Part1の続きを書いていこうと思います。Part1がまだの方はコチラ。
後半戦は記憶があいまいなところが増えてくるかと思いますがどうかご容赦をお願いいたします。
Part1で書き忘れた余談ですが、Round4で対戦したプレイヤーは日本語を勉強していてとても上手でした、対戦も日本語で行いました。
国の違うプレイヤーと世界大会で日本語で対戦することがあるとは思いませんでした。
通販サイト(https://www.cardrush-pokemon.jp/)
毎年トーナメントなどで名前を見るシンガポールのプレイヤーです。
名前で検索すると、海外大会での対戦動画がたくさん出てきます。
Game1 Lose
Clifton Gohと相手のプレイマットに書かれていて、すごいプレイマットだなと思いながら対戦がはじまりました。
ダイスロールに負けて後攻からスタート。相手のバトル場が《ジラーチ》で始まりました。 直後に非常に印象的というか衝撃的というか、びっくりしたプレイが発生しました。
プレイエラーによって間違ってトラッシュしてしまったわけでもなく、トラッシュをするという明確な意思が対戦相手から感じ取られました。
ここで様々な仮説をたて考えましたが、何故対戦相手が《ピカチュウ&ゼクロムGX》を場に置かなかったのか自分のプレイレベルではわかりませんでした。 「フルドライブ」をスタートとした動きしか自分のプレイの引き出しになかったからです。対戦相手は「デデチェンジ」からエネルギーが付けられずに番が返ってきましたが、こちらも事故気味の手札で《ジラーチ》に「どくえき」で番を返しました。 ここからお互いに2ターンくらい動きが悪く、向こうはエネルギーを付けてパス、こちらは《シロナ》を使ってパスといった感じにターンが進みます。 こちらのプランとしては1(バーストGX)+3(びっくりヘッド)+2(ベノムシュート)でサイドを6枚取るプランなのでこの《サンダー》が非常に厄介になります。 3と2の順序を逆にすることで《サンダー》を無視することもできますが、「ベノムシュート」の返しに《ビーストリング》を使ったポケモンが狙われてしまいます。 ・こちらが攻撃できる状態でTAG TEAM GXのポケモンが相手のバトル場にいることがない
・素直にプレイした場合、高い確率でGame2も同様にして負ける
ということに気がつきました。とても苦しい戦いです。
TAG TEAM GXのポケモンがバトル場で番を返すことがリスクとなるマッチアップであると理解した上でプレイを決めてきています。
サイドプランとしては1-1-1-3の4ターンが自分側には必要で、
その上で相手側は2-2-2の3ターンで勝ちにきているのでどこかで違うことをしなければいけません。
Game2 win
最初の7枚が弱めで動き出せないような手札であったことを覚えています。
・相手のサイドが4枚の時にこちらの場にGXがいない
を上手く行うことで、相手のサイドの進め方が2-1-2-1にならざるを得なくなります。
それはこちらにとって準備のターンが1ターン長くなることであり、《ビーストリング》を探しに行くターンを十分に確保できるということになります。 「自分が前のターンにエネルギーを2枚貼ってしまっていた」と。
指摘できていない自分にも責任があるのですが、エネルギーが確かに2枚貼られていました。
相手の名誉のために述べておくと、《サンダーマウンテン◇》が出ていたため《サンダー》にエネルギーを付ける必要はなかったですし、故意の行為ではなくプレイエラーであると自分は感じました。 相手はジャッジに説明をして、通訳を通してジャッジの方が「相手の説明に間違っている点はないか」と自分に確認を取り、それに応じるとジャッジの方がサイドペナルティ2枚の裁定をマニュアルに従って出しました。
《サンダー》を倒して残りサイドが4枚(取らなければいけないサイドは2枚)になりました。依然としてサポートやドローにつながるカードは引けていませんでしたが、後はバトル場に来たポケモンかベンチの《デデンネGX》を倒せば勝ちという状況になりました。 ここでまた問題が発生して、相手が「マッハボルト」120ダメージで《アーゴヨン》を倒してしまい、サイドを取ってしまったのです。 Game3 win
こちらが先に「バーストGX」を使ってしまうと相手にサイドプランをコントロールされがちになってしまうことから、後攻1ターン目の「バーストGX」が最適でないと判断したためです。
しかし対戦相手は《デデンネGX》を出さずに場を作り上げていたため、こちらの「ベノムシュート」でサイドを取るという方針が否定されました。 対戦相手:Zakary Krekeler 勝敗:WW
Day1から同じデッキで勝ち上がってきたプレイヤー。
後日談になりますが、自分とHenryの2人にしかこのプレイヤーは負けていませんでした。
なんというかそこも含めてマッチング運というものはあると思います。
配信での試合ですが、ほとんど何を考えていたかも含めて記憶にありません。
Game1で《べベノム》をそのターン中に《アーゴヨン》に進化してしまったプレイエラーも、Game2でジャッジから指摘を受けるまで気が付いていませんでした。 Game1 win
《メタモン◇》に1つダメージカウンターを置いておくことで相手に進化を要求することができます。しかしこのサイコパワーは後々の「ベノムシュート」で《マニューラGX》を圏内に入れる役割として使うことが最も価値の高い動きです。 《ニューラ》に3つ置いてしまうと、《メタモン◇》に進化を要求できなくなってしまいます。相手の立場に立って考えてみると答えがわかりました。 そこからはデッキシステム上有利になるので、勝つことができました。
Game2 win
「バーストGX」から入って1-3-2のサイドプランで考えていたら、対戦相手が《ダークライ◇》でそのまま「アビススリープ」を打ってきました。 ジャッジの介入が多く試合のテンポが悪かったですが、デッキは理想的に動けていたのでエネルギーを無視して事前のサイドプランを強行するか、
安全に《ダークライ◇》を倒すか難しい場面が生まれました。あの場面は今でもどちらが正解かわかりません。 実際の試合では《ダークライ◇》を倒してターン数がかかるが相手のできることを減らせる選択肢の方を選びました。 配信での試合が時間ギリギリまで対戦していたこともあってあまり休憩時間がありませんでしたが、最終戦の前の休憩時間はとても大切な休憩時間です。
Topcutのボーダーは5-1-1の勝ち点16点だろうという予測があり、対戦相手とID(インテンショナル・ドロー)をするか判断しなければいけない休憩時間でした。
仲間たちがオポを計算してくれていて、IDするとおそらく9位で残れないから対戦した方がよい、と。
(実際IDを選択していたら、おそらく9位でした 仲間たちには感謝しています。)
Game1 win
初手の7枚をみると《べベノム》2枚+エネルギー5枚でした。IDしとけばよかったかなと心を揺さぶられつつ対戦スタート。 TOPが《アーゴヨン》でエネを付けて番を返すと、相手は非常に驚いていましたが相手もエネルギーを付けて番を返してきました。 かなりラッキーな展開ですが、こちらもそれ相応に何も引き込めていないのでいい勝負です。
幸いバトル場でスタートできた《べベノム》が「どくえき」の方だったので毒にして番を返します。 こちらの《ヒードランGX》のGXワザで倒せるところでしたが、温存して「ヒートスタンプ」で130ダメージ。 1戦目で対戦相手のデッキに《フェアリーチャームUB》が何枚入っているかわかりませんでしたが、1枚はついたので確実に2試合目3試合目も存在することはわかりました。 Game2 Lose
サポも手札になく、動けるようになることなくサイドを6枚とられて負けてしまいました。
Game3 win
なかなか次の6エネルギーを作ることができず、GXでないポケモンをバトル場に出して時間を稼ぎます。
残りサイドは自分が3、相手が2まで追い詰められ事実上最終ターン。
相手の手札は10枚近くあったと思いますが、打たれたサポートは《マサキの解析》。ベンチのGX達が生き残って、自分の中で本来ないターンが返ってきました。 「チャージアップ」2回+手札からエネルギーで「びっくりヘッド」で勝利。あきらめなくてよかったです。
上位2卓はIDをしていて勝ち点が17点だったので、結果的に勝ち点18点で1位通過となりました。
個人的には少し有利くらいにとらえているマッチアップですが一般的に不利といわれている《カラマネロ》系のデッキとは、1戦も戦いませんでした。 Round5を除いて大方想定通りの試合であったことも、今年は流れが来てたのかなと思います。
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