
今回は、WCS2022直前ということで、ルールの違い、環境考察、また国内であまり見られないデッキの解説をしていきます。
基本的に1試合の制限時間が50分2本先取で行います。
制限時間+追加の3ターン以内に決着しなかった場合は、引き分けとして扱われます。
が勝ち点として付与され、その合計を競うのがDay1、Day2の予選。
Day2の上位8名がTop Cut(決勝トーナメント)に進出します。
国内で言うところの拡張パック「ソード」、「シールド」から拡張パック「ポケモンGO」までのカードが使用可能となっています。
は人気のデッキと考え、使用者も多く見られると予想しています。
PJCS2022と似たようなデッキに加え、海外で流行中のデッキもチラホラ見られる印象です。
《ミルタンク》の特性「ミラクルボディ」または《ミュウツーVUNION》のワザ「ちょうさいせい」による200ダメージの回復を突破出来ないデッキを詰ませることを目指したデッキとなっています。
《ミュウツーVUNION》の「サイコプロージョン」により、《アルセウスVSTAR》だけでは突破が難しい《ミルタンク》の突破を容易に出来ます。
また、「ファイナルバーン」は相手のポケモンVSTAR,VMAXを一撃で倒すことを見込めます。(ポケモンVMAXに関しては《こだわりベルト》込みの攻撃で)
デッキに採用されているたねポケモンが《アルセウスV》のみにしていることが多く、再現性の高い盤面形成を目指せます。
次の番、たねポケモンからワザのダメージを受けなくなるワザ「ダイバルーン」を持つ《そらをとぶピカチュウVMAX》と《アルセウスVSTAR》の組み合わせになります。
雷タイプのポケモンVMAXということもあり、環境に多く存在する《オリジンパルキアVSTAR》の突破が容易であり、完成してしまえば、1体で複数体の《オリジンパルキアVSTAR》の突破が見込めます。
環境がポケモンVSTAR中心であることから、《はくばバドレックスVMAX》の「ダイランス」+《こだわりベルト》で280ダメージを与えられることが明確な強みとなっています。
《カイ》や《オリジンパルキアVSTAR》の「スターポータル」などのサポートも充実しており、特性「はたらくまえば」の《ビーダル》軸であることが多いです。
今年は2019年以来の世界大会ということもあり、規模も大きく盛り上がること間違いなしです!
国内向けに配信もされるので、事前知識を付けつつ、観戦を楽しんで欲しいと思います。