今回は、先日行われたCL京都のレポート記事を書いていきます。
いつも通り、環境考察、デッキ選択理由、マッチングを交えながら解説していきます。
今回のCLでは1日目と2日目でデッキ選択を大きく変えたこともあり、その経緯に関しても触れていこうと思います。
「パラダイムトリガー」発売後の環境の中心としては、
"ルギアVSTAR" "ミュウVMAX" "ロストバレット"
の3デッキが挙げられ、これらのデッキの使用率が60%を超えるような環境でした。
間違いなく、CL京都の環境の中心は"ルギアVSTAR"でした。
ただ、相手の構築依存なところもあり、ややCLで持ち込むには不安要素が残るといったところ。
デッキとしては、《フリーザー》でマヒにしながらダメージレースで優位に立てる"WTB"や"オリジンパルキアVSTAR""ルギアVSTAR"や"ロストバレット"に《ゼクロム》を組み込む形などが考えられるでしょう。 《頂への雪道》に関しては、"ミュウVMAX"をはじめ多くのデッキに採用が見られたと思います。 《ガラルマタドガス》に関しては、"ムゲンダイナVMAX"や"ロストバレット"に採用されたり、エネルギー要求が軽いことからも"ルギアVSTAR"に採用されるケースも見られました。 おさらいすると、環境は王者"ルギアVSTAR"を中心とした"ミュウVMAX" "ロストバレット"の3デッキ。
そこにメタデッキである"レジギガス"や"ジュラルドンVMAX"系統が続き、その他の"ルギアVSTAR"に対してのメタ要素を含んだデッキが点在する。
1日目に迷っていたデッキとしては、"ルギアVSTAR"or"ロストカイオーガ"でした。
結果として、1日目は"ルギアVSTAR"、2日目は"ロストカイオーガ"を使用しました。
今回のCLは極力"ルギアVSTAR"の選択をしたくはありませんでした。
→今回のCLの勝ち山とは言い難いなどが挙げられます。
・3強同士でやり合った時に最も勝ち越したデッキだった
特に"ロストバレット"側をプレイしていた時間が長かったこともあり、勝ち越せるだろうという謎の自信が決め手となりました。
1日目の戦績が7勝2敗だったこともあり、目標の決勝トーナメント進出をしようと思うと累計12勝2敗、5連勝する必要がありました。
選択肢は2つ。1日目に使用した"ルギアVSTAR"か、同様に準備していた"ロストカイオーガ"のどちらか。
等の要素からも、5勝0敗という成績を考えた時に可能性のある"ロストカイオーガ"を選択することにしました。
先攻を取れてラッキーと思いつつも、《アーケオス》1体で戦うことになります。 今日、ダメな日かもしれない、、と思いつつも《ツツジ》から相手の盤面が貧弱になっていったので、なんとか勝利。 2ターンぐらい止まってしまう展開になってしまい、サイド差を付けられたため負け。
余談ですが、会場で同じBグループでかつ同じ勝敗帯だった知り合いと話しつつ、リフレッシュの時間が奮い立たせてくれました。
やっぱり1-2の傷を分かち合えるのは1-2してる人だったりする。
《ネオラントV》の「アクアリターン」の通りが良かったので、盤面にエネルギーをなるべく残さないように 試合内容はあまり覚えていないのですが、五分のサイドレースをしながら、最後のサイド2枚を《ムーランドV》の「おかわりファング」で取得し勝利。 《シンオウ神殿》を通されながら、こちらのアタッカーが枯らされるのが負け筋なので、スタジアムのリソースを大事にしながら、《ツツジ》を可能な限り最小の被弾数で済むように2-2-2のプランを目指します。 後攻でしたが、相手の場に《ルギアV》が置かれることなく試合が始まります。 最後は《カイオーガ》の「アクアストーム」でサイドを2枚取得するターンを作り勝利。 最後に《カイオーガ》の「アクアストーム」でサイドを一気に取るターンを作り勝利。 《ウッウ》でお互いのサイドを取り合う展開になります。 後攻1ターン目に「メロディアスエコー」でたね切れ。
一貫して先攻を取るようにしていたので、そのツケかなあといったところ。
"ロストバレット"使用時に先攻後攻どちらを取るのが正しいかは環境次第なところですが、CL京都Day2の環境はもしかしたら後攻を一貫して選ぶ方が良かったのかもしれません。
今回は1勝2敗という崖っぷちから最終順位86位まで踏ん張れた大会でした。
全体のデッキ完成度が高い大会だったと感じており、デッキ選択や考え方についてはもう少し見直せる部分があったのかもしれないとやや悔いは残ります。
引き続きシティリーグや大型大会に励んでいきたいと思います。