今回は4月26日発売の拡張パック「変幻の仮面」の注目カードを紹介していきます。
単体でのスペックが非常に高いカードであるのはもちろんのこと、《ルギアVSTAR》のデッキに採用することで非常に多彩な選択肢を得ることができます。 特に《ルギアVSTAR》がベンチポケモンを突然狙撃できるようになったという点が環境に大きな影響をもたらしていると考えられます。 2進化exであるため用意の大変なポケモンではありますが、2エネでバトル場に200ダメージ、ベンチに60ダメージを与える非常に強力なワザ「ファントムダイブ」で相手の盤面を掌握していくことができます。
また、このポケモンの登場によって進化前のたねポケモンのHPに気を付けなければなりません。《ヒトカゲ》や《チラーミィ》のようなたねポケモンは今後HPが70のものを選択することが望ましいと思います。 相手の特性を持つポケモンすべてからダメージを受けないため、《リザードンex》や《ルギアVSTAR》を始めとした環境に多く存在する特性持ちのポケモンに対して倒されることなく戦っていくことができます。 また【オーガポン】デッキの特徴として《鬼の仮面》によって、特性を持っていないポケモン相手でも他のオーガポンex達で戦っていくことができるため、環境や流行次第では上位に食い込んでくることも考えられます。 まず1つ目の効果である「どのタイプのエネルギーにもなる」というのはエネルギー加速手段とサーチ手段を持っているデッキ、主に《ルギアVSTAR》や《リザードンex》などに採用の価値が大いにあります。 これ1枚だけでバレットデッキのようなアクションを取ることが出来るので、相手側にいろいろなケアを要求することができるようになりました。
さらに2つ目の効果として「このエネルギーを付けてるポケモンがワザのダメージで気絶した際にとられるサイドの枚数が1枚少なくなる」というものです。
この効果によって今後《レガシーエネルギー》に対しての回答がデッキ内に必要になり、各デッキの構築が少しずつ変わっていくことになると考えています。 このポケモンはたった2エネで合計260ダメージを盤面に生み出すことができ、単純に書いてあることが強すぎます。
2種類のエネルギーをどのような形で供給していくかが重要になるでしょう。
また、進化前の《ドロンチ》の特性「ていさつしれい」が自分の番に1度、デッキの上から2枚見て1枚を加え残りをデッキの下に送ることができるので、ゲーム中盤の安定度も担保されています。 ベンチへ6個のダメカンを上手くばらまくことでアドバンテージを作っていくデッキになるため、《ミストエネルギー》が多く採用されている《ルギアVSTAR》に対してどのように戦っていくかがデッキの課題となってくるでしょう。 このポケモンは主に特性の部分で非常に使われるであろうカードで、特性「きゃくよせ」はバトル場で使え、デッキの上から6枚めくってサポートを1枚加えることができます。
デメリット効果なしで全色の効果を持つエネルギーのACE SPECです。
ここまではいいんですけど、おまけみたいなノリで取られるサイドが1枚少なくなるって書いてあります。
《ルギアVSTAR》のデッキにはまず採用が検討されるでしょう。ただでさえ環境トップのルギアをさらに強化した1枚です。 地味に《ネオラントV》が「アクアリターン」で盤面から消えることもできるようになりましたね。 特性「きゃくよせ」によって山札の上6枚からサポートのカードを持ってきます。
あと《オーリム博士の気迫》みたいな特定のサポートを毎ターン打ちたい古代系のデッキとかにも入るかもしれないですね。 このカード、オーガポン界隈の中で最も目にすることが多いのではないかと予想しています。単体でも採用しやすいスペックだと思います。
上のワザ「すすりなく」は、入れ替え系のカードが少なめのデッキ相手には《マナフィ》などを縛って時間を稼ぐことができます。 下のワザ「げきりゅうポンプ」も強力で、オーガポンへのエネ加速が可能なデッキに《レガシーエネルギー》と一緒に採用することで無警戒の相手にいきなりベンチ攻撃を狙うことができます。