はじめに
こんにちは、アリス(@pokemon_courage)です。
今回は先日参加した世界レギュの大会のレポートを書いていきたいと思います。
今回参加した理由として、「配信を見る際により楽しむため」「世界大会に参加する人と練習する際に、より練習相手として務まるようになるため」という二つの理由から参加させてもらいました。
参加した大会のルールは、制限時間50分のBO3でスイスドロー7回戦です。
通販サイト(https://www.cardrush-pokemon.jp/)
環境予想
参加するからには勝ちたいので、しっかりと当日の環境予想を立てるところから入りました笑
まず前提として、参加者が100人を超える大会だったため世界大会に参加する人間の方が少ないということはわかっています。そのため、使われるデッキは比較的有名なメタデッキが多いと考えていました。
母数としては、「ピカチュ&ゼクロムGX」>「カラマネロ系統」>「ズガドーンGXアーゴヨン」>「レシラム&リザードンGX」の順番で多いと予想。「ピカチュウ&ゼクロムGX」と「カラマネロ系統」については日本レギュでも一定の人気があり、好んで使いやすくシンプルに強いため今回の世界レギュでも多いかなと考えました。
次に「ズガドーンGXアーゴヨン」と「レシラム&リザードンGX」についてですが、「ズガドーンGXアーゴヨン」は国内で苦手としていた非GX系統のデッキが世界レギュだとほとんど存在しないという点、有利を取りやすいTAG TEAM系統が多い点から一定数は存在すると判断しました。
最後に「レシラム&リザードンGX」はこれも国内で強かったデッキですが世界レギュになったときの参考レシピが上位2つより流れていなかったため、「カラマネロ系統」に対して不利をとることもあり他のデッキよりは少ないと考えました。
上記の予想を踏まえてデッキ選択を考え、最終的に使用したのは「ウルトラネクロズマGX」をメインに置いた「カラマネロ系統」です。
“カラマネロ系統のミラーマッチをした時に滅亡の光が使用できる”、“非GXでトップクラスに強いギラティナを使える”、“上記のメタデッキの中で通常のレギュレーションでも一番使っていたデッキタイプなので他よりは自信があった”という3点から選択しました。
今回は勝ちにいっていたため、新しいアーキタイプよりも既存のデッキタイプで勝負しに行きました。
当日の環境
実際の会場について全体のデッキ分布を簡単に見た時やはり多かったのは「ピカチュ&ゼクロムGX」と「カラマネロ系統」で「ズガドーンGXアーゴヨン」よりも「レシラム&リザードンGX」の方が多かったように見受けられました。
しかし上位TOP3は「サーナイト&ニンフィアGX」、「ケルディオGX」、「レシラム&リザードンGX」と圧倒的に多かったメタデッキではなく、そこに対するメタデッキが上位入賞を果たしていました。
デッキレシピ
カードの採用・不採用について
このポケモンの採用理由は“手札を流さずに戦ってくるTAG TEAMポケモンに対して奇襲をかけると1撃で倒せることが多い”、“相手が先1、後手1にポケモン単騎で返してきた時にホラーハウスGXからそのままイージーウィンをすることができる”、“後攻の時にホラーハウスGXから先手後手をひっくり返すことができる”という3点です。実際にその通りに活躍してくれた試合が多かったので良い選択でした。
カラマネロ系統にはあまり採用されていないスタジアムですが今回採用してみました。
理由として、通常採用されている《トキワの森》は自分が受ける恩恵を相手も受けられるため損をする盤面が発生してしまいますが、こちらなら《デデンネGX》でデッキを回していく「ピカチュウ&ゼクロムGX」デッキや「レシラム&リザードンGX」デッキに対して先1で貼ると相手のテンポを奪えることがあるため採用しました。 主に《ピカチュウ&ゼクロムGX》の技「タッグボルトGX」を防ぐためと、ミラーマッチ時に「めつぼうのひかりGX」を打つ準備のために採用されるカードです。 今回は「タッグボルトGX」は打たれても勝てると判断し、ミラーの時は別の戦い方があると考えていたため不採用にしました。
今回は上記であげた《無人発電所》を採用していることからかみ合いが悪くなるため不採用。 また《ミュウ》を不採用にしたため、万が一「タッグボルトGX」で4枚抜きされてしまうと負けに直結することも理由のひとつです。 当日のマッチアップ
※ごめんなさい寝坊してゲームロスからスタートしました。良い子のみんなは遅刻しないように!
2回戦の「ピカチュウ&ゼクロムGX」との試合は最後に《ゲンガー&ミミッキュGX》を使い勝利した試合で、しっかりと採用理由の通りの働きをしてくれた試合でした。 3回戦の「ピカチュウ&ゼクロムGX」との押し合いの3本目は相手が先行1ターン目に貼った《サンダーマウンテン◇》が後手1で剥がすことができず、返しに「フルドライブ」を簡単に打たせてしまい盤面で負けていましたが、前の2試合で時間がかなり経っていたためタイムアップで引き分けになりました。これはBO3ならではの結果でしたね。 当日の振り返り
ということで、最終的には5−1−1の勝ち点16で6位という結果で終わりました。
参加者が100人を超える大会で6位だったというのはなかなか良かったのではないかなと思います。
今回勝てた理由としては「マッチアップからもわかるとおり事前に予想していた環境と実際の環境にそこまで大きなズレがなかったこと」、「ピンポイントで採用したカードがしっかりと想定通りに働いてくれたこと」、「50分という時間の割り当て方(投了をするタイミングなど)がうまくいったこと」などが挙げられると考えます。
「ズガドーンGXアーゴヨン」との対戦はありませんでしたがそのほかの予想していた3つのデッキタイプとしか対戦がなかったため、しっかりとしたゲームプランを立てて戦うことができました。
それでも負けてしまった試合もあるため反省点も上げていきたいと思います。
こちらのデッキにはそのどちらも採用していなかったため《ミュウ》や《ゲノセクト》)にダメカンを撒かれると受けきれずサイドを取られ、最後には山切れで負け。そして1本目でほとんどの時間を使っていたので、2本目が始まってすぐにタイムアップとなってしまいました。 メタゲームを考えた時にまず「ピカチュウ&ゼクロムGX」が上位に来ていたので、それに対抗するために《ミュウ》はほとんどのデッキに対して採用されると考えていました。 それにつられてベンチにダメカンをばらまくポケモンの採用は《ミュウ》が環境に存在するため見送られると予想していましたが、実際に採用されているデッキとあたり、中盤でそのポケモンが出て来たためゲームプランをうまく変更することもできずそのまま負けてしまいました。 今思うと、もう少し早く投了をして次のゲームへ移るべきだったと思います。
自分の勝った試合や負けた試合を客観的に分析してみるのも上達への一歩だと思いますので皆さんも是非行ってみてはいかがでしょうか?
記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です