ガルシア選手の「シティリーグ:シーズン1」レポート


ガルシアCLレポ01107

今回はシティリーグ シーズン1のレポート記事になります。
皆さんはもうシティリーグ出ましたか?

環境考察


今回はシティリーグのレポート中心なので超あっさり書きます。



《ミュウVMAX》《森の封印石》が追加されて人気あるし強いけど、もはや《ドラピオンV》が入ってない《ルギアVSTAR》が後手でも展開がうまくいけば《ミュウVMAX》に勝ててしまう時点で《ルギアVSTAR》がトップであることは明白でしょう。
両方に強く出られる《レジギガス》も悪くないですね。
大体こんな感じ。

デッキリスト



ざっくりポイントを解説します。

《ルギアV》3枚と《キャプチャーエネルギー》4枚



《ルギアV》スタートについて

VSルギア…先手ならいいんですけど、後手でスタートすると先に2枚サイドを取られてしまうため避けたいです。
VSミュウ…同じ理由で、先に2枚サイドを取られると厳しい展開が多いのでスタートはあまり好ましくないと考えてます。

で、このシティリーグの時点ではこの2デッキとだけ当たってもおかしくない(実際そうだった)と思っていたので思い切って《ルギアV》の現物を絞る方針にしてみました。代わりに《キャプチャーエネルギー》が最大枚数採用されています。

《ルギアV》は、ゲーム中に場に置く枚数は基本、

先攻→1or2枚  後攻→2枚


であり、4枚採用した場合2枚以上の《ルギアV》が不要になる展開が存在することがあります。
これに対して《キャプチャーエネルギー》は山に残っても《アーケオス》の特性で直接つけることができるので、使わないから腐る、みたいなことはまずないです。

また、このデッキはポケモンをトラッシュから回収するカード等が入っていないので、先にアタッカーを置いておく、みたいなプレイがしにくい状況が存在します。


《キャプチャーエネルギー》はそういうときにも役立ちます。
前に出した《アーケオス》《キャプチャーエネルギー》を貼ってアタッカーを呼び出し、逃げエネとして活用することもできますね。

もちろん、初動で絶対置きたいポケモンなので、「スタートして犬死にするリスク」より「そもそも置けないで負けるリスク」のほうが大きいだろって思う人は普通に《ルギアV》4枚で問題ないと思います。
気になる人は試してみてください。

《ツールジャマー》不採用



ぷにんこさんがシティリーグで使用して優勝したリストです。

デッキリスト


《ツールジャマー》がない世界での《ツールジャマー》は強烈に強く、その後のシティリーグでも近いリストが勝ちまくっていました。

この《ツールジャマー》2枚の構築がかなりメジャーになっていて、これらのカードをお互いに採用しているミラーにおいては、先に貼ったもん勝ちなところがあったので採用を見送りました。
あと個人的に《こだわりベルト》2枚、《ツールジャマー》2枚だと引きたい方を引けなくて好みじゃなかったっていうのもあります。


裏工作と違って縦引きのデッキでの2枚採用はそこまで信用できる枚数じゃないです。
代わりに《こだわりベルト》3枚と《ロストスイーパー》1枚を採用しています。

相手が《こだわりベルト》多めタイプでも、《ツールジャマー》タイプでも損しにくい構成だと思います。
《レジギガス》デッキには結構弱くなっちゃいますが、予選で1回当たって負けても仕方ないかな、くらいの気持ちでした。

《マナフィ》不採用



ここ、反省点です。入れておけばよかった。
用途はほぼミラーの《ライコウ》のベンチダメージ対策になります。
《ネオラントV》の「アクアリターン」後に出す壁としては結構優秀です。
ミラーにおける《ライコウ》のサイド複数取りは後手でも巻き返しを図れる手段のひとつです。


先述したぷにんこさんの構築に《ライコウ》が採用されていないこと、かつその構築が勝ち続けていることなどを考慮して、全体的な《ライコウ》の信用はそこまででもないかな、と高を括っていました。
しかし実際は、思っていた以上にどのルギアも《ライコウ》を採用していました(今回の試合で実際になくて困った事はなかったですが)。

《キャプチャーエネルギー》が多いと《マナフィ》を呼びやすいのもいいですね。


■対戦レポート


5回戦 ○ 《ルギアVSTAR》バレット

結果:15位 CSP15pt獲得

1回戦 ○ 《ルギアVSTAR》《ジュラルドンVMAX》《レントラー》



先攻で《イベルタル》スタート。
相手は《レントラー》でスタートしていて、なんのデッキかわからないけどとりあえず次手で《マリィ》を使いたいので《ルギアV》《ヤレユータン》を置いて「さるぢえ」で《マリィ》を山札の上に置いておきました。

相手の後1で《マリィ》が飛んできて、《レントラー》がワザを使って《ハイパーボール》《しんかのおこう》を持ってきたので、「さるぢえ」でキープした《マリィ》を使ったら相手の《ルギアV》が進化することなく番が返ってきたため、ペースを握って勝てました。
《イベルタル》スタートだったので、処理されつつ《ジュラルドンVMAX》が着地すると詰むマッチだったので勝ててよかった。

2回戦 × 《ミュウVMAX》



《ライコウ》スタート。
2ターン目の博士で《ルギアVSTAR》を引けず、《かがやくリザードン》棒立ちでパス(泣)。

その後なんやかんやあって、《パワータブレット》を結構消費していたので、最後に《ルギアVSTAR》が倒されなければ勝ちというところまで試合が進んだものの《やまびこホーン》《クロバットV》を出されてサイドを取りきられてしまいました。

3回戦 ○ 《ミュウVMAX》



先手をとられて《バトルVIPパス》をたくさん使われたものの、相手は手札の詰まりを解消するために火力につながるカードを結構トラッシュしていました。

《ロストスイーパー》《こだわりベルト》を割るなどして、《Vガードエネルギー》がついた《ルギアVSTAR》を生かしやすくするプレイをしたところ、生存したので勝利。

4回戦 × 《ミュウVMAX》



先攻で《ルギアV》スタート。
手札にはエネルギーが何枚か、《博士の研究》《ハイパーボール》みたいな感じだったので、次のターンに《アーケオス》を呼んで博士を打ちたい気持ちでいっぱいでした(頼むからミュウ以外のデッキであってくれ…!と祈り続けていた)。

そして絶望の《メロエッタ》スタート。
仕方なく《ハイパーボール》でもう一体の《ルギアV》を呼んで番を返す。
なんか180ダメージくらいで前のルギアが生存したので、ワンチャン?と思いながら博士を打つも、またしても《ルギアVSTAR》《アーケオス》につながるカードが引けず。
その後も色々ありましたが、流石に勝てませんでした。

5回戦 ○ 《ルギアVSTAR》バレット



先攻を取ったものの《ルギアV》置けず。
実質相手がミラーの先手、かつこっち《かがやくリザードン》スタートで相手《ネオラントV》スタートなので、ノーコストで《かがやくリザードン》がやられてしまうことが確定してけっこう絶望。

相手は後2で《アーケオス》を2体立てて、ベンチの《ライコウ》を加速しつつ「アクアリターン」で《かがやくリザードン》を倒していらないポケモンを前に出してきました(たしか《クロバットV》でした)。
《ライコウ》が通るとだいぶ負ける場だったので、返しで遅れて《アーケオス》を2体立てて、《ルギアVSTAR》《Vガードエネルギー》をつけ、《ネオラントV》をプレイし、ボスから《ライコウ》を呼び出し「アクアリターン」でいらないポケモンを前に出す。
この動きが重要すぎるのでボスは抜けないですね。

相手はベンチの《ルギアVSTAR》を呼び出して《こだわりベルト》をつけた《ルギアVSTAR》で倒してきます。

そして、ベンチに2体目の《ライコウ》が登場。
これはこっちの《ライコウ》サイド3枚取りできるチャンス!全力ドローで《ライコウ》《こだわりベルト》を揃えてサイド3枚ゲット。

相手の場に《クロバットV》がでていたので、この試合では全然使ってない《パワフル無色エネルギー》《アーケオス》に集めて《セレナ》でゲームセット。

ルギアデッキは相手の手札干渉をケアするか、ベンチ攻撃やボスをケアするか等でアタッカーを置くタイミングが変わってくるので難しいですね。

まとめ


引くべきカードを引けず負け、という試合が多かったです。
その辺もう少しケアした構築にできそうな気もするけど、未だにいい案が浮かんでこず…。
今後のシティリーグの結果を見ながら考えてみたいと思います。

皆さんも良いルギアライフを。では!

この記事の注目カード

ルギアVSTAR

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森の封印石

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ドラピオンV

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