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新たな『ロスト』デッキ！「ロストライコウ」を解説！

ガルシア

デッキ解説

更新日:2023/10/31

一番好きな季節は秋なんですけど、最近は2週間くらいしか秋っぽい期間がなくてつらいです。
今回は、シティリーグでも見る機会が増えてきたロストライコウについて紹介していきます！

デッキリスト

デッキ概要

定番のロストギミックを軸としています。
序盤は《ウッウ》でトレードしつつロストゾーンにカードを溜めていき、中盤以降は《ミラージュゲート》で《ライコウ》や《ザマゼンタ》の強力なワザを使ったり、《ヤミラミ》で盤面をコントロールしたりするデッキですね。

流行りの《ルギアVSTAR》デッキには、盤面を非Vのポケモンで固めながら《ライコウ》が弱点をつくことができるため、比較的有利に試合を進められます。

ルギア側に《ライコウ》のベンチダメージを防ぐ《マナフィ》だったり弱点を消す《ノコッチ》が採用されていた場合は《ライコウ》が動きづらくなってしまいますが、この2枚はいずれも低HPなので《ヤミラミ》の「ロストマイン」で倒してしまいましょう。

非Vデッキの課題になりがちな《レジギガス》のデッキに対しても、《ガラルジグザグマ》の特性「かんしゃくヘッド」と《ライコウ》のワザを合わせて2枚取りすることが出来るため結構戦えます。

構築のポイント

これは完全に好みの話になりますが…。
《アクロマの実験》が打てないと勝負にならないロストギミックのデッキではありますが、《ポケギア3.0》採用はあんまり好きじゃないです。

理由を説明するのも難しいんですけど、外した時萎えるし、逆に順調にアクロマ打ててる時に展開広げられるカードじゃないから、みたいな感じですかね。
強い(というか、代わりがきかない)のも分かるんですけどね。

どちらかと言うと《いれかえカート》みたいな入れ替え系のカードで《キュワワー》の行動回数を増やしたり、《マリィ》や《とりつかい》など、代わりのドロー系サポートを増やす方が好きです。

《ドラピオンV》不採用

《ミュウVMAX》相手には《ライコウ》、《ヤミラミ》、《ザマゼンタ》あたりを使い回してるだけで結構勝てそうだなと思ったので抜きました。

まず《マナフィ》が採用されていることはないですしね。
関係ないマッチでスタートしたり、《やまびこホーン》でサイドを進められたりする展開を考慮したら、抜いた方が総合的な勝率は高そうだなと思って抜いてみました。

ロストライコウvsミュウのマッチはあんまりテストしてないので、もし「いやいや《ドラピオンV》はあった方がいいぞ！」って思った方がいれば教えてください！

《シンオウ神殿》採用

同じくカードラッシュ所属のとーしん選手が四天王決定戦で使用していたルギアデッキには、《ウォッシュ水エネルギー》が採用されていました。

とーしん選手：ルギアVSTAR（ポケカ四天王決定戦）

《マナフィ》にこのエネルギーが貼られていると、《ヤミラミ》の攻撃が通らなくなってしまい《ライコウ》の強さを活かせません。
ロストライコウ側は《ボスの指令》によって直接《マナフィ》を倒さないとサイドの取り合いに勝てなくなってしまいます。

四天王決定戦のタイミングではロストライコウはかなり強く戦えると思っていたので、ルギアにおける《ウォッシュ水エネルギー》採用は流石とーしんと言ったところ。
ここにさらに強く出られるようにするために、《シンオウ神殿》を採用しました。

《ヤミラミ》が動くタイミングで貼れば《ウォッシュ水エネルギー》を貫通して倒すことができるのはもちろんですが、おまけでルギアが非Vデッキと戦う時によく動いてくる《ネオラントV》や《かがやくリザードン》の動きを制限できるかもしれないのが良いポイントですね。

《ルギアVSTAR》のワザでスタジアム自体は破壊されてしまうものの、ロストライコウ側としてはVのポケモンが前に出てきてくれるだけで試合を有利に運びやすいため、対ルギアにおいてはかなり価値のあるスタジアムと言えるでしょう。

まとめ

環境上位デッキに強く出られるポイントがたくさんあるロストライコウでした！
回してて楽しいデッキでもあるので、是非試してみてください！