今回は7月19日発売の拡張パック「ステラミラクル」の注目カードを紹介していきます。
このカードの登場によってさまざまなテラスタルのポケモンがエネルギーテンポを1テンポごまかすことができます。
《ペパー》から持ってくることができる点でほかのカードには代用できない価値があり、環境に影響を与える1枚であると思います。 特に採用を検討したいデッキとしては、エネルギーの拘束が厳しいドラゴンテラスタルのデッキや、エネルギーのコストの重い3エネワザを持ったテラスタルのデッキがあげられると思います。
同弾収録の《スピンロトム》の特性「ファンコール」から進化前の《ホーホー》とともにデッキから持ってくることができ、2ターン目に状況に応じてトレーナーズを持ってくることができます。 自然にテラスタルのたねポケモンが採用できるデッキタイプでは、特に採用したいエンジンのポケモンになるかなと思います。
特性「カーリーウォール」によって無色のたねポケモンが非常に硬くなるというポケモンです。
具体的には《テラパゴスex》が実質HP290になるため、「ロストインパクト」や「フレアストライク」といった280ダメージの攻撃を耐えることができます。 「カーリーウォール」は別のバッフロンがいることが条件になっているので、ワザ「ロストヘッド」を持った《バッフロン》を使う耐久系のデッキなども考えられるかもしれません。 ベンチに置けるポケモンは5匹までというポケカのルールを覆すすごいカードです。
同じく今回収録の《テラパゴスex》デッキにおいては、展開力の向上と打点上昇に繋がり、シンプルに相性が良さそうです。 「ステラミラクル」リリース前もハイスピードな環境のイメージがありましたが、このカードの登場によってゲームがさらに加速するかもしれませんね。
ワザ「バチュチャージ」で山札からエネルギーを加速できます。
枚数はなんと基本草・雷エネルギーを2枚ずつ、つまり最大4枚まで加速できるという、超ハイスペックなワザを持っています。
・テラスタルのポケモンで相手のポケモンを倒したらサイドを1枚多く取れる
相手視点では残りサイドを3枚→1枚とスキップさせることで《ブライア》の使用を回避することは可能ですが、サイドが3枚のタイミングで《ヨノワール》の特性「カースドボム」を使うことで残りサイド2枚の状況を作ることができ、一気にサイド枚数を逆転できます。 上手く決めて勝つことができたら気持ちいいタイプのカードだと思います。