれらのカードを終盤に使用されます。ただ、 《ギラティナVSTAR》 デッキはそこを使用されても勝ちやすいという事が強みになります。
① 《ギラティナVSTAR》 がVSTARパワーを使える状況にしつつ、 《頂への雪道》 + 《ツツジ》 をされてもVSTARパワーのワザを使える 《ギラティナVSTAR》 が場に残る状態を作る。
② 《キュワワー》 を場に出来るだけ多く場に出し、 《ふうせん》 または基本エネルギーを付けておきます。その場合 《ツツジ》 のドロー2枚と番の初めのドロー1枚、 《キュワワー》 の特性で2枚山札を見ることが出来き合計で5枚山札の上からカードを選ぶことが出来ます。更に場にもう1枚 《キュワワー》 がある場合7枚まで見る事が出来るので、最後に必要なパーツなどが揃いやすい状態にする事が出来切るのも強みです。
③ 《ミラージュゲート》 などは出来るだけ使用し山札に不要なエネルギーを無くしたり、最後の番に不要なカードなどはトラッシュまたはロストしておく。
《ギラティナVSTAR》 がメインアタッカーとなります。 《ギラティナVSTAR》 のワザを使いにく序盤は 《ウッウ》 をアタッカーとして活用し相手の非ルールのポケモンなどを倒してサイドを取っていきます。 《かがやくサーナイト》 は特にミラーマッチの対策カードとして採用しています。
《ミラージュゲート》 を出来るだけ早く使えるようにする為に 《アクロマの実験》 や 《キュワワー》 を序盤から積極的に使用していきたいので、 《回収ネット》 《ポケモンいれかえ》 《ポケギア3.0》 などを採用しています。
また 《ツールジャマー》 は相手の 《ふうせん》 《大きなおまもり》 《こだわりベルト》 などを妨害する事ができ、ミラーマッチにおいては 《かがやくサーナイト》 でダメージを軽減出来る為一番最適などうぐではないかと思い採用しました。
今回は採用を見送りましたが今後採用も検討しているカードの紹介をしていきます。
今回はミラーマッチなどを加味して 《かがやくサーナイト》 を採用しましたが、デッキを回す事を意識したり、 《ミラージュゲート》 があるおかげで基本水エネルギーを採用するとゲッコウしゅりけんも使いやすい為採用を検討したいカードです。
このデッキは 《キュワワー》 をエンジンとして回していくデッキとなりますが 《かがやくゲッコウガ》 のゲッコウしゅりけんを使われると場からキュワワーがいなくなり厳しい展開になる可能性もある為採用を検討したいカードです。不採用の場合は場の 《キュワワー》 を1体のみにしたり、サイドを2枚取られてもいいタイミングであれば3体置くなどしてケアしていきましょう。
終盤のフィニッシャーになりうるカードです。ロストゾーンに10枚以上という制約はありますが技は非常に強力かつ、詰み盤面を形成できる可能性のあるカードですので採用を検討したい1枚です。
《キュワワー》 の特性はなえらびの性質上2枚しか山札の上から見れないので欲しいカードをなかなか手札に加えられないという課題もあります。デッキを回す事を優先順位として高くしたい場合はこのカードの採用を検討します。
かがやくポケモンの採用を 《かがやくゲッコウガ》 にした場合採用したいカードです。 《ギラティナVSTAR》 のミラーマッチにおいていかに相手に1回の攻撃できぜつさせられないようにするかが重要になる為、採用を検討したい1枚になります。
場のスタジアムやポケモンの道具をロストゾーンに置きたいのは勿論ですが、自分の手札のカードと自分のスタジアムやポケモンのどうぐをロストゾーンに送れるという事も可能でありこのカードを使用する事でロストゾーン2枚を稼ぐ事もできます。
終盤の詰み盤面を作れる可能性があるカードになります。使用できると非常に強力ですが、タイミングも限られて来るので今回は採用を見送りました。
《ギラティナVSTAR》 は今後の環境でも活躍するデッキの一つになると思います。まだまだ発売されたばかりなのでこれからどんどん研究して強くしていければと思います!では!