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あむ選手の「シティリーグ：シーズン1」レポート

あむ

大会レポート

更新日:2023/10/31

今回は10月23日に行われたシティリーグの大会レポートです。

結果は3勝2敗で15位となり、60名参加だったため決勝トーナメントは進出できないもののCSP15だけは獲得出来ました。目標は最低限ベスト4だったため、今回は反省込みでのレポートとなります。

目次
■デッキレシピ
■ポイント
┗非Vの押し付け
┗エネルギー配分
┗細かい採用不採用
■対戦レポート
┗1回戦　先攻　6-1　《ゾロアークVSTAR》
┗2回戦　先攻　6-3　《ギラティナVSTAR》
┗3回戦　後攻　2-6　《ルギアVSTAR》
┗4回戦　後攻　0-6　《ルギアVSTAR》
┗5回戦　先攻　6-2　《ゼラオラV》
■さいごに

デッキレシピ

新弾「パラダイムトリガー」で登場した《ルギアVSTAR》を軸としたバレットタイプのデッキです。
様々なデッキに対して対応が出来ることと、先攻からの圧倒的な強い動きの押し付け、そして非V同士のサイドレースも負けない強みがあるため使用を決定しました。

ポイント

主なポイントは3つ
・非Vの押し付け
・エネルギー配分
・細かい採用不採用

非Vの押し付け

今回はアタッカーとして《かがやくリザードン》《イベルタル》《ゼラオラ》を採用。非V同士の対戦では《アーケオス》や《ヤレユータン》もアタッカーとなります。

《ルギアVSTAR》自体は実は1枚目のみで問題ない試合も多く、先攻を取った際は1ラインのみ立て、その後は非Vのみでサイドレースを押し付けられるのも強み。特に現環境では《ボスの指令》が減り《セレナ》が増えていることもあり、《アーケオス》が実質狙われにくいのも追い風です。

後述するエネルギー配分にもなりますが、これらのプランを通すために《オーロラエネルギー》だけでは足りないので《ハイド悪エネルギー》や《ヒート炎エネルギー》まで採用しました。
また、環境的に《ミュウVMAX》が増えていることから非Vでスタートしたいこと、《クロバットV》や《ネオラントV》でスタートすることを避けるためにも非V中心の構成にしました。

エネルギー配分

今回のポイントとしては《ツインエネルギー》1枚採用と《ハイド悪エネルギー》《ヒート炎エネルギー》の採用、エネルギーの全体量を16枚にしたことです。

《クロバットVMAX》や《ネオラントV》でワザを使うことも踏まえ、上述の非Vプランを通すためにも《ハイド悪エネルギー》《ヒート炎エネルギー》を採用。

また、《かがやくリザードン》の280打点（※《こだわりベルト》込）・《アーケオス》の140打点（※《パワフル無色エネルギー》でレジ対面に届かせる）がかなり使用頻度が高いため《ダブルターボエネルギー》枠を1枚《ツインエネルギー》に変えています。

エネルギーの全体量としては感覚値になりますが、サイド6枚を取り切るまでに12-13枚程度使用しないといけない試合が多く、《ハイパーボール》や《クイックボール》・《博士の研究》といったカードでトラッシュしてしまうことを考えても16枚は必要だと考えています。

細かい採用不採用

《メタモンV》＆《メタモンVMAX》、《ジュラルドンVMAX》、その他Vポケモンのサブアタッカーについては、上記の非Vプランを重くみるために不採用。

《レジギガス》対面を重く見ると《ノコッチ》や《チェレンの気くばり》なども採用したい所でしたが、枠と《チェレンの気くばり》を使えるマッチが限定的なこともあり不採用でした。ただ《ルギアVSTAR》を盤面から消して非Vのみの盤面を作りやすいことを考えると《チェレンの気くばり》は採用を考えても良かったかもしれません。

今回の最大の反省としては《バケッチャ》を不採用としてしまったこと。
この枠は《クロバットVMAX》との兼ね合いで抜いたのですが、環境的に《頂への雪道》を軽く見て《ミュウVMAX》を重く見た結果になります。

《頂への雪道》を軽く見た理由としては、ミラーで採用率があまり多くないのではと感じていたことと、《森の封印石》の《ミュウVMAX》に対してあまり強く効果を発揮しないことから環境としても減るのではと考えた結果です。

蓋をあけてみれば負けた2試合はどちらも《頂への雪道》に負けたと考えられる内容でもあるので、ここの部分は完全に読み間違えました。

ここからは当日の対戦レポートです。

対戦レポート

1回戦　先攻　6-1　《ゾロアークVSTAR》

先攻1ターン目に《ルギアV》が置けないものの、《イベルタル》を壁にして先攻3ターン目から4エネルギーの《かがやくリザードン》で非Vを主に使用してサイドレースを有利に保って勝利。

2回戦　先攻　6-3　《ギラティナVSTAR》

サイドレースケアのため、《ルギアVSTAR》は1ラインでの試合展開。
相手の非Vは《アーケオス》で返し、非Vの《イベルタル》と《かがやくリザードン》でサイドレースを捲られないように進めて勝利。

3回戦　後攻　2-6　《ルギアVSTAR》

相手の先攻2ターン目の《頂への雪道》を返せずに敗北。

4回戦　後攻　0-6　《ルギアVSTAR》

同じく相手の先攻の《頂への雪道》に序盤有利に運ばれます。
《クロバットV》スタートしてしまったため中盤に《こだわりベルト》までたどり着けず、思うようにサイドを進められない展開。最後はワンチャンス狙うもののしっかりとプランを通され敗北。

5回戦　先攻　6-2　《ゼラオラV》

《メッソン》の「どんどんよぶ」から《ゼラオラV》が《キバナ》を絡めて「クロスフィスト」を連打するデッキ。
《Vガードエネルギー》が貼れれば《こだわりベルト》や《ばつぐんグラス》の驚異が減る、しっかりと《ルギアVSTAR》に貼った上で非V中心に技を使用する展開で勝利。

さいごに

今シーズンのシティリーグ初戦はベスト4以上を目標としていましたが、ベスト16で終わってしまいました。《頂への雪道》の使用率を見誤ったのが主な反省点。後攻から捲る非V中心のプラン作りは有効だったと思いますが、それでも後攻を捲れるかと言われると怪しいラインなので、もう少し有効なアプローチを取りたいと考えています。

目標は達成できなかったものの、最低限CSPは獲得できたため、シーズン2以降も頑張って世界権利を狙っていきたいです。それでは