12月6日(金)に発売されるハイクラスパック「テラスタルフェスex」に収録される《スボミー》によって、環境がどう変化するのか考察してみました。あくまで考察にはなりますが、新環境の読み物を探している方々の一助になれば幸いです。 他にもグッズロックができるポケモンは存在しますが、後攻1ターン目に使うのが難しいデザインにされており、多く使われることはありませんでした。
しかし、《スボミー》は先輩たちも目に涙を浮かべるほどの性能です。入れようと思えばどのデッキでも採用できるので、グッズロックがより身近なものになります。 グッズロックがどれほど強力なのかを改めて確認してみましょう。
・《ポケモンいれかえ》をはじめとした入れ替えカードが使えなくなる
・《すごいつりざお》など、リソースを回復するカードが使えなくなる
まず、ボール系統が使えなくなると、手札事故の範囲拡大という問題を引き起こします。
1ターン目は満足に動けなかったけど、2ターン目にボールからシステムポケモンにアクセス、《ペパー》からボールを持ってきて展開する、といった体験を誰しもした事があると思います。 最初に動けない手札が来てしまった際に、相手に《スボミー》を使われるとそのまま事故が継続して、お互いの盤面に差ができてしまい、そのまま負けることも発生します。 ワザ「むずむずかふん」にターンスキップ並みの効力があるといえますね。
同様に山札切れも起きるかもしれません。単純にエネルギーの素引きを要求されるので、ターンは稼がれそうですね。
以上の3つがグッズロックによって起きそうなことの代表例でしょうか。
どれも共通しているのは、《スボミー》によってターンを生み出されていること。本来起こるはずのない数ターンが生まれ、勝利を手繰り寄せてくれそうです。 この2つは環境から数が減ると考えています。代表的なのはこの2デッキですね。
今までのように《エネルギーつけかえ》から最速で攻撃ができず、エネルギーを3回手貼りして攻撃することが増えそうです。地味にドラゴンタイプのポケモンをトラッシュに送るのも大変そうですね。 《スボミー》にグッズロックされても、「かぜよみ」できるターンをもらえたと捉えることができます。 環境の高速化により「かぜよみ」できるターンが減ってしまったので、序盤に求められる要求を満たすことが難しく、勝率が落ち込みましたが、環境が遅くなればそこは解消できそうです。
また、ハイクラスパック「テラスタルフェスex」に収録されている《レジギガス》で強化を貰っているのもポイントです。 グッズロックされると《ふしぎなアメ》を使えなくなりますが、中間進化である《ドロンチ》の特性「ていさつしれい」で手札を潤沢にすることで、不自由なく動けます。 また、《ワタル》で進化ラインを持ってこれるため、グッズロックをされても盤面を広げやすいのも良い点です。 こちらも中間進化である《キルリア》の特性「リファイン」山札と手札を整える事ができるのが特徴。 今週末からついに《スボミー》が環境入りして、グッズロックが身近なものになることは間違いないので、今のうちに運用方法や対策方法を考えて見るのもおもしろいかもしれませんね♪ 《スボミー》が初登場した「ポケットモンスター ダイヤモンド」のポケモンずかんにはこう記されていました。 冬の 間は つぼみを 閉ざして 寒さに 耐える。春になると つぼみを 開き 花粉を 飛ばす。
まだ冬なのでやめてください……。Card Rush Pros のぶ(シミズ・ノブヒコ)でした!