今回は先日行われたチャンピオンズリーグ横浜について振り返っていきます。
残念ながら今回自分は出場することが出来ませんでしたが、もし出場していれば《パルキアVSTAR》を使用していたと思います。 今回の記事では、CL横浜においての勝ち組デッキや注目ポイント、そしてこれからの環境について書いていきます。
今後の環境予想やCLに向けて大事なデッキ分布情報は3つ。
「Day1デッキ分布」「ベスト64ラインの分布」「12-2(※決勝トナメライン)以上の分布」です。
・ベスト17(12勝2敗ライン)分布(※公式配信+17位より)
CL横浜前に執筆した自分の記事からの引用となりますが、CL2週間前の頃は以下のような分布となっていました。
特に「LTB」については後述しますが、今回のチャンピオンズリーグの勝ち組デッキだったと言えるでしょう。
《パルキアVSTAR》はシェア率としては数を減らしたものの、Top64とTop17の分布を見ると勝ち組デッキだと評価して問題ないと考えています。 これらの対策をしていたとしても、《ギラティナVSTAR》に対して有利と言えるほどのマッチアップにはなりませんが、Day2シェア率を考えると1回当たるかどうかレベルのものなので、今後《ギラティナVSTAR》への対策プランをどの程度採用するかは検討事項になりそうです。 280という打点の魅力と、後手でも強いデッキとして評価は高いですが、安定性の部分では他のデッキに劣ったようです。
王道の《ギラティナVSTAR》プランをしっかり通すため4-4採用するのは安定性という面においては間違いなく有効なアプローチでしょう。 LTBは全体のシェア率や前評判以上に圧倒的な結果を残しました。
実際に今回結果を残したLTBは、どれも今までのデフォルトとして考えられていたLTBの構築とは違ったものでした。
一気にサイド4枚取ることが可能で、無理矢理序盤のサイドレースの遅れを取り戻したり、《ツツジ》をケアする必要なく勝利したり、とデッキコンセプトに非常に合致した良いカードです。 どちらのアプローチもデッキコンセプトに非常に合致しており、見ていてとても気持ちの良いレシピが多かったです。
特に準優勝したクメガワ選手のLTBは完成度が高く、今後のスタンダードなレシピとして使用されることが多くなりそうですね。
今後はLTBへの対策も重く見る必要が出てきそうです。
《クワガノンV》も後手1から《ウッウ》で攻撃されたり、《ギラティナV》の「アビスシーク」でロストと手札を整えられると対応しきれない問題があります。絶対勝ちたいなら《ヨクバリスVMAX》のような選択肢もありますが、他のデッキが悩みのタネ。と中々パッと思い付く対策札が通用しないため、今後も非常に強力なデッキになりそうです。 とはいえこれらも確定で対策になり得るカードではないですし、LTBはデッキコンセプト上様々なアタッカーの採用が可能なので、今後もLTBの驚異は続きそうです。
次に環境が変わるのは10月21日発売の「パラダイムトリガー」。約1ヶ月あり、その間に現環境でシティリーグを行う可能性もありそうです。
まずはしっかりとチャンピオンズリーグ横浜について振り返り、次の環境に向けてまた頑張っていきましょう。それでは。