
今回はパラダイムトリガー発売語から圧倒的なTier1デッキとして環境に君臨し続けている《ルギアVSTAR》デッキのメタゲームによる構築の変化についての解説をしていこうと思います。
また、VSTARユニバース販売後の環境も《ルギアVSTAR》デッキが環境の中心になり、12月に開催されるCL京都でも使用率が最も高いと予想されるデッキとなりますので、どの構築がその週のメタゲームに最適なのかを考える材料になればと思います。
《ルギアVSTAR》が登場した初週は、《森の封印石》が登場した事で強化された《ミュウVMAX》を意識して《クロバットVMAX》を採用した形が流行っていました。
また《ルギアVSTAR》の対策として《かがやくサーナイト》を採用したり、《Vガードエネルギー》が複数枚採用されていました。
この週からより採用されるカードが洗練されてきた印象で特にエネルギーカードの配分に変化がおき始めました。
2枚以上の採用が多かった《Vガードエネルギー》から《かがやくリザードン》《イベルタル》《ライコウ》のサブアタッカーを使用しやすくする事が出来る《ハイド悪エネルギー》《ヒート炎エネルギー》《スピード雷エネルギー》《ツインエネルギー》などが採用されるようになりました。
ヤマグチヨシユキ選手が使用した構築になります。《ムーランドV》が採用されているのが特徴的で非ルールポケモン主体のデッキにもサイドレースを優位に進めやすい構築になっています。
また、《ライコウ》の採用率が上がっていた事とロスト軸の《ライコウ》デッキに対して対抗する為に《マナフィ》も採用され始めました。
イトウシンタロウ選手が使用した構築となります。ヤマグチ選手の構築と大枠は似ていますが、より《ルギアVSTAR》を対策したデッキに対して、対策をしている構築になります。
《マナフィ》に加え《ウォッシュ水エネルギー》を採用する事でロスト軸の《ライコウ》デッキに対して《ヤミラミ》のロストマインで《マナフィ》を取られないようになっていたり、《ノコッチ》を採用する事で《ルギアVSTAR》の弱点を突かれない形となっており、対策デッキの上をいく構築となっていました。
こちらもヤマグチヨシユキ選手の構築になっています。《ゼクロム》と《チャーレム》を採用する事により、入れ替え札が採用されていない構築が多かった《ルギアVSTAR》デッキのミラーマッチを後攻からでも捲れる構築になっています。
また、徐々に対策として流行り始めていたマヒに対抗するため《とりつかい》も採用されています。
前週にマヒにする構築が出た為、この週からマヒ対策として《チェレンのきくばり》や《とりつかい》を採用した構築が増加しました。また、《頂への雪道》の採用率が下がった事もあり、《バケッチャ》の採用率も下がり始めました。
前週のメタゲームから《バケッチャ》を不採用にしている構築が増えた為、《頂への雪道》を4枚採用した構築にしている構築になっています。
また、《カビゴン》を採用する事で相手に制約を与えて強い動きをさせない構築にもなっています。
こちらは海外で行われた大型大会で優勝した構築です。日本でも有名な世界の強豪プレイヤーであるTord選手が使用した構築となります。
また、《ヤレユータン》を採用する事でトラッシュしたくないカードを山札に残す事も出来ます。
《ルギアVSTAR》デッキですが、流行りの構築に対して強く使える構築が勝ち上がっている印象を受けたので、シティリーグやCLに出場される方は、最新のトレンドをしっかり分析して、対策カードを入れて出る事が勝利に繋がると感じました!
今後メタゲームがどのように推移していくのか楽しみですね!では!