ガルシア選手のCL福岡直前!環境考察SP!!


ガルシア横浜2024解説0214


こんにちは。ガルシア(@Trubbishx3)です。

ついに新環境でのチャンピオンズリーグが開催されるということで、個人的に注目しているデッキを紹介しつつ、ポイントを整理しながら話していきたいなと思います。


《リザードンex》



現在はピジョット型、ビーダル型に分かれていますが、どちらについても過去に記事を書いています。
詳細を知りたい方はそちらも読んでみてください。



新弾のワイルドフォース/サイバージャッジ発売&レギュ変更後のシティリーグにおいて圧倒的な入賞率を誇ったのが、この《リザードンex》デッキです。

自身で使用するならミラーマッチを、他のデッキを使用するにしてもこのデッキと向き合う覚悟は必ずしておく必要があると思います。


従来の《ピジョットex》採用型も依然として活躍していますが、新環境では《ビーダル》採用のタイプがピジョット型に迫る勢いで数を増やしています。

《ビーダル》採用型の数が増えた原因としては

・《リザードンex》以外を非ex、Vのポケモンで埋められるので、取られるサイドのコントロールがしやすくミラーで有利に立ち回りやすいこと

・上記の理由から、新録された《マキシマムベルト》のケアをしやすいこと

・自身は《プライムキャッチャー》を強く使いやすい(中盤以降の《ペパー》でもベンチ干渉ができる)こと

・《暗号マニアの解読》で《ビーダル》の確定サーチができない弱点を補えるようになったこと


等が挙げられます。

比較してどちらが強いということはなく、その性質は一長一短と言えます。

ピジョット型



メリット

・毎ターン必要なカードを確実にサーチできるので、ゲームをコントロールしやすい
《ロトムV》が採用しやすいので、1ターン目から強い動きができる
・全体的に逃げエネが軽く、特に《ピジョットex》の逃げエネが0なので、《かがやくリザードン》など重めのアタッカーの起動が楽

デメリット

・サポートも特性もサーチ系のカードが多いので、手札が足りなくなりやすい
《ロトムV》《ピジョットex》を狙われて、サイドを早期進行されやすい、特に《ピジョットex》を倒されるとシステムの再構築にコストがかかりすぎる

ビーダル型



メリット

・先述した通り、ミラーで有利に立ちやすい
・常に手札枚数を確保でき、サーチ系のサポートを使用しやすい
《リザードンex》の高耐久を押し付けやすい

デメリット

《ビーダル》のドローが噛み合わないことがある(2,3体目の《リザードンex》を立てられない、純粋に使えないカードで手札が詰まる など)
《ビーダル》の逃げエネが重いので縛られやすい
《ピジョットex》に比べて《ビーダル》のHPが低いので狙われやすい

大体こんな感じかなと思います。

《パオジアンex》



サンプルリスト



HLiQgn-Ek6px9-gggiQn


新弾の目玉カードである《なかよしポフィン》《プライムキャッチャー》を強く使える筆頭デッキの《パオジアンex》です。

回ったときのパワーはトップクラスなので、とりあえず動けば大丈夫という気持ちでポケモンをサーチするカードやデッキの回転に関係するカードを多めに入れています。


《暗号マニアの解読》によってコンボ的な動きが決めやすくなったのもポイントです。
《プライムキャッチャー》《キャンセルコロン》から「げっこうしゅりけん」だったり、《カウンターキャッチャー》を絡めた《テツノカイナex》の起動による逆転プランに繋げやすくなったりしたカードだと思います。

あと《ビーダル》に依存せず、《ポケストップ》を使ってデッキトップに置いたグッズを持ってこれるのもポイントかなと思います。

《リザードンex》との相性も悪くなく、順当に動けばどのデッキにも勝てるポテンシャルがあります。


どちらかというと毎ターン要求されるカードの多さが問題で、初動で並ばなかったりドローが噛み合わなかったりするとそのままズルズル負けていってしまいます。

コストを要する《ハイパーボール》《スーパーエネルギー回収》の使い方、ハンドの消費の仕方にセンスが問われることが多く、適当にプレイしてるとリソース切れを起こしてしまうこともしばしば。
《テツノカイナex》がプランに組み込まれることによってプレイの選択肢も多いのでCLで使用候補とするにはある程度慣れておく必要があると思います。

《アルセウスVSTAR》《ギラティナVSTAR》



サンプルリスト



MXXp2M-3IIetF-yM3Eyp

《アルセウスVSTAR》《ギラティナVSTAR》の組み合わせで戦うデッキです。
通称アルギラですね。

個人的には過去環境で活躍していたロスト系の《ギラティナVSTAR》デッキが《頂への雪道》による逆転性能を失ったことで、現時点で最も《ギラティナVSTAR》を強く使えるデッキがこのアルギラであると考えています。


エーススペック《マキシマムベルト》によって

《ギラティナVSTAR》《リザードンex》を一撃で倒せるようになりました。

これによって有利に試合を運べる展開が増えました。


また《テツノイサハex》の採用によって1回のマッチで《リザードンex》を倒す権利を複数有していることもあり、《リザードンex》中心のデッキには有利に立ち回りやすいです。
あと《マキシマムベルト》による副次的効果ですが、ポケモンVによるマークが薄くなっていてVSTARのHP280が相対的にかなりいい耐久値となっている感覚があります。

サンプルリストでは、苦手な青天井や強制きぜつ効果を持つデッキに対抗するためにリソースを削れる《ビワ》や、そもそも有効牌を戻させないための《ロストシティ》を採用しています。

先に紹介した《リザードンex》《パオジアンex》に比べるとサーチ系カードを使用する機会が少なく、引いたカードで戦うことになるのでプレイ難易度は比較的易しめだと思います。

その上でどのデッキにも《ジャッジマン》による高耐久押し付けなど太い勝ち筋を持っているため、CLまで準備期間がなかなか確保できない人にはオススメのデッキと言えると思います。

《トドロクツキ》



サンプルリスト


カードボックス福山店 シティリーグ 準優勝(2/12)

LnHLLP-PODMc8-nnngHn


《トドロクツキ》の「あだうちやばね」中心に戦うデッキです。
《トドロクツキex》と合わせて悪エネ中心で戦うタイプと非ex主体で構成して手数で戦うタイプの2種類が存在しています。

とにかくゴリゴリ山札を掘っていくので体験として楽しい&強くていいデッキだな〜と思ってます。

ドローサポートが特殊なので、序盤の安定感や相手の《ナンジャモ》耐性に少し不安がありますが、高耐久の非exポケモンがメインということもあってある程度逆転も狙えるデッキです。
CLでも当たる想定はしておいていいと思います。


ただ、特にビーダル型の《リザードンex》に不利を取っているように感じます。
《リザードンex》への回答が用意できるなら勝てるデッキはかなり多いのでCLで使用するのも検討できるデッキだと思います。


ロストバレット



サンプルリスト


青馬堂矢向店 シティリーグ 優勝(1/30)

MM2ypy-Rr5pkl-ppSySp



《かがやくリザードン》タイプもありますが、今回は《かがやくゲッコウガ》タイプを紹介します。
CL京都優勝リストのカイオーガ抜き→速度と安定感を補強したみたいなデッキです。

《プライムキャッチャー》が追加されたことにより、2種のキャッチャーと《ヤミラミ》の「ロストマイン」でのベンチへの干渉能力がかなり高く、相手に好きなように動かれる前に潰し切る動きが可能になっています。

また出遅れた際にもフィニッシュで《トドロクツキex》《テツノカイナex》を使うことによって逆転が可能になっています。


地味に《緊急ボード》の追加も大きく、《キュワワー》が更に動きやすくなりました。
相手視点だと《ロストスイーパー》で剥がした場合はロストの枚数増加に貢献することになるのでとても厄介です。

シティリーグでは他のデッキに比べるとあまり活躍している印象はありませんが、現環境ではかなりいい位置にいる感覚があります。

ただ《パオジアンex》の項で述べたことと同じようにプランが多岐に渡り、かつリソースを管理することが重要なデッキなのでCLで使用する上ではある程度慣れておく必要があると思います。
シティリーグで使うことも少し検討しましたが、慣れてなさすぎたので間に合わないと判断してやめました。


CL福岡 俺ならこのデッキ!


今回不参加なので好き放題言えます。

結論から言うと

Day1…ピジョット型《リザードンex》


2XMM3S-G0URtE-yEpy2M

Day2…ビーダル型《リザードンex》


nLnPLH-5S3mdF-Q6gNLn

を使用すると思います。


CLで使える候補として考えたのは《リザードンex》《パオジアンex》、ロストバレットです。

後ろの2デッキはほぼ大会での使用経験がなく、3週間でCLを勝てるレベルになるほど間に合わせる余裕もないと判断したためシティリーグまでの期間のほとんどの時間を捧げた《リザードンex》を使用するという判断です。

Day1がピジョット型の理由


Day1がピジョット型の理由は、

・ドローの偏りがない分、有利な展開を作れたらリードを保ちやすいこと

・《ロトムV》採用によって初動に取れる行動の幅が少し広いこと


あたりが挙げられます。

細かい構築の話をすると、《ビーダル》型とのミラーを意識して《ロストシティ》《マフォクシーV》を採用しています。

とにかく《ビーダル》が複数いる状態で残りサイド2ずつの非ex盤面を作られるとかなり負け濃厚なので、それを回避するためにこれらのカードの採用を考えています。

《ロストシティ》《トドロクツキ》に打点を稼がせなかったり、リソースを《すごいつりざお》に依存しがちなロストバレットのアタッカーの選択肢削りにも役立ったりすると思い採用してみました。

直前に《トドロクツキex》採用タイプの《トドロクツキ》が流行ったりする場合は、《マフォクシーV》《基本炎エネルギー》を抜いて《ネオラントV》《ミストエネルギー》を入れてみようかな~とか思っています。

Day2がビーダル型の理由


Day2がビーダル型の理由は、

・シティリーグの結果を見るにスイスドローの後半戦はリザードンのミラーマッチが頻発すると予想できること


が挙げられます。

細かい構築の話をすると、《ビッパ》を3枚に増やしたり《フトゥー博士のシナリオ》を採用したりしています。
ここもリザードンミラーを意識しています。

・《ビッパ》を3枚の理由



《ビッパ》がサイドに1枚落ちた場合、ベンチにいる《ビッパ》をたおされるだけでこちらの行動の幅がとても狭まってしまうからそのケアです。
《ビーダル》がいないせいで《すごいつりざお》を引けず、《ビッパ》をずっとトラッシュから戻せない、みたいな負の連鎖がよく発生します。

※逆にミラーで相手が《ビッパ》を1体しか置いてこなかった場合は積極的にそこを狙うと有効に働くことが多いです。

・《フトゥー博士のシナリオ》採用の理由



基本ミラーは《リザードンex》を2回攻撃してサイドを取り合う展開になるので、手負いの《リザードンex》を場から消して1手分得をしようというのがメインの狙いです。
それ以外にも《ネオラントV》《エンテイV》を消したり、縛られた《ビーダル》を戻したりすることができます。

要するに、個人的な予想ではDay2はリザードンばっかりの予想なのと対戦回数が少ないので多少安定を削ってでもミラー対策に枠を使いたいという意識です。

この辺の細かい内容はDay1当日の様子でも変わってくると思います。
極端な例をあげると

《イダイナキバ》LOがかなり多そうだったら弱点をつける《ミュウex》を採用しよう
・ロスト系のデッキがかなり少なそうだったら《ジラーチ》抜いていいかも

など。

あと、Day1で使用予定のピジョット型でミラーに結構勝てそうだったらそのまま突撃することもあると思います。

まとめ


久しぶりにたくさん書いたので疲れました。。
どうでしたか?
少しでも参加される方の参考になったら嬉しいです!

新環境最初のCL、何が勝つか楽しみですね!
それではまた!

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