CL横浜、参加された方はお疲れ様でした(もう結構経ちますが…)。
新しい大会形式で行われたこともあり、普段以上に疲れた方も多かったんじゃないでしょうか?
「白熱のアルカナ」リリースの影響も踏まえて、この辺のデッキが中心になるという予想でした。
事前の予想からは近からず遠からずといった印象でした。
ロスト系デッキは今大会がデビュー戦となったわけですが、安定して上位に残っていますね。
うらこうさく軸のデッキに比べると1ターン目の動きに幅があり、後攻を取っても《ウッウ》のおとぼけスピットや《ギラティナVSTAR》のアビスシークなど、遅れを取り戻せるムーブが存在する点が既存のデッキに比べると優れている点だなと思いました。 体感ですが、他のデッキより1ターン早く動けるんですよね。
全体の使用率に対して、上位入賞率が極めて高かったのがロストギミックを軸とした非Vデッキ中心の「ロストバレット」デッキです。
一口に「ロストバレット」と言っても構築に幅がありすぎてひとまとめにするのは難しいので、上位入賞した2つのデッキを紹介します。
通常のロストバレットと比較して《ヤミラミ》のロストマインのバリューを重く見ている印象です。 あと《ヤミラミ》を軸に据えていることもあって、《キュワワー》の起動をスムーズにするための入れ替え系のカードが多めなのもポイントだと思います。 序盤になるべく多く《キュワワー》の特性を使いたいデッキなので、これだけ入れ替え系のカードが多いと快適に回すことができそうです。 「ロストカイオーガ」というワードがTwitterのトレンドに載るくらい話題を呼んだデッキです。
同じラッシュプロの凱選手も似たタイプのデッキを使用してトップ8に残っていました。
とにかく《カイオーガ》のワザ、アクアストームによるインパクトがとんでもないです。 上記の流れで、何もない状況から非Vによって合計値500のダメージを飛ばしてフィニッシュを狙えます。
Vのポケモン2体に250ダメージを飛ばすことでサイド4-1の交換をすることもできます。可能性の塊。
CL前はあまり話題になっていなかったことから、本番で初見殺しされた人も少なくないと思います。
10月からはシールド戦やシティリーグもスタートするということで、気を引き締めなおして頑張りましょう!