CL愛知直前!「ロケット団の栄光」発売後の環境考察


こんにちは。だんのうらです。

本記事では、拡張パック「ロケット団の栄光」発売後の環境考察を寄稿します。
直近の大会結果や、私自身が現在のカードプールで遊んでみて感じたことをまとめつつ、新弾発売から現在までの変遷を追っていきます。

CL2025愛知を始めとする大会に参加予定の方の思考整理に役立てば幸いです。



「ロケット団の栄光」発売の影響




発売以前のカードプールに最も大きな影響を与えたカードは、おそらく特性「しめりけ」を持つ《コダック》でしょう。(正確には「ロケット団の栄光」に収録はされていませんが。おかげでとんでもないことになりました)

HP70と《なかよしポフィン》に対応しており、簡単に場に出せるたねポケモンでありながら、《ヨノワール》《サマヨール》の特性「カースドボム」を止めてしまうため、《ドラパルトex》デッキは大打撃を受けました。
「カースドボム」を失ったドラパルトは以前のようなサイドコントロール、《スボミー》のグッズロックを絡めた盤面破壊などが出来なくなってしまい、新弾発売後から数を減らすこととなりました。



また、《コダック》に次いで影響を与えたカードは《ロケット団の監視塔》です。

特性「ほうせきさがし」の《ヨルノズク》を止められる点が最も大きく、俗に宝石型と呼ばれる《ヨルノズク》をメインエンジンとするデッキタイプは、新弾発売直後の大会には持って行き辛くなりました。具体的には《タケルライコex》が挙げられます。

しかし、スタジアムであるが故に狙った場面で使うことが難しく、相手に割り替えられてしまうリスクも高いため、現在はスタジアム枠の競争率も高いこともあり、発売前の評価と比べて《コダック》ほどの大きな影響は無かったような印象です。
《ロケット団の監視塔》を使われる側としても、スタジアムの現物を増やすなど構築段階で無理なくそれなりの対策を取れることもあり、《タケルライコex》は依然としてトップに君臨しています。


現在の流行



前述の通り、《ドラパルトex》は減少傾向、《タケルライコex》は変わらず多いといったところですが、少し前のCL宮城2025にて活躍した《サーナイトex》も数を増やしています。

元々「回れば強いが安定しない」という印象だったサーナイトですが、ACE SPECに《シークレットボックス》を採用し、《ワザマシン エヴォリューション》からしっかりと盤面を作れる形が話題となり、《ドラパルトex》に有利であることからも使用者が増加しています。



また、その流れを受けて台頭してきたのがバチュルバレットと呼ばれるデッキタイプです。

「バチュチャージ」で速攻で《テツノカイナex》を育て、「ごっつぁんプリファイ」でどんどんとサイドを取っていきます。《サーナイトex》《ドラパルトex》のような盤面を作るのに時間がかかるデッキを、《テツノカイナex》が粉砕して行ったようです。
また、《タケルライコex》を始めとするデッキに対しては、《ピカチュウex》が優秀なアタッカーとして機能します。こちらも《バチュル》で育てやすく、《テツノカイナex》と無理なく共存できます。

たね主体のデッキであるが故に安定しており、使いやすいこともあってこちらも使用者が増えている印象です。



同じく、最近になって姿を現したデッキとして、《マリィのオーロンゲex》が挙げられます。

特性「パンクアップ」によるエネルギー供給の手軽さ、《マシマシラ》を無理なく採用できる点で《ドラパルトex》にも強いといったところから、CL2025宮城以降数を増やしています。また、《ユキメノコ》《マシマシラ》の組み合わせがダメージ調整手段として非常に強力で、この2枚だけでもサイドを取り切れる力があります。



そして、私が現在本記事を寄稿している段階(CL約1週間前)での最新の情報となりますが、《リザードンex》の入賞が増え始めました。

《スボミー》《ドラパルトex》という《リザードンex》が苦手とするカードがどちらも減少傾向であり、《リザードンex》の立ち位置が良いことを受けての増加と考えられます。こちらも悪タイプであるため、《サーナイトex》に対しても弱点をついてワンパンできる点が魅力です。



その他に、以前から変わらず姿を見かけることの多いデッキとしては、

新弾の《ロケット団のびっくりボム》を有効に使えそうな《ブリジュラスex》、非exの中でも破格の火力と安定感を両立している《ヒビキのバクフーン》、なんやかんやで強くサーナイトの弱点をつける《Nのゾロアークex》、どこにでも大体いる《サーフゴーex》等が挙げられます。
(最後の方になるにつれ、いつメン過ぎて適当になってしまいました。)

CL2025愛知の環境予想



基盤の安定した構築が確立され対応力の高い《サーナイトex》《ロケット団の監視塔》の影響をなんやかんやであまり受けておらず、《サーナイトex》とも良い勝負ができる《タケルライコex》の2デッキが中心となりそうです。
そしてそれら2デッキに対し有効打を持ち、動きも安定しているバチュルバレットは、本番に向けて更に数を増やすと予想します。

また、《コダック》の影響や、《サーナイトex》に不利とされていることから、《ドラパルトex》が大量発生することは考えにくいですが、あくまで上位の3デッキに比べて少ないという印象であり「ファントムダイブ」だけでサイドを取り切ることも十分可能なため、完全無視とはいきません
最近では、《ヨノワール》の進化ラインを《ロケット団のクロバットex》に差し替えた形も登場しています。
(そもそも《コダック》が出て来なければ「カースドボム」し放題)


現在、《サーナイトex》に弱点をつける悪タイプの価値が上がっていることから、《ドラパルトex》減少傾向の今、《リザードンex》は注目です。


ちなみに、デッキ選択に迷った場合はバチュルバレットをオススメします。相手の少しのつまずきを否定できるのが「ごっつぁんプリファイ」であり、その再現度が高いというだけで一定の価値があります。

まとめ


超ざっくりですが、「ロケット団の栄光」発売後から現在までの変遷を辿ってみました。

影響を与える新カードの枚数は少ないながらもしっかりと流行は移り変わっており、中でも一度姿を消したデッキが再び注目されていたりと、面白い発見がありました。

私は今回CL2025愛知には参加しませんが、参加される皆さんを応援しています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。



ロケット団ってどこに行ってしまったんでしょうか。

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